【図解】サ高住とは?│2タイプある!特徴・他施設種との違い・入居条件がわかる

【図解】サ高住とは?│2タイプある!特徴・他施設種との違い・入居条件がわかる
この記事でわかること
Q1. サ高住とはどんな住まいですか?

A. 高齢者住まい法に基づく登録制のバリアフリー賃貸住宅で、安否確認と生活相談のサービスが必ず付きます。2026年6月末時点で全国に8,312件・290,803戸が登録されています。
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Q2. サ高住の2つのタイプの違いは何ですか?

A. 一般型は外部の介護サービスを自分で契約して利用し、介護型(特定施設)は住宅の職員から定額で介護を受けます。生活の自由度は一般型、介護の手厚さは介護型が優れています。
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Q3. サ高住には誰が入居できますか?

A. 60歳以上の方、または要支援・要介護認定を受けた60歳未満の方が対象です。同居できるのは配偶者などに限られます。細かな受け入れ基準は住宅ごとに異なります。
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Q4. 入居を断られるのはどんな場合ですか?

A. 常時医療的ケアが必要な場合、認知症が進行している場合、連帯保証人を立てられない場合などに断られることがあります。基準は住宅ごとに異なるため個別の確認が必要です。
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Q5. サ高住の費用はいくらかかりますか?

A. 初期費用0〜数十万円+月額10〜25万円が目安です。ケアスル 介護の独自調査では、月額の中央値は16万6,000円、初期費用の中央値は12万円でした。介護サービスの自己負担は別途かかります。
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Q6. サ高住で介護保険は使えますか?

A. 使えます。一般型は訪問介護など外部サービスを1〜3割の自己負担で利用し、介護型は要介護度別の定額で職員の介護を受けます。家賃や食費は介護保険の対象外です。
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Q7. サ高住ではどんなサービスを受けられますか?

A. すべての住宅に共通で安否確認と生活相談が付きます。食事提供や家事支援はオプションで、介護は一般型が外部サービスとの個別契約、介護型が住宅の職員による提供です。
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Q8. サ高住で看取りまで対応できますか?

A. 住宅によります。訪問診療・訪問看護と連携して看取りに対応する住宅もありますが、対応できない住宅もあります。看取りを希望する場合は方針と実績の確認が必要です。
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Q9. サ高住の職員は夜間もいますか?

A. 登録基準で義務付けられているのは日中のケアの専門家の常駐です。夜間は緊急通報システムで対応する住宅が多く、介護型や独自に夜間職員を置く住宅もあります。
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Q10. サ高住はどうやって選べばよいですか?

A. まずタイプ(一般型・介護型)と費用総額、介護度が上がったときの対応を確認します。候補を絞ったら必ず見学し、職員の対応・夜間体制・退去要件をチェックしてください。
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サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは、安否確認と生活相談が付いた、高齢者向けのバリアフリー賃貸住宅です。

ただしサ高住は〈一般型〉と〈介護型〉の2タイプに分かれ、受けられる介護も費用も大きく異なります。

この記事では、タイプの違い・入居条件・費用・ケア内容を、表を中心に一目でわかる形で整理しました。

診断ツールで、ご本人に合う施設タイプもその場で確認できます。

所有資格:看護師
専門分野:病気の治療と生活支援・介護施設紹介

看護師として多岐にわたる臨床・介護現場を経験し、株式会社ナースビジョンを設立。介護環境の改善や運営支援に尽力。看護師のアセスメント力を武器に、医学的視点と相性を見極め、後悔しない施設選びを伴走支援します。詳しくはこちら

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【基本編】サ高住ってどんな施設?

特徴・位置づけ

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の設置目的
高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、バリアフリー構造の賃貸住宅に、安否確認(状況把握)と生活相談のサービスを備えた住まいを提供すること
サ高住_外観
サ高住は一見するとマンションのような見た目をしています。

出典:SOMPOケア そんぽの家S東寺 | ケアスル 介護

サ高住は、高齢者住まい法に基づき都道府県などに登録された賃貸住宅で、介護サービスの提供方法に応じて一般型・介護型の2タイプに分かれ、介護型は介護度が上がっても同じ住まいで暮らし続けやすくなっています。

