介護に関するトピック

高齢者の献立を作る際のポイントや作り方のコツ<br>高齢者に合う食事とは

高齢者の献立を作る際のポイントや作り方のコツ
高齢者に合う食事とは

高齢者に合う食事とはどんなものでしょうか。今回は、高齢者の食事の献立を作るコツについてご紹介します。 石井 香代子 教授 福山大学 生命工学部 健康栄養科学科 管理栄養士、教員 日本給食経営管理学会、日本調理科学会、日本栄養改善学会ほか 岡山県立大学大学院 保健福祉学部研究科 栄養学専攻 修士課程修了 瀬戸内短期大学 食物栄養学科准教授(2002₋2008年3月) 福山大学 生命工学部 健康(生命 […]

脳から考える介護の力

脳から考える介護の力

東洋には、昔から心身一如という考え方があります。すなわち心と体は1つであるということ(心身一元論)を表す言葉です。1つかどうかは、ここではさておき、心と体は互いに影響しあって存在しています(この言い回しでは心身二元論になりますね)。 今回は、心と体を結びつけている重要な器官である「脳」をキーワードに介護と心身の関係について考えてみようと思います。 百田 貴洋 教授 植草学園大学 保健医療学部 医学 […]

人材不足の深刻化と若者の介護離れに打開策はあるのか

人材不足の深刻化と若者の介護離れに打開策はあるのか

若者の介護離れによる介護職員の人員不足が深刻化している。今回は、その現状と打開策について考察する。 中村 英三 教授 長野大学 社会福祉学部 社会福祉学科 博士(社会福祉学) 社会福祉法人法延会(養護老人ホーム静山荘・児童養護施設軽井沢学園)理事、軽井沢町社会福祉協議会理事 東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。 社会事業、地域福祉、施設運営を専門として研究を行う。 「わかりや […]

ピアサポートから生まれる介護の「知恵」介護と向き合いながら「依存」を見つめなおそう

ピアサポートから生まれる介護の「知恵」介護と向き合いながら「依存」を見つめなおそう

今回は、介護のケアと依存の新しいあり方になるヒントについてお伝えします。 倉田 誠 教授 東京医科大学 医学部 医学科 教員 日本文化人類学会、日本医学教育学会、日本生命倫理学会、障害学会、日本オセアニア学会 神戸大学大学院総合人間科学研究科を修了後、いくつかの大学の地域研究センターや看護学部での勤務を経て現職。20年以上にわたり南太平洋のサモア社会で現地調査を続けている。 東京医科大学では生命倫 […]

人生の最終章:あなたの理想的なエピローグ ― アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の視点で考えるー

人生の最終章:あなたの理想的なエピローグ ― アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の視点で考えるー

石橋 亜矢 准教授 福山平成大学 福祉健康学部 福祉学科 緩和ケア認定看護師、看護師、介護支援専門員、認知症ケア専門士、BLS等 佐賀大学大学院医学系研究科博士前期課程修了(看護学) 長崎国際大学大学院人間社会学部博士後期課程修了 学位:博士(地域マネジメント) 日本緩和医療学会、日本看護福祉学会、日本産業精神保健学会、日本在宅ケア学会、日本介護福祉教育学会、日本ケアマネジメント学会. 緩和ケア認 […]

「美味しく食べて健康に暮らす」:高齢者のための食事計画

「美味しく食べて健康に暮らす」:高齢者のための食事計画

毎日、健康に暮らすためには、食事・睡眠・運動の3つの要素が必要ですが、この中で、高齢者が美味しく食べて健康に暮らすための「食事」についてお話したいと思います。 狩野 恭子 助教 戸板女子短期大学 食物栄養科 管理栄養士、介護職員初任者研修終了 日本栄養改善学会、日本栄養士会 女子栄養大学を卒業後、公立病院にて栄養指導業務に従事。 聖徳大学助手、二葉栄養専門学校助教を経て十文字学園女子大学大学院人間 […]

介護の現場で働く外国人

介護の現場で働く外国人

介護の現場で働く外国人の姿があちこちで見られるようになりました。情報としては知っているものの、いざ介護施設で外国人と出会った時、どのようにコミュニケーションをとればいいのか不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。 不安の原因のひとつは「彼らのことをよく知らない」ということが考えられます。そこで、今回は介護の現場で働く外国人について紹介したいと思います。 山本 晃彦 特任准教授 流通科学大学 経済 […]

