介護保険施設とは?4種類の施設を一覧で見やすくまとめて紹介!

在宅介護エキスパート協会 代表
所有資格: AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士,社会福祉士,宅地建物取引士
専門分野:在宅介護,老後資金,介護施設全般

NEC 関連会社(現職)でフルタイム勤務の中、10 年以上に渡り遠距離・在宅介護を担う。両親の介護をきっかけに社会福祉士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナーなど福祉に直接的・間接的に関係する資格を取得。その経験や知識を多くの方に役立てていただけるよう「在宅介護エキスパート協会」を設立、代表を務める。詳しくはこちら

介護保険施設とは?4種類の施設を一覧で見やすくまとめて紹介!

心身ともに老化が進むと、介護の必要性は高くなってきます。高齢者の介護は自宅でも可能ですが、家族だけでの介護は難しく、大きな負担になってしまうことも少なくありません。そのため、少しでも家族の負担を減らし、より良い状態で介護を受けるには介護保険施設を利用することがおすすめです。

介護保険施設にはさまざまな種類があり、施設ごとに特徴が異なります。そのため、どの施設を利用すべきかは、それぞれの違いを正しく把握し比較して決めることが大切です。介護保険施設の種類や特徴の違いなどを知り、利用者に合った施設サービスを見つけましょう。

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介護保険施設の種類は?

介護保険施設とは、介護保険サービスとして利用できる公的な介護施設のことを指し、これは介護保険法で定められています。原則として介護保険サービスを利用できるのは、65歳以上の要支援、または要介護の認定を受けた人です。制度の範囲で利用できる介護保険サービスにはいくつか種類がありますが、介護保険施設は「要介護1以上」の方が対象のサービスとなります。

なお、具体的には、特養(特別養護老人ホーム)、老健(介護老人保健施設)、介護療養型医療施設、介護医療院の4種類が介護保険施設として定められています。

種類 特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 介護療養型医療施設 介護医療院
目的 自宅での生活や介護が難しい、常時介護必要者の受け入れ 機能訓練・リハビリを通じた日常生活の世話 医療管理下における、病状安定期の療養 要介護者への医療・介護・住居の提供
要介護度 3以上 1以上 1以上 1以上
費用 月額9~15万円 月額8~14万円 月額9~17万円 月額9~17万円
認知症
看取り
リハビリ

特養(特別養護老人ホーム)

特養とは

特養(特別養護老人ホーム)は、自宅での生活や介護が難しくなった人が入所できる介護保険施設です。

要介護3以上の認定を受けた要介護者が入所することができ、日常生活に必要な動作のサポートや食事や入浴、排せつなどの介護を受けることができます。

また、レクリエーションやイベントなどの支援も行われており、利用者が楽しく過ごすことができる仕組みが整っています。

なお、要介護度3未満の方でも、認知症の進行や精神障害、知的障害などにより生活が困難な人、家族や親族からの虐待が認められる人、単身世帯などで家族からの支援や地域の介護支援が受けられない人などは入所することができます。

老健(介護老人保健施設)

老健(介護老人保健施設)とは

老健(介護老人保健施設)は、自宅や社会への復帰を目的としたリハビリ支援が目的である施設です。

主に、病院から退院後のリハビリ目的で利用する方が多く、自宅復帰を目指してケアを受けることができます。

65歳以上で要介護1~5に認定された人が、老健(介護老人保健施設)の利用対象者です。要支援者は対象ではありません。

老健(介護老人保健施設)は、リハビリだけでなく、食事や入浴といった介護サービスも受けることができます。ただ、ほかの施設と比較して介護サービスが充実しているわけではない点には注意しておきましょう。

また、目的は社会復帰である以上、利用期間は3か月~6か月ほどと限られています。終身利用はできず、あくまで社会復帰が目的なので、老健の入所は通過点であると考えておくとよいでしょう。

介護療養型医療施設

介護療養型医療施設は長期療養を目的とした施設です。

介護サービスだけでなく、医師や看護師による医療ケアも受けることができ、医療・介護両方の環境が整っています。

65歳以上で要介護1~5の人が利用でき、重篤患者でも場合によっては入所できることがあります。65歳未満でも、特定の疾病により要介護の認定を受けている場合は施設の利用が可能です。

医療ケアを受けることができるため、急に容態が悪化した際もすぐに医療従事者の診断にかかることができ、その点では安心です。

ただ、長期療養を目的とした施設である分、レクリエーションやイベントなどの取り組みは多くない点には注意しておきましょう。

ただ、介護療養型医療施設はその特性上、介護なのか医療なのか見分けがつきづらいため、2023年度末で完全に廃止される予定です。

代わりに介護医療院、老健などの施設に変更されることが決まっています。

介護医療院

介護医療院とはどのような施設?特徴やかかるコストなどを解説

介護療養型医療施設に取って代わる施設として、2018年4月に新設されたのがこの介護医療院です。

要介護者の長期療養と生活支援を目的とした施設であり、医療ケアと介護サービスの両方が提供される施設なっています。

介護療養型医療施設と同じく、要介護1以上の方が入所することができます。

従来の介護療養型医療施設に比べて、生活支援の要素も強くした施設となっており、要介護者が長期間にわたって安心して暮らせるための仕組みが整っています。

また、介護医療院はⅠ型とⅡ型に分かれており、Ⅰ型は比較的重度な要介護者に対して医療・介護サービスを提供する施設で、Ⅱ型はⅠ型よりも軽度な要介護者に対して自立を支援するための施設になっています。

また「たくさん種類があってどれが良いか分からない」という方は、ケアスル介護への相談がおすすめです。

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介護保険施設は種類ごとに特徴が違う

多数の種類がある介護保険施設ですが、種類によって特徴は大きく異なります。施設がどのような介護を目指すのか、その方針も異なるため、施設ごとの違いは詳細に把握しておかなければなりません。

施設ごとの特徴やサービス内容、利用対象者などさまざまな情報を知ることで利用先は絞り込みやすくなります。理想とする条件から利用先を絞り込み、利用者の状態に合った介護保険施設をスムーズに見つけましょう。

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