また、老人ホームと違い賃貸住宅であるため、配偶者や60歳以上の親族などとの同居が認められています
「片方は元気、片方は要支援」といった夫婦でも一緒に住み替えやすく、二人入居向けの広めの居室を備えた住宅もあります。

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他の施設種と比べると、介護付き有料老人ホームより生活の自由度が高いことが特徴です。

同じく外部の介護サービスを使う住宅型有料老人ホームと比べても、賃貸借契約のため初期費用を抑えやすく、住み替えがしやすい住まいです。

見守りのある住まいで、自分のペースの暮らしを続けたい人に向いています(項目ごとの詳しい違いは次の比較表で解説します)。

2タイプは、こんなニーズの人に向いている
タイプこんなニーズの人に向いている
一般型自由度の高い暮らしを続けながら、見守りの安心もほしい向け。
自立〜介護度が軽い方が中心で、介護は必要な分だけ外部サービスを契約して使います。
介護型住み替えずに、定額で住宅の職員から介護を受けたい向け。
要支援・要介護の方が中心で、介護度が上がっても暮らし続けやすい住まいです(住宅数は少なめ)。

なお、特定施設の指定を受けた介護型はサ高住全体の約7%にとどまり、9割以上は一般型です(厚生労働省・2020年4月時点)。

そのため、単に「サ高住」というときは一般型を指していることがほとんどです。

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【表】サ高住2タイプ・住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホームの違い

検討の際に迷いやすい、サ高住2タイプと住宅型有料老人ホーム・介護付き有料老人ホームの違いを入居条件からケア・看取りまで一覧比較しました。

サ高住(2タイプ)・住宅型・介護付きの違い
比較項目サ高住住宅型
有料老人ホーム
介護付き
有料老人ホーム
一般型介護型
入居条件年齢60歳以上60歳以上60〜65歳以上60〜65歳以上
要介護度自立〜軽度要介護要支援〜要介護5自立〜要介護5自立〜要介護5
認知症対応
個別ケア介護サービス
看護サービス
生活自由度
同じ住まいでの住み続けやすさ
看取り対応

凡例:手厚い・標準で対応/対応できる(標準的)/限定的・住宅や程度による

※年齢は法定の入居対象(60歳以上、または要支援・要介護認定を受けた60歳未満)を指します。※看護の「◎」「○」は日中の看護職員配置を指します(24時間ではありません)。※介護・看護が「△」でも外部の訪問介護・訪問看護を利用できます。※認知症は症状の程度により入居可否が変わります(要相談)。※一般型は要介護度が上がると住み替えを検討する場合があります。

ここまでの比較を整理すると、サ高住と(介護付き・住宅型などの)老人ホームの主な違いは制度上の位置づけ・介護サービスの提供方法・費用構造の3つです。

サ高住は賃貸住宅介護付き有料老人ホームなどの老人ホームは福祉施設にあたり、手厚い介護サービスを受けられるのは老人ホームの方です。

サ高住と老人ホームの比較
施設種別介護サービスの提供方法入居金
(平均)
月額費用
(平均)
サ高住外部の介護保険サービスを利用44.1万円17.6万円
住宅型
有料老人ホーム
外部の介護保険サービスを利用69.7万円14.3万円
介護付き
有料老人ホーム
施設内のスタッフが直接提供(特定施設)346.1万円23.6万円

出典:ケアスル 介護 独自調査

ただし、住宅型有料老人ホームとサ高住は、介護サービスの使い方や生活の自由度がほとんど同じになる施設も多くあります。

看護師として様々な介護施設で高齢者ケアに携わってきた菅原さんも、サ高住と住宅型の違いについて次のように話します。

菅原一央_プロフィール画像
看護師 菅原一央
実際にそこで生活する入居者さんの立場で考えると、サ高住と住宅型有料老人ホームの違いは分からないと思います。
実際、運営する側の制度的な違いが少しあるぐらいで、生活する分には一緒なので、施設を探す時は同じものだと思って一緒に探した方が良いですね。

介護型サ高住が指定を受ける「特定施設」の仕組みは、以下の記事で詳しく解説しています。
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【入居条件編】サ高住は2種類!入れるのはどっち?

