• 在宅介護
  • 【公開日】2024-11-29
  • 【更新日】2024-11-29

訪問介護に向いてる人は?向いてない人・ダメなヘルパーの特徴も解説

訪問介護に向いてる人は?向いてない人・ダメなヘルパーの特徴も解説

訪問介護に向いてる人は、以下のような能力を持っている人だと言えるでしょう。

  • 相手の心情に寄り添い、信頼関係を築いていく力
  • 利用者の在宅環境を観察し、適切に判断する力
  • 地域医療や家族と連携する力
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訪問介護に向いてる人は?

訪問介護職に向いてるかテストしてみよう

以下の質問に対し、「はい」か「いいえ」のどちらが近しそうか考えてみてください。

【第1問】
環境が急変しても、その状況下でどのように対応できるかを冷静に考え、臨機応変な対応ができる方だと思う。
【第2問】
状況や環境を観察し、細かな部分にも目を配りながらアウトプットに反映させるのが得意な方だと思う。

【第3問】
人と話すことが好きで、多方面から情報を集めたり、情報を共有したりしながら相互に連携するのが得意な方だと思う。

【第4問】
一人の状況でも迷わず迅速に意思決定したり、急な変更や対応にもスムーズに調整するのが得意な方だ。
これらの質問に対して自信を持って「はい」と答えられているのであれば、訪問介護職に向いている可能性が高いと言えるでしょう。

訪問介護に向いてる人の特徴

前述の質問の通り、訪問介護に向いている人の特徴は以下のようにまとめることができます。

  • 相手の心情に寄り添い、信頼関係を築いていく力
  • 在宅環境での観察力・判断力が高い人
  • 地域医療や家族との連携・コミュニケーションが得意な人
  • 自分をコントロールしながら業務を遂行できる人
特徴 訪問介護職で活きる点
相手の心情に寄り添い、信頼関係を築いていく力 デイサービスや介護施設とは異なり、利用者個人と一対一で接しながら介護を行うことが特徴。

そのため、利用者一人ひとりの心情を汲み取り寄り添いながら、密な信頼関係を築いていくことが必要となる。

在宅環境での観察力・判断力が高い人 訪問介護は、利用者一人ひとりの生活に寄り添った介護を行う仕事。

そのため、利用者一人ひとりの生活環境、家庭環境をよく観察し、計画に反映していく必要がある。

地域医療や家族との連携・コミュニケーションが得意な人 訪問介護では、利用者のご家族はもちろん、事業所やケアマネジャーなどと常に情報共有を行ったり、連携を行いながら、利用者に最適な介護サービスを提供することが求められる。
自分をコントロールしながら業務を遂行できる人 訪問介護の訪問先では、基本的に単独で業務を行う形となるため、一人で物事を判断し、スピーディな意思決定をしていくことが重要。

また、訪問介護は決まった時間、予定されている時間に訪問するが、急な予定変更が発生しやすいため、都度スケジュールを調整しながら進めていくことが必要となる。

重度訪問介護に向いてる人はどんな人?

訪問介護の中でも「重度訪問介護」では、重度の肢体不自由や知的障がい、精神障がいをもつ方に対し、日常生活のサポートを提供する介護サービスです。
そのため、重度訪問介護に向いている人は、第一に重度の障がいや病気に深い理解がある人であると言えるでしょう。
そのほか、重度訪問介護では、利用者は寝たきりの状態が続いているケースが多いため、排泄や入浴の介助が必要となることから、衛生管理を徹底する意識の高い人体力に自信のある人も重度訪問介護に向いていると言えるでしょう。

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訪問介護に向いてない人は?

逆に訪問介護に向いてない人としては、以下のような人が挙げられるでしょう。

  • 一方的な話し方をしがちで、相手の気持ちに寄り添うのが苦手な人
  • 柔軟な対応が求められる仕事よりも決まった作業をこなすのが得意な人
  • 物理的にも精神的にも、移動や環境変化によるストレスを感じやすい人

まず、訪問介護という職種において、利用者との関わりの中で必要なコミュニケーションを取ることが難しかったり、支持を聞き逃したりしてしまうことが多いと、この仕事を続けていくのは難しいかもしれません。

次に、訪問介護は利用者の希望や体調変化に応じて、その場の対応を柔軟に対応していくことが必要なため、定型的な作業に固執してしまったり、誰かの指示がないと冷静に対処することが難しい人も、訪問介護職は難しい可能性があります。

そのほか、訪問介護は利用者宅の訪問を回っていく形となるため、移動そのものに抵抗があったり、異なる環境変化に対してストレスを感じやすかったりする人も、訪問介護は難しいところがあるでしょう。

ダメなヘルパーの特徴は何ですか?

