お風呂の介護をする手順とは?環境整備の仕方と介護サービスも併せて解説

お風呂の介護をする手順とは?環境整備の仕方と介護サービスも併せて解説

お風呂に入るメリットは体の清潔を保ち、血行をよくするだけではありません。温かい浴槽に浸かってリラックスする時間は、高齢者にとっては心が休まる一時です。

多くの高齢者にとって、お風呂は食事と同じように「楽しみの一つ」であり、心身の健康を保つためには、なくてはならないものでしょう。しかしながら、介助者にとってお風呂の介護は、事故を防止するための気配りが必要になります。

介助者は気苦労が絶えず「お風呂で転倒しないか心配」「どうやってお風呂に入れればよいかが解らない」といった悩みを抱えているのではないでしょうか?介護を受ける高齢者も、お風呂に入るのには不安を抱えているはずです。

そこで今回は、お風呂の介護に不安を抱えるご家族と、高齢者がお互いに安心できるよう以下に焦点を当てて解説します。

  • 事故を防止するためのポイント
  • 入浴補助用具の選びかたとリフォームの事例
  • 自宅での入浴の手順
  • 入浴の際に使える介護サービス

ぜひ最後までご覧ください。

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お風呂の介護に注意するべき4つのポイント

お風呂の介護の際に、注意するべきポイントは以下の4つになります。

  • 入浴前に体調をチェックする。
  • 全身をチェックする。
  • 入浴中の事故に対する理解を深める。
  • ヒートショックに注意する。

高齢者の身の安全を守るために欠かせないポイントになります。介助者は高齢者から目を離さずに十分に注意して介助を行ってください。

それでは以下でポイントを細かく見ていきましょう。

体調のチェックを行う

体力が衰えている高齢者は、お風呂に入った場合に急な体調変化を起こす可能性があります。入浴前には体温・血圧・脈拍を測定し、「熱はないか?血圧は正常値か?」を確認しましょう。

また、顔色や声掛けに対する反応を観察し、「普段と変わった様子がないか?」忘れずに確認しましょう。体調の変化を見逃さないためにも、入浴中は高齢者のそばから離れないようにしてください。

全身のチェックを行う

普段服で覆われている部分には、介助者や高齢者自身も気付いていない怪我があるかもしれません。日常では服を着ている部分はチェックができないので、入浴中は高齢者の全身の状態を確認できるいい機会です。

高齢者が脱衣所で服を脱いだ際に、傷や皮下出血、湿疹などの皮膚の異常がないか、全身をくまなくチェックしましょう。

浴室で起こりやすい事故を理解する

浴室で起こりやすい事故は以下になります。

  • 転倒
  • 表皮剥離や皮下出血などの怪我
  • 発汗による脱水

浴室は床が水で濡れており、高齢者が転倒するリスクが高いので、介助者は十分に注意しましょう。

また、高齢者は加齢に伴って皮膚の細胞が減少し、皮膚が薄くなるため、皮膚を軽くぶつけるだけでも表皮剥離のリスクがあります。

さらに、高齢者が脱水になる恐れがあるので、注意して様子を観察しましょう。入浴中の事故に関する詳しい対策については、入浴介助の手順の項でご説明します。

ヒートショックに注意する

ヒートショックとは急激な温度の変化で体に負担がかかり、体調を崩す現象です。気温が低い冬季には、暖房器具で温かくなった居間から気温の低いお風呂に向かった際に、血管が縮み血圧が上がります。

その状態のまま浴槽に入ると血管が広がり、急激に血圧が下がります。血圧の変動により心臓に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすリスクがあります。

ヒートショックを防止するためには、脱衣場とお風呂の温度差を少なくしましょう。

具体的な対策は以下になります。

  • 脱衣場を暖房で温める
  • 浴室の床や壁に温水のシャワーをかけて浴室を温める
  • 湯舟に張るお湯は40度以下のぬるま湯にする
  • 浴槽に入る前には十分にかけ湯をして体を温める
  • 半身浴を心がける(高血圧や心臓に持病がある方は特に)
  • 入浴は気温が低い夜間を避け、暖かい時間帯に行う

以上を踏まえて、お風呂は介助者にとって「少し暑い」と感じるほどに温めておきましょう。

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お風呂の環境を整える

浴室は滑りやすく、段差が多いため、高齢者にとって事故が起きやすい環境です。入浴補助用具を活用し、浴室内のリフォームを行って、入浴しやすい環境を整えましょう。

環境を整えれば、高齢者はお風呂を移動する・浴槽をまたぐなどの、入浴時の動作がしやすくなり、安心して入浴ができるでしょう。介助者にとっては介護の負担の軽減になります。