サ高住の2タイプ
タイプ特徴
一般型見守り付きの賃貸住宅。介護が必要になったら外部サービスを自分で契約する。自立〜介護度が軽い人が中心
介護型特定施設の指定を受け、住宅の職員が定額で介護を提供する。要支援・要介護の人が中心

2タイプ別の入居条件

2タイプ別の入居条件
項目一般型介護型(特定施設)
年齢60歳以上、または要支援・要介護認定を受けた60歳未満(同居は配偶者・60歳以上の親族などに限る)
要介護度自立〜介護度が軽い方が中心。重度の方は住宅による要支援・要介護の方が中心。自立の方の可否は住宅による
認知症軽度なら可の住宅が多い。進行している場合は難しい対応可の住宅が多い(程度により要相談)
支払い能力家賃などを継続して支払えること(年金額・預貯金などで確認される)
身元引受人連帯保証人・身元引受人が原則必要(保証会社を利用できる住宅もある)

社会福祉士であり元ケアマネジャーでもある桐島さんに、サ高住の入居条件について伺いました。

桐島慎治_プロフィール画像
社会福祉士 桐島慎治
要介護度が低く、自立度が高い方が対象になることが多いですね。
できることはご自身でやっていただき、できない部分だけ外部の介護保険サービスを利用していくというのが、一般的に望ましい形かなと思います。
実際の入居条件は各住宅が独自に設定していることが多く、同じタイプでも条件は異なります。
当てはまっても入居できる場合・できない場合があるため、必ず各住宅に確認してください。
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入居を断られるケース

サ高住は介護施設ではなく賃貸住宅のため、入居審査では「見守り付きの一人暮らしが成り立つ状態か」が軸になります。

とくに一般型は、看護職員の配置や夜間の職員常駐を前提としない住宅が多く、施設のような医療・認知症への対応力はそもそも持っていません。

本人の状態がこの「住宅の見守りの範囲」を超えていると判断されると、断られやすくなります。

【サ高住で入居を断られやすいケース】
たん吸引・経管栄養など、日常的な医療行為が必要な場合(看護師が常勤でないサ高住が多いため)
認知症が進行し、服薬・金銭・火の始末などの自己管理が難しい場合(一般型は軽度までが目安。介護型なら対応できるサ高住もある)
要介護度が高く、夜間も介助や見守りが必要な場合(夜間は職員がいないサ高住が多いため)
症状のある感染症にかかっている場合
暴力・暴言など、他の入居者との共同生活に支障がある場合
連帯保証人がいない、家賃の支払い能力を確認できない場合(賃貸借契約のため、一般の賃貸と同様の審査がある)
入居できるかはサ高住ごとの審査で個別に判断されます。
断られても、保証会社の利用や、体制の整った他のサ高住で受け入れ可能な場合があります。
自己判断せず住宅・ケアマネジャーに相談してください。

また、入居時だけでなく、入居後に心身の状態が悪化したときも、退去や転居を求められる場合があります
サ高住は自立した生活ができる方を想定した住まいのため、認知症の発症・進行で常時見守りが必要になった場合などは、契約の見直しや住み替えの相談になることがあります。

退去要件は各サ高住ごとに契約書・重要事項説明書で定められています。
「どんな状態になったら住み続けられないのか」を、契約の時点で必ず確認しておきましょう。

前北栞里_プロフィール画像
ケアアドバイザー前北
サ高住は、認知症の方の受け入れにはあまり積極的ではないケースが多いです。何かあっても手厚く対応するというよりは自己責任になってしまう部分があります
ただ、リスクを承知の上で、今元気に過ごせているからその生活を維持する方を選ぶ、という方もいらっしゃいます。
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【診断編】あなたに向いている施設タイプ診断

サ高住(一般型・介護型)、住宅型有料老人ホーム、介護付き有料老人ホームのうち、どのタイプがあなたの状況に合っているか、6つの質問で簡単に診断できます。現在の状態に最も当てはまるものを1つずつ選んでください。

質問 1 / 6
Q1. 現在の要介護度は?
Q2. 認知症の症状はありますか?
Q3. 入居後、どんな暮らしを望みますか?
Q4. 日常的に必要な医療ケアはありますか?
Q5. 看取り(終末期ケア)への対応は必要ですか?
Q6. 費用についての考え方は?
この診断は施設タイプ選びの目安です。
実際の適否は心身の状態や各住宅の受け入れ基準で異なるため、最終判断はケアマネジャー・施設に相談してください。

【費用編】サ高住の費用はいくらかかる?