ヘルパーがやるべきこととやるべきではないことを判断するためのものとして、「介護保険内サービスかどうか」というものがあります。
例えば、家族のための家事やヘルパーがやらなくても生活に支障をきたさないものについては、介護保険で利用できる家事援助の対象ではないため、ホームヘルパーがやるべきことではありません
参考:厚生労働省「訪問介護サービスの生活援助の取扱いについて

そのため、「介護保険内サービスかどうか」の判断をせず、利用者のために介護保険外のサービスまで担ってしまうのは、ダメなヘルパーの特徴だと言えるでしょう。

介護保険外サービスに対しては、利用者やそのご家族に配慮しつつも、できないことはできないと正直に伝えられるのが良いヘルパーです。

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訪問介護で大変なこと・理不尽なこと

訪問介護で大変なこと訪問介護で理不尽なこととして話が挙がるものの一つとして、「利用者との価値観・感覚の違いによって精神的なストレスを感じる」というものがあります。

訪問介護で大変なこと・理不尽なことの事例

訪問介護利用者のお宅は持参のスリッパでも不安なほど汚い。ペットのフンなど落ちている。
家族が大変。
利用者は自宅と言う慣れてる場所なので施設より自分勝手
何か物が無くなったら必ず疑う。
まだまだ考えたら出てきます。

参考:Xの投稿より引用

こちらの事例のように、訪問介護では排泄や入浴の介助を行ったりするという点から、衛生的に良くないものの処理をしなければならないということが度々あります。
その際、衛生的に良くないものを処理する際に意見の食い違いが生じたり、それを丁寧に利用者に説明するということが難しかったりするケースもあります。
また、利用者は自宅という住み慣れた環境にいることから、訪問介護の職員の方となかなか価値観・感覚がすり合わない、もしくはすり合わせようとしないこともあります。
そうした状況の中で、時には理不尽な物言いをされてしまったり扱いを受けたりすることで、精神的なストレスが蓄積されるという方は多いようです。
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訪問介護に向いてる人に関するよくある質問

訪問介護の社員は1日に何件訪問しますか?

訪問介護の社員(常勤のホームヘルパー)の場合、1日の訪問件数は5件ほどとなります。

ただし、年齢の若いホームヘルパーを抱えている事業所などは、1日5件以上訪問するところもあります。

そのため、実際の訪問件数については、事業所に具体的に確認することが必要です。

訪問介護は若いヘルパーでもできますか?

訪問介護は若いヘルパーでもできます

訪問介護の現場は人手不足であり、平均年齢が60~70代の事業所も増えてきています。

きつい、汚い、給料が安いなどという理由から敬遠されることが多い職業になっていますが、若いヘルパーだからこそできることも多いと言えます。

例えば、訪問介護では、利用者の身体介助が発生することから、腰痛になりやすいなど身体的負担が大きい仕事だと言われています。

そのため、比較的体力のある若いヘルパーは重宝され、利用者やそのご家族からも大変感謝されることも多いでしょう。

また、訪問介護では利用者に対して一対一のサービスを行うため、若者特有の人懐っこさや環境適応能力、吸収力などを大いに活かしながら、まるで家族の一員になったかのように利用者一人ひとりに向き合うことができるでしょう。

このように、若いヘルパーだからこそできることであったり、若いヘルパーだからこそ感じるやりがいや大いにあると言えるでしょう。

訪問介護に向いてる人のまとめ

改めてになりますが、訪問介護に向いてる人は、以下のような能力を持っている人だと言えるでしょう。

  • 相手の心情に寄り添い、信頼関係を築いていく力
  • 利用者の在宅環境を観察し、適切に判断する力
  • 地域医療や家族と連携する力

訪問介護職を検討する上で、訪問介護に向いている人はどのような人なのかを知ることはもちろん、逆に向いていない人はどのような人なのかであったり、「なんとなく大変そう」ではなく、具体的にどういったところが大変なのかを正しく理解することがとても大切です。

本記事が、あなたが訪問介護について理解したり、訪問介護職を検討する上での助けとなっていれば幸いです。

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