介護における生活歴の重要性

介護における生活歴の重要性

武田 千幸 教授 奈良佐保短期大学 生活未来科生活福祉コース 介護福祉士、社会福祉士 日本介護福祉学会 介護福祉士として奈良市内の特別養護老人ホームにて介護職員、生活相談員として勤務。その後奈良佐保短期大学にて介護福祉士養成に携わる。 介護の基本、介護過程、生活支援技術、介護実習等の科目を担当し、介護福祉士をめざす学生の指導を行っている。 介護の専門職である介護福祉士は、介護を展開するにあたって介 […]

災害時における在宅がん患者の看護

災害時における在宅がん患者の看護

吉岡 久美 准教授 九州看護福祉大学 社会福祉学科 看護師・介護支援専門員/教員 日本看護福祉学会、日本看護学教育学会、日本看護研究学会、日本看護学会日本老年看護学会、日本社会福祉学会、日本看護科学学会熊本大学医療技術短期大学部看護学科、オーストラリア公立ラ・トローブ大学健康科学学部看護助産学科高齢者学士編入コースを卒業後、熊本大学大学院保健学教育部博士後期課程で学ぶ。 熊本大学病院で看護師として […]

高齢者の皆さん、体重が減って来てませんか

高齢者の皆さん、体重が減って来てませんか

こんにちは。今日は、高齢者の方の体重減少 についてお話します。 一般的に生活習慣病の予防や管理には、意図的に体重を減らすことが1つの良い方法とされています。しかし、高齢者の方の場合、体重を減らさない、つまり体重の維持が重要になります。高齢期の体重減少による健康状態への影響についてお話をしていきます。 矢野 朋子 准教授 大手前大学国際看護学部・大手前大学大学院国際看護学研究科 保健師/教員 博士( […]

「わたし」を大切にしながら

「わたし」を大切にしながら

北村 光子 准教授 周南公立大学 人間健康科学部福祉学科 社会福祉士・介護福祉士・ケアマネジャー/教員 日本社会福祉学会・日本介護福祉学会・日本介護福祉教育学会長崎純心大学大学院博士前期課程 福祉文化研究科修了高齢者施設勤務経験後、介護福祉士教育を主として大学勤務。 研究テーマは、介護福祉。福祉文化。世代間交流。 1.人生100年時代 厚生労働省は、2022年の平均寿命を男性81.05(前年度81 […]

介護職のワーク・エンゲイジメント

介護職のワーク・エンゲイジメント

今回は、ワーク・エンゲイジメントという視点から、介護従事者のやりがい、働きがいについてお伝えします。 三岳 貴彦 准教授 滋賀文教短期大学 子ども学科 社会福祉士、福祉レクリエーション・ワーカー 日本福祉文化学会、日本体育・スポーツ・健康学会、舞踊学会 日本社会事業大学社会福祉学部卒業。日本女子体育大学大学院スポーツ科学研究科修了(修士/スポーツ科学)。 特別養護老人ホーム等での勤務を経て2007 […]

介護職の実践力の磨き方

介護職の実践力の磨き方

今回は、介護の仕事に従事している介護職がどのように実践力を磨いているのかについて、お伝えしたいと思います。介護の現場では介護福祉士や初任者研修修了者などの資格を持つ様々な年齢の人々が介護職として働いています。 現在は熟練者として介護の仕事をされている方も、介護の仕事について間もない新人のころは、熟練者のように介護の仕事をこなせたわけではありません。では、介護職は、どのような方法で熟練者となっていく […]

人材不足を補うために介護の未来を選び取っていく

人材不足を補うために介護の未来を選び取っていく

今回は、少子高齢化の進行が進む日本で、これから進化を遂げる未来を選び取っていくためのお話しをいたします。 竹並 正宏 教授 九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 日本介護福祉学会・福岡県介護福祉学会・日本観光学会 1956年、福岡県生まれ。岡山大学大学院文化科学研究科博士課程単位取得。韓国大邱大学校大学院・台湾国立師範大学に留学。 知的障害者施設・身体障害者施設・老人福祉施設勤務後、高校教 […]

施設入所高齢者のための家族によるサポート

施設入所高齢者のための家族によるサポート

介護老人保健施設での入所生活を送る高齢者の日常は、多くの場合、病院生活からの移行期にあります。この時期は、家族によるサポートが高齢者の健康維持と生活の質の向上に重要な役割を果たします。ここでは、施設入所高齢者を支える家族が取り組める具体的なポイントを紹介します。 田辺 将也 助教 群馬パース大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 修士(保健学)、理学療法士 日本予防理学療研究会、日本産業理学療 […]