概算と内訳

サ高住の費用は、初期費用0〜数十万円+月額10〜25万円が目安です。

家賃などの基本費用は立地・設備・運営法人などはサ高住ごとに決まるため、介護保険部分以外は住宅によって幅があります。

ケアスル 介護の独自調査では、サ高住の月額の中央値は16.6万円、初期費用(敷金など)の中央値は12.0万円でした。

 

介護付き有料老人ホームの月額費用(平均約24.2万円・中央値21.4万円)を示したグラフ
出典:ケアスル 介護 独自調査

 

また、サ高住の月額費用は、介護サービスそのものよりも家賃・食費・管理費など住まいに関する費用の割合が大きいことが一般的です。

家賃・管理費・食費・水道光熱費などの基本費用は、タイプではなく各サ高住ごと(立地・設備・運営法人)で決まります
同じタイプでも金額に幅があります。

詳しい費用の内訳やエリア別の相場については、以下の記事をご覧ください。

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介護保険が使える費用項目

月額費用のすべてに介護保険が使えるわけではありません。
使えるのは介護サービス費だけで、家賃や食費などは自費になります。

どの費用に使えるかを整理しました。

介護保険が使えるのはどの費用?
初期費用(敷金など)× 自費
家賃・管理費・食費・水道光熱費× 自費
介護サービス費 使える
生活支援サービス費・上乗せ介護費・保険外サービス× 自費

※介護保険が使えるのは介護サービス費だけで、自己負担は所得に応じて1〜3割。ほかは全額自費です(参考:厚生労働省)。

実際にかかる費用は、住宅や要介護度によって変わります。

下の費用シミュレーターで、条件を選ぶだけで月額費用の目安を試算できます。

サービス付き高齢者向け住宅の
費用シミュレーター
入居金
???万円
月額費用
???万円
選択した市区町村
老人ホーム全体の費用相場
入居金
???万円
月額費用
???万円
※費用はケアスル 介護の掲載施設から独自に集計した平均値です

【ケア編】サ高住で受けられるサービスは?

サ高住で必ず付くのは安否確認と生活相談の2つで、そのほかのサービスはタイプと各サ高住によって変わります。

2タイプ別│日常のケア内容と生活の自由度

受けられるサービスはタイプによって中身が変わります。

一般型で受けられるサービス
身体介護外部の訪問介護・デイサービスなどを自分で契約して利用(自宅と同じ使い方)
生活支援安否確認・生活相談は全住宅で標準(登録基準)。食事提供・家事・買い物代行はオプション(各サ高住による)
看護・健康管理訪問看護・訪問診療を個別に契約して利用
リハビリ通所リハビリ・訪問リハビリを外部利用
レク・サークル体操・趣味の会・季節行事など。実施の有無・内容は各サ高住による(参加自由)
福祉用具介護保険のレンタルを利用できる
保険外サービス食事提供・買い物代行・通院付き添いなど(別途費用・各サ高住による)

※黄色=サ高住で利用できるサービス(白は外部事業者と個別に契約して利用)

介護型(特定施設)で受けられるサービス
身体介護食事・入浴・排せつ介助を住宅の職員が定額で提供
生活支援安否確認・生活相談に加え、居室清掃・洗濯などを介護計画に沿って提供
看護・健康管理看護職員が健康チェック・服薬管理など(日中中心)
リハビリ・レク機能訓練指導員による機能訓練、体操・レクリエーション
福祉用具介護保険のレンタルは原則対象外(定額報酬に含まれる扱い。自費レンタル・購入・備品対応は住宅に確認)
保険外サービス買い物代行・通院付き添いなど(全額自費・住宅による)
介護型では、外部の訪問介護などは原則そのまま利用できず、各サ高住のケアに切り替わります。
また福祉用具は介護保険のレンタルが使えず、自費でのレンタルや購入になります。