入浴補助用具を活用する

介護度が要介護1以上であれば、介護保険を使って購入できる主な入浴補助用具は以下になります。

  • 入浴用いす
  • 浴槽内いす
  • 浴槽用手すり
  • 入浴台
  • すのこ
  • 入浴用介助ベルト

介護保険の給付対象外にはなりますが、入浴用の滑り止めマットも便利な入浴補助用具です。入浴補助用具の使い方とメリットを、以下で詳しく見てみましょう。

入浴用いす

「シャワーチェア」とも呼ばれる浴室用のいすです。脚力が低下して、床からの立ち上がりが困難な高齢者の方は、入浴用いすに座れば、洗身・洗髪などの動作が楽になるでしょう。

背もたれやひじ掛けがあるタイプのものを使用すれば、座位が安定しない方も安心して体を預けられるため、姿勢が安定します。

ほとんどの入浴用いすは座面の高さが設定できるので、高齢者に合った高さに調節して使用しましょう。

浴槽内いす

浴槽内いすとは浴槽の中に設置して使ういすです。深い浴槽に設置すれば、洗い場と浴室の床の高低差が無くなるため、浴槽に入りやすくなる・浴槽内から立ち上がりやすくなる、といったメリットがあります。

心臓に持病がある高齢者は、浴槽内いすに座れば、半身浴になり、体に負担をかけずに安心して入浴ができるでしょう。

浴槽用手すり

足腰が弱くなった高齢者が浴槽をまたぐ際には、片足を大きく上げる動作でバランスを崩しやすく、転倒のリスクがあります。浴槽用手すりを握って移動すれば、安心して浴槽内に入ることができるでしょう。

浴槽内に入ったあとも、浴槽用手すりを握れば、体が浮き上がらず、溺れるリスクを下げて、安心して入浴ができます。

浴槽用手すりは浴槽をはさみこむ形で固定でき、取り外しが容易なので、賃貸住宅でも利用できます。浴槽をまたぐ動作がしやすいので、浴槽の真ん中よりも、端の位置に設置し、高齢者の腕や背の高さに合ったものを選びましょう。

入浴台

入浴台はバスボードとも呼ばれます。ボード状の形状をしており、浴槽の端と端にかけて使用します。

浴槽をまたぐ動作がしづらく、動作に不安がある高齢者は、入浴台の上に座ったあとに、体を安定した状態で浴槽のほうへスライドさせて入浴しましょう。転倒のリスクが下がり、安心して浴槽に浸かれます。

入浴台を使用する際、高齢者は入浴台の上にできるだけ深く腰掛けましょう。浅く座ると体が前方に傾いて、入浴台ごと転倒する恐れがあります。介助者は必要があれば高齢者を支えて、安定した座位が保てるように介助しましょう。

すのこ

脱衣所と浴室の間に段差がある場合、すのこを浴室内に敷いて段差を解消しましょう。高齢者が段差でつまづくリスクを下げられます

プラスチック製のすのこと、木製のすのこがありますが、木製のすのこは乾燥しづらいため、高齢者にとって滑りやすいので注意が必要です。

使用後には風通しのよい場所に立てかけて、よく乾燥させてカビの発生を防ぎましょう。

入浴用介助ベルト

入浴用介助ベルトとは高齢者が立ち上がる際や移動する際に、介助者の負担を軽減するベルトです。

入浴時は高齢者が裸になるため、介助する際につかむ場所がありません。つかむ場所がないと、介助する側は思うように力を入れることができず、体を支える・持ち上げるといった動作に負担がかかります。

その点、高齢者が腰部に入浴用介助ベルトを装着していれば、介助者はベルトの取っ手をつかみ、安心して介助ができます。

入浴用の滑り止めマット

入浴用の滑り止めマットには、すのこと同じように浴室内に敷くマットと、浴槽内に敷くマットがあります。

浴槽内に滑り止めマットを敷けば、転倒を防止する効果があります。立ち上がる際に下半身に踏ん張りがきいて力が入るので、高齢者は浴室内からの立ち上がり動作を楽に行えるでしょう。

滑り止めマットの裏側には吸盤がついており、床に固定ができます。浴槽内の床に固定した場合、使用中に水の浮力で浮き上がる場合があるので、浴槽に水を入れる前に上からしっかりと圧をかけて固定しましょう。

浴室内のリフォームを行う

介護保険にはリフォームにかかった費用を最大18万円まで負担してくれる制度があります。入浴補助用具だけで安全な環境が整わなかった場合には、リフォームを行ってお風呂の中を安全な環境にしましょう。

主な浴室内のリフォーム例は以下になります。

  • 手すりの設置
  • 浴槽の交換
  • 扉の交換
  • 床材の交換
  • 浴室インターホンの設置
  • 暖房の設置

では以下で細かく見ていきましょう。

手すりの設置

脱衣場や浴室の中に、高齢者が移動する動線に合わせて手すりを設置すれば、歩行や動作の補助になり、転倒の防止になります。シャワーの脇に設置すれば、いすからの立ち上がりが楽に行えるようになります。