介護とは何かを今考える

介護とは何かを今考える

介護を業務とする職種がはじめて成立したのは、1963年に制定された「老人福祉法」(昭和38年法律第133号)からである。その後、高齢化社会の進展により、2000年に介護保険制度が開始され、措置から契約へと移行し高齢者への介護サービスの質が一層問われることになった。介護保険制度の開始から24年が経ち、現在はサービスの質と共に介護人材の量を確保する必要に迫られている。 介護人材の確保の取り組みの一つに […]

リハビリテーションを継続している高齢者とご家族のために

リハビリテーションを継続している高齢者とご家族のために

現在、私は保健医療系大学で老年看護学を担当しています。人生の年輪を重ねた高齢者の皆様に、看護学生がどのように接すればよいか、また、高齢者特有の病気はいかにして起こるか、など実践を通して共に学んでいます。 リハビリテーションの対象は、摂食・嚥下、呼吸器、循環器、がんの終末期など実に多様ですが、今回は特に身体機能維持や回復のためにリハビリテーションが必要になった高齢者ご本人と、そのご家族の方々に向けた […]

「2040年問題」を見据えて介護福祉士養成制度をいかに構築するか<br>~ドイツの取り組みを参考に~

「2040年問題」を見据えて介護福祉士養成制度をいかに構築するか
~ドイツの取り組みを参考に~

来年、わが国は「2025年問題」に直面します。約800万人の団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になりますが、生産年齢人口の減少と相まって既に介護人材不足が表面化しています。その影響により、要介護高齢者等に対する介護サービスの提供に支障が生じ始めています。また、近年では更にその後の「2040年問題」(生産年齢人口の減少による介護人材不足の深刻化など)にも話題がのぼっており、介護人材の育成のほか、処遇 […]

家族介護における心構えについて

家族介護における心構えについて

現代における介護業界が抱える問題は深刻です。介護を家族が担う事も珍しくない世の中で「介護」にはどのような在り方が求められるでしょうか。 本コラムでは、現代における介護の問題点から、介護の在り方について紹介します。 岩舘 亜沙美 講師 八戸学院大学 短期大学部 介護福祉学科 介護福祉士/認知症介助士/認知症世界の歩き方公認ファシリテーター/高校教員(福祉) 日本介護福祉学会/日本介護福祉教育学会/日 […]

療養場所の決断に悩む高齢者と家族の気持ち<br>納得のいく療養先を決断するために

療養場所の決断に悩む高齢者と家族の気持ち
納得のいく療養先を決断するために

高齢者にとって、またはそのご家族にとって、人生の最期を迎える療養場所を決断する事は難しい問題です。本コラムではそれぞれが納得できる決断をするための手段や考え方について実際にあった例を交えて紹介していきます。 米山 美智代 准教授 富山福祉短期大学 看護学科 看護師/教員 認定看護管理者 日本臨床看護マネジメント学会理事 日本看護管理学会 日本老年看護学会 富山医科薬科大学大学院医学系研究科看護学専 […]

老いと変化を受け止めきれない家族の葛藤

老いと変化を受け止めきれない家族の葛藤

老いていく自身にも老いていく家族に対してもどのように受け入れていくか日頃葛藤をされてる方がたくさんいらっしゃると思います。そんなご自身とご自身の大切なご家族、みんなにとってベターな毎日を送れるように「老い」についての考え方などを紹介いたします。 伊藤 美加子 准教授 東大阪大学短期大学部介護福祉学科 博士(学術)/社会福祉士/介護福祉士/主任介護支援専門員 日本介護福祉学会/日本介護福祉教育学会 […]

高齢者介護と自殺の関係性

高齢者介護と自殺の関係性

日本では年間約2万件の自殺が報告されていますが、「介護・看護疲れ」を原因・動機とした自殺も後を絶ちません。介護をきっかけとした自殺や心中という悲しい事例を減らすためにはどうすれば良いのでしょうか。本コラムでは介護者・被介護者双方に焦点を当てたコミュニケーション方法や対策について解説します。 影山 隆之 教授 大分県立看護科学大学 看護学部 精神看護学研究室 日本精神衛生学会理事長、日本自殺予防学会 […]

理想的な介護の国はどこに?

理想的な介護の国はどこに?