あわせて気になるのが「入居後の生活はどのくらい自由か」です。

外出・外泊のしやすさや時間の縛りは、タイプによって大きく変わります。

タイプ別・生活の自由度
項目一般型介護型(特定施設)
時間の自由起床・就寝時間決まりはなく自分のペース介助・巡回に合わせ、おおむね各サ高住のリズムで過ごす
食事時間自炊・外食は自由。提供を頼む場合のみ提供時間に合わせる3食とも時間が決まっているサ高住が多い
レク・行事参加は完全に自由(実施はサ高住による)日課に組み込まれることが多い(強制ではない)
外出・外泊届け出程度で自由可能だが、事前連絡などのルールがある場合が多い
空間の自由見守りの距離感基本は干渉されず、安否確認と緊急時に対応してもらう距離感日中は職員が近くで見守り。夜間の体制は各サ高住による
食事場所居室・食堂を選べる(配偶者などとの同居も可)食堂でとるのが基本のサ高住が多い

※外出ルール・食事時間などの運用は各サ高住ごとに異なります。重視する点は見学時に必ず確認してください。

💡 補足:一般型の玄関は施錠されていないことが多い

一般型のサ高住はベースが通常の賃貸住宅のため、玄関が施錠されておらず、昼夜を問わず外出自体は自由な住宅がほとんどです。
活動的に暮らしたい人には大きな魅力ですが、認知症による外出時の見守りに不安がある場合は注意が必要です。
どちらに当たるかで評価が変わるポイントなので、本人の状態に合わせて確認してください。

前北栞里_プロフィール画像
ケアアドバイザー前北
サ高住は自由度が高いのが特徴です。中には施設から毎日仕事やアルバイトに行っている方もいますよ。
外出する場合は玄関の職員さんに声をかければいつでも出入りOKということが多いですが、外泊となると事前申請が必要になるなどのルールはあります。
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2タイプ別│医療・看取りの対応範囲

サ高住は医療機関ではないため、医療は外部の訪問診療・訪問看護との連携が基本です。
対応できる範囲はタイプと各サ高住の体制によって異なります。

体調不良や急変のとき、サ高住が行うのは原則〈異変の発見→救急車の要請→家族・かかりつけ医への連絡〉までです。
医療処置は医師・看護師にしか行えないため、看護職員のいない一般型では、サ高住の職員に処置まで求めることはできません。

安否確認の頻度や夜間の駆けつけ体制も各サ高住ごとに異なり、対応の速さには大きな差があります。

一般型の医療・看取り
対応できる医療ケア訪問診療・訪問看護で対応できる範囲(服薬管理・インスリン注射など。体制は住宅・事業所による)
看取り外部の訪問診療・訪問看護と連携して対応するサ高住もある(方針はサ高住による)
対応の限界夜間は職員がいない住宅が多く、常時の医療管理が必要な状態は難しい
介護型(特定施設)の医療・看取り
対応できる医療ケア日中は看護職員が健康管理・服薬管理などに対応(範囲は住宅の看護体制による)
看取り対応するサ高住もあるが、方針・実績はサ高住による
対応の限界看護配置は日中中心のため、24時間の医療管理までは行わない
【緊急時対応の「中身」は契約前に必ず確認を】
「24時間対応」と書かれていても、実際は緊急通報の受付のみで、夜間の駆けつけは警備会社というサ高住もあります。
夜間に居室で倒れた場合に「誰が・どのくらいの時間で・何をしてくれるか」を、重要事項説明書と見学で必ず確認してください。
たん吸引・経管栄養などの医療的ケアが必要な場合は、具体的な処置名を挙げて対応可否を確認しましょう。
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1位ライブラリ初石の写真満室

ライブラリ初石

株式会社リビングプラットフォームケア サービス付き高齢者向け住宅

★★★★☆4.2口コミ3件
自立要介護1〜5認知症可
● 千葉県流山市西初石1-772-1■ 初石駅最寄り

月額 10.9万円(入居金 9.2万円)+介護保険料

4.6万円1.0万円4.0万円1.3万円

個室 / 18m² / プランA

都市部からのアクセスも良い閑静な住宅街で、自分らしく生活いただけます
「ライブラリ初石」は、千葉県流山市の閑静な住宅街に位置するサービス付き高齢者住宅です。都市部へのアクセスがよく、ご家族様やご友人様が気軽に訪れやすい点が自慢。ご入居者様の生活の拠点となるお部屋は、プライバシーの守られた個室です。お部屋はもちろん、館内すべてがバ

2位ライブラリ淵野辺四丁目の写真満室

ライブラリ淵野辺四丁目

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★★★★☆3.9口コミ13件
自立要介護1〜5認知症可
● 神奈川県相模原市中央区淵野辺4-35-1■ 淵野辺駅最寄り