手すりを設置する際には、使用する高齢者にとって、「握ぎりやすい太さや形状であるか?」「身長にあった適切な高さはどこか?」を考慮して取り付ける位置を決めるようにしましょう。

浴槽の交換

もともと家に設置してある浴槽の中には、浴槽が深く、縁が高い浴槽があります。

浴槽が浅く、縁が浅いものに交換すれば、高齢者が自力でまたぎやすくなるため、転倒のリスクが減り、浴槽内で溺れるといった事故防止になるでしょう。

浅く長い浴槽に交換すれば、浴槽の中で高齢者が足をのばしてリラックスできますが、不注意で溺れるリスクにつながるので注意しましょう。

扉の交換

押して開けるタイプの内開きの扉は万が一、中で高齢者が倒れてしまった場合、体が引っかかって扉の開閉を妨げてしまうため、開けるのが困難になります。

外側に折りたためる折れ戸や、引き戸に交換すれば、緊急時にも家族が外から開けられるので安心です。さらに、脱衣所のスペースが広くなり、浴室へのアクセスが容易になるため、車いすでの介助もしやすくなるでしょう。

床材の交換

古い家の浴室に多いタイルの床は、濡れていると滑りやすいため、転倒のリスクが高い床です。冬場は冷えるため、ヒートショックのリスクを高める可能性もあるでしょう。

また、タイル自体が硬い素材なため、万が一上で転倒した際には大けがにつながる恐れがあります。

床材をリフォームする際は、以下のポイントを押さえて選ぶとよいでしょう。

  • 滑りにくい
  • 衝撃を吸収する
  • 乾きやすい
  • 防カビ性がある
  • 水はけがよい

タイルの床材から水はけがよく、防カビ性のある床にリフォームすれば、お風呂掃除が楽になるので介助者の手間の軽減にもつながります。

浴室インターホンの設置

一人で入浴ができる高齢者でも、家族が気が付かないうちに事故が起こるケースもあります。浴室インターホンを設置すれば、もしもの時に、浴室から家族を呼べる環境が整います。

暖房の設置

脱衣所や浴室に暖房を設置すれば、ヒートショックのリスクが軽減できます。

ただし、暖房の設置は介護保険制度を利用した住宅改修の対象外になりますのでご注意ください。

【自宅のお風呂で】入浴介助の手順とポイント

自宅のお風呂で入浴介助を行う場合の手順を説明します。入浴前の準備段階から、入浴後に高齢者が浴室から離れるまでの流れを理解しましょう。

自宅での入浴介助は流れを押さえると恐れる必要はありません。高齢者に声掛けをして、コミュニケーションをとりながら慌てず、リラックスして行いましょう。

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入浴前の手順とポイント

  1. 冬場ならばヒートショック防止のため、脱衣場は介助者が少し暑く感じるほどに暖房で暖めておきます。夏場ならば脱水症防止のため、クーラーで脱衣場の温度を下げるか、窓を開けて換気をよくしましょう。
  2. 脱衣場に高齢者の着替えを用意し、浴槽にお湯をはります。お湯は40度以下のぬるま湯が適温です。介助者は必ずお湯に直接触れて、自分の手でも温度を確認しましょう。浴槽に入った際に半身浴になるように、高齢者の心臓より下に来るほどの量に湯量を調節しましょう。
  3. 居室から浴槽までの導線の床や通路に「歩行に邪魔なものが落ちていないか?」「通路にぶつかりそうな危険なものはないか?」を確認し、高齢者を脱衣場に誘導します。介助者はすぐに手が届く位置に付き添い、必要ならば体を支えましょう。
  4. 脱衣場に誘導したら、いすに座ってもらい、コップ1杯程度の飲み物を飲んでもらうように促します。飲み終わったら、血圧・体温・脈拍を測定しましょう。
  5. 高齢者に衣類を脱いでもらいます。介助者は、いすに座った高齢者がバランスを崩さないように見守りながら、脱衣は自分で行ってもらうようにしてください。高齢者ができない部分だけ介助してくださいね。
  6. 「あざや怪我がないか?」高齢者の全身を確認しましょう。

血圧・体温・脈拍に異常がみられた場合や体調不良の訴えがある場合は入浴を控えましょう。

高齢者を脱衣所に誘導したあとには、安全のために見守りが必要になります。介助者はその場から離れられません。入浴が始まってから慌てないように、入浴前の段階でお風呂の環境整備をし、入浴に必要なタオルや着替えなどは、漏れがないように用意しておきましょう。

入浴中の手順とポイント

  1. 高齢者を脱衣所から浴室まで誘導