理想的な介護の国はどこにあるのでしょうか?私がこれまで介護政策研究の対象にしてきた国々について、介護システムの特徴を光(長所)と影(欠点)の両面から明らかにします。以下記事の内容は、基本的に筆者がこれまでに出版してきた書籍からの引用ですが、データは最新の情報を調べ記載しています。 西下 彰俊 教授 東京経済大学 現代法学部 専門社会調査士 日本老年社会科学会、日本社会学会、日本社会福祉学会、福祉社 […]

介護の仕事、現場のリアルに迫る

介護の仕事、現場のリアルに迫る

読者の皆さんは「介護」に従事している方々に対してどのようなイメージを持っていますか?本コラムでは介護の仕事、現場のリアルに迫り、当事者の方々がどのような想いを抱えて介護に従事しているかを紐解きます。 坂井 敬子 准教授 和光大学 現代人間学部 心理教育学科 心理学専修 国家資格キャリアコンサルタント 日本キャリアデザイン学会,日本キャリア教育学会,産業・組織心理学会,など。 民間企業での人事職を経 […]

ソーシャルワーカーへの相談方法や相談できること

ソーシャルワーカーへの相談方法や相談できること

ここでは医療や福祉の分野で相談という方法で支援を担う、医療ソーシャルワーカー(Medical Social Worker、略称:MSW)について解説をします。 上原 正希 教授・所長 星槎道都大学 社会福祉学部・地域連携推進センター 社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員 日本福祉図書文献学会(理事)・日本ソーシャルワーカー協会(常任理事)・北海道ソーシャルワーカー協会(会長) 東北福祉大学大 […]

ヤングケアラーの実態と私たちができること

ヤングケアラーの実態と私たちができること

「ヤングケアラー」関連のCM、ポスター、記事などを目にした人は少なくありません。以下では、ヤングケアラーと支援の実態および、私たちができることを解説します。 楊 慧敏 助教 県立広島大学 保健福祉学部 社会福祉士・精神保健福祉士 日本社会福祉学会、社会政策学会、日本子ども家庭福祉学会等 同志社大学社会学研究科を修了し、社会学研究科外国人留学生助手として勤務後、県立広島大学所属、現在に至る。主に、ヤ […]

「介護疲れ」を軽減するためには

「介護疲れ」を軽減するためには

介護をしていると感じる「介護疲れ」。実体験を交えながら介護疲れへの対処方法をご紹介します。 武田卓也 教授 大阪人間科学大学 人間科学部 社会福祉学科 社会学博士 日本介護福祉学会 日本社会福祉学会 23歳から約14年間母親の家族介護を経験。その後、介護福祉士の養成に携わり、専門学校、短期大学を経て、2011年4月より大阪人間科学大学で教壇に立ち、後進の育成に尽力している。 介護のかたちの多様化と […]

地域包括支援センターと介護予防

地域包括支援センターと介護予防

介護の入り口に立ったみなさんに、地域包括支援センターの役割と介護予防について解説します。 川島典子 教授 福知山公立大学 地域経営学部 医療福祉経営学科 日本社会福祉学会、日本地域福祉学会、日本ソーシャルワーク学会、日本ジェンダー学会、日本NPO学会、日本地域政策学会、日本社会関係学会、日本計画行政学会 、会員など 1986年 同志社大学文学部社会学科社会福祉学専攻卒、元産経新聞大阪本社社会部記者 […]

親を施設に入れるのに罪悪感がある… 考え方を世代ごとに解説

親を施設に入れるのに罪悪感がある… 考え方を世代ごとに解説

親を施設に入れるときには罪悪感を抱えてしまう人は少なくありません。親の介護にあたり大事な考え方について世代ごとに解説します。 吉田輝美 教授 名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 社会福祉士・介護福祉士・公認心理師・米国NLP™協会認定NLP™マスタープラクティショナー・米国NLP™協会認定NLP™コーチ・ケースメソッド・インストラクター 日本高齢者虐待防止学会・日本社会福祉士会・日本介護福祉士会 […]

高齢者のデジタル活用と介護うつ予防~高齢者虐待防止をも鑑みて~

高齢者のデジタル活用と介護うつ予防~高齢者虐待防止をも鑑みて~

超高齢社会に伴い介護鬱になってしまう介護者の方が増えてきています。デジタルを活用した介護鬱、高齢者虐待防止の取り組みをご紹介します。 小川孔美 准教授 埼玉県立大学 保健医療福祉学部 社会福祉子ども学科 看護師・社会福祉士・介護支援専門員/教員 日本保健医療福祉連携教育学会・日本高齢者虐待防止学会・日本社会福祉学会 看護師としてかつて国立精神・神経センター国府台病院(現、国立国際医療研究センター国 […]