月額 10.5万円(入居金 8.2万円)+介護保険料

4.1万円1.9万円4.5万円0万円

個室 / 生活保護受給者

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「ライブラリ淵野辺四丁目」は、JR横浜線「淵野辺」駅からわずか500m、徒歩6分の便利な場所に位置しています。外観はグレーを基調とした壁と木製のよろいどが組み合わさり、モダンな雰囲気を醸し出しています。館内は木目調の明るいデザインで、心地よい雰囲気が広がってい

3位ル・ヴァンヴェール白鳥の写真満室

ル・ヴァンヴェール白鳥

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★★★★☆3.9口コミ4件
自立要介護1〜5認知症可
● 東京都葛飾区白鳥2-10-7■ お花茶屋駅最寄り

月額 17.9万円(入居金 0円)+介護保険料

7.3万円5.5万円1.8万円3.3万円

個室 / 18m² / 基本プラン

複数の介護事業所が併設。日常生活を多角的にサポートします
「ル・ヴァンヴェール白鳥」は、全116戸のサービス付き高齢者向け住宅です。医療的ケア対応型の複合福祉施設として、同敷地内で複数の介護・医療サービスを展開。定員25名の「リハビリ特化型デイサービス」、ケアマネージャーによる個別の介護計画を作成できる「ケアプランセ

4位寿らいふときわ台の写真満室

寿らいふときわ台

株式会社シノケンウェルネス サービス付き高齢者向け住宅

★★★★☆3.8口コミ3件
自立要介護1〜5認知症可
● 東京都板橋区東新町1-33-5■ 上板橋駅最寄り

月額 11.2万円(入居金 5.3万円)+介護保険料

5.3万円1.0万円0万円4.9万円

個室 / 16.60~17.01m² / プラン1(最低賃料)

介護・医療サポート体制が充実。安心して自由に生活できます
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5位シルバーホームさくら苑上柴の写真満室

シルバーホームさくら苑上柴

有限会社 システック サービス付き高齢者向け住宅

★★★★☆4.2口コミ2件
自立要介護1〜5認知症可
● 埼玉県深谷市東方4294-7■ 籠原駅最寄り

月額 10.0万円(入居金 0円)+介護保険料

4.2万円1.6万円4.2万円0万円

個室 / 18m² / Aタイプ

デイサービスセンターとヘルパーステーションを併設しています
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※掲載情報は2026年8月17日時点の「ケアスル 介護」掲載内容にもとづきます。空室状況・料金・入居条件は変わることがあるため、最新の情報は各施設ページでご確認ください。

【メリデメ編】サ高住のメリット・デメリット

まず他の施設種と比べたサ高住全般のメリット・デメリットを整理し、そのあと2タイプごとの違いを見ていきます。

次に、2タイプごとのメリット・デメリットです。

2タイプごとのメリット・デメリット
タイプメリットデメリット
一般型・生活の自由度が最も高い
・賃貸借契約で初期費用を抑えやすい
・介護をあまり使わない間は費用を抑えられる
・介護が重くなると住み替えの可能性がある
・介護利用が増えると費用が変動しやすい
・夜間は職員が常駐しないサ高住が多い
介護型・介護費が定額で見通しを立てやすい
・重度化しても住み続けやすい
・職員による介護と機能訓練を受けられる
・住宅数が少なく選択肢が限られる
・生活リズムの自由度は一般型より下がる
・介護をあまり使わなくても定額の負担がある
入居前に夜間の職員体制・看取り方針・退去要件(介護度が上がったときの扱い)を必ず確認しましょう。
個別の事情に合うかどうかは、ケアマネジャーにも相談してください。
関連記事
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の実態とは?対策についても解説
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の実態とは?対策についても解説

【比較編】サ高住が合わないと感じたら?

サ高住が合わないと感じたら、何がネックかに応じて他の施設も検討できます。

ニーズ別・他に検討できる施設
こんな場合(ネック)検討できる施設理由
要介護3以上で常時介護が必要介護付き有料老人ホーム・特別養護老人ホーム24時間の職員体制で常時介護に対応できるため
費用をできるだけ抑えたい特別養護老人ホーム・ケアハウス公的施設で、所得に応じた負担軽減の仕組みがあるため
認知症の症状が進んでいるグループホーム・介護付き有料老人ホーム認知症ケアを前提とした体制・見守りがあるため
看取りまで一つの施設で過ごしたい介護付き有料老人ホーム・介護型サ高住重度化しても住み続けやすく、看取り対応の施設を選べるため
自立していて設備・サービス重視住宅型有料老人ホーム・シニア向け分譲マンション共用設備や生活サービスの充実度が高い施設を選べるため

迷う場合は診断ツールの結果も参考にしてください。

▼ ここからは、もっと詳しく知りたい方向けの内容です

【1日の流れ編】サ高住入居後の生活は?1日のスケジュール

1日の過ごし方は、一般型と介護型で変わります。
一般型は自宅とほぼ同じ自由な生活、介護型は食事・入浴・機能訓練を中心にある程度規則的に過ごします。

【一般型の場合】
起床・食事・外出・就寝の時間は基本的に自由(食事提供を頼む場合は提供時間に合わせる)
訪問介護やデイサービスを使う日は、その時間だけ予定が入る
日中に1回以上の安否確認がある(方法は訪問・センサーなど各サ高住による)

【設備編】サ高住の設備・間取りは?個室と共用スペース

サ高住の設備・間取り
サ高住の1階の間取り図の例
サ高住の設備・間取り_2階
サ高住の2階の間取り図の例

出典:ヘーベルVillage 北浦和公園 | ケアスル 介護

サ高住の設備は、高齢者住まい法によりバリアフリー構造や安否確認のための機器の設置が義務付けられています。

また、エントランスや共用スペースなどがある施設も多いです。

施設全体の主な設備は以下の通りです。

施設全体の主な設備
エントランス・共用ロビー来訪者対応や、外出時に職員へ声をかける出入口。安否確認のための見守り機器が設置されている場合もある
個室(一般型)25㎡以上。トイレ・キッチン・収納・浴室・洗面をすべて個室内に完備
食堂・フリースペース食事や談話に利用する共用スペース。住宅によってレクリエーションにも使用される
共用浴室個室に浴室がない場合に利用する浴室。利用できる時間が決められている住宅もある
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サ高住_部屋
サ高住の部屋の例

出典:サービス付き高齢者向け住宅 にこにこライフ高松 | ケアスル 介護

 

一般的なサ高住の居室は個室で、広さは原則25㎡以上。トイレ・キッチン・収納・浴室を個室内に完備しています。
共同利用型の場合は広さ18㎡以上で、キッチンや浴室は共用になります。

個室タイプと設備
専用型(25㎡以上)トイレ・キッチン・収納・浴室・洗面をすべて個室内に完備
共同利用型(18㎡以上)キッチン・浴室・洗面は共用スペースを利用

サ高住の個室は賃貸住宅が基本のため、プライバシーが確保された設計になっています。

ただし住宅によっては部屋ごとにグレード・設備が違う、一部が共用になるといったケースもあります。

個室の設備は資料だけで判断せず、見学時に必ず確認しておきましょう。

【食事編】サ高住はどんな食事?

サ高住の食事はオプションで提供され、自炊・食事提供・外食を自由に組み合わせられるのが特徴です。

噛む力・飲み込む力や持病に応じた対応食を用意する住宅もあります。

出典:サービス付き高齢者向け住宅 マストクレリアン神楽坂 | ケアスル 介護

対応食の種類
常食通常の食事。栄養バランスに配慮した献立
きざみ食噛む力が弱い方向けに細かく刻んだ食事
ミキサー食・ソフト食飲み込む力が弱い方向けになめらかにした食事
療養食減塩食・糖尿病食など持病に応じた食事
とろみ対応飲み込みやすいよう飲み物などにとろみを付ける対応
対応できる食事の種類は住宅で異なります。
療養食や特別な食形態が必要な場合は、入居前に対応可否と追加料金を確認してください。

【リハビリ編】サ高住でリハビリは受けられる?内容と限界

サ高住のリハビリは、歩行や着替えなど日常動作の「維持・改善」が目的です。

受け方はタイプで異なり、一般型は通所リハビリ・訪問リハビリを外部利用します。
介護型は機能訓練指導員による機能訓練を定額サービスの中で受けられます。

リハビリの種類と内容
生活リハビリ食事・着替え・歯磨きなど日常動作そのものを訓練として行う
外部の通所・訪問リハビリ(一般型)デイケアや訪問リハビリを介護保険で利用。理学療法士などの専門職が担当
機能訓練(介護型)機能訓練指導員が体操・歩行訓練などを実施

多くの住宅では「現状維持」が中心です。

病院の回復期リハビリのような集中的・専門的なリハビリは受けられません。
在宅復帰を目指す集中的なリハビリは、老健(介護老人保健施設)の方が向いています。

【レク編】サ高住にはどんなレクリエーションがある?

体操・趣味のサークル・季節の行事などを行う住宅もありますが、実施の有無も内容も住宅によって大きく異なります

参加は任意の場合がほとんどです。

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【人員体制編】サ高住の職員は何人?夜間の配置と上乗せ介護費

職員体制はタイプで異なります。

一般型は登録基準によりケアの専門家が少なくとも日中常駐します。

介護型は特定施設として、法令で人員配置基準が定められています。

一般型の職員体制
日中ケアの専門家(社会福祉士・介護福祉士・看護師など)が常駐し、安否確認・生活相談を行う(登録基準)
夜間常駐の義務はなく、緊急通報システムで対応する住宅が多い(独自に職員を置くサ高住もある)
緊急時通報を受けて職員・警備会社などが駆けつける体制(仕組みは各サ高住による)
介護型(特定施設)の人員配置基準
介護・看護職員要介護者等3名に対し1名以上(3対1)
夜間帯の職員夜間も介護職員を配置(人数・体制は住宅による)
機能訓練指導員1名以上
生活相談員・計画作成担当者生活相談員と、ケアプランを作る計画作成担当者(ケアマネジャー)を配置

参考:介護保険制度の概要|厚生労働省

介護型の「3対1」は最低基準です。
手厚い住宅は基準以上の配置をし、その分を「上乗せ介護費」として介護保険外の全額自己負担で月額に加算している場合があります。
また一般型の「24時間対応」は夜間常駐とは限りません
夜間に誰が・何人いるのかを見学時に必ず確認してください。

【選び方編】サ高住はどうやって選ぶ?

後悔しない選び方のポイントと、見学で確認することをまとめます。

サ高住を選ぶポイント

すべての希望を満たす住宅は多くないため、「譲れない条件」を2〜3個に絞り込むことが大切です。

【選ぶときの5つのポイント】
タイプ(一般型/介護型)と入居条件が本人に合うか
月額の総額(家賃+管理費+食費+介護の自己負担)と初期費用
介護度が上がったときに住み続けられるか(退去要件)
医療体制(連携医療機関・対応できる医療的ケア・夜間の対応)
立地(家族が通いやすいか・本人の生活圏に近いか)

見学で確認すること

資料ではわからない部分こそ、入居後の満足度を左右します

【見学時のチェックリスト】
職員の人数・表情・入居者への接し方
居室・共用部の清潔さとにおい
食事の内容・対応食(きざみ食・療養食)の可否
夜間の職員体制、緊急通報の仕組みと対応フロー
月額に含まれるもの/追加料金・退去要件・原状回復の範囲
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【まとめ】サ高住はどんな人に向いている?

サ高住は、見守りと生活相談が付いた賃貸住宅で、自分らしい暮らしを続けながら必要な分だけ介護を使える住まいです。

まずはどんな住まいかを整理します。

【サ高住はこんな住まい】
高齢者住まい法に基づく登録制のバリアフリー賃貸住宅
安否確認と生活相談がすべてのサ高住に標準で付く
一般型は外部サービスを自分で契約、介護型は住宅の職員が定額で介護
賃貸借契約のため、初期費用を抑えて住み替えやすい
どんな人に向いている?
サ高住全体見守りのある住まいで、自分のペースの暮らしを続けたい人
一般型自立〜介護度が軽く、自由な暮らしと一人暮らしの安心を両立したい人
介護型要支援・要介護で、定額の介護を受けながら住み替えずに暮らしたい人(住宅数は少ない)

逆に、常時介護や24時間の見守りが必要な場合は、介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームが向くこともあります。

種類・費用・対応範囲を理解したうえで、ご本人とご家族にとって「譲れない条件」を2〜3個に絞って比較してください。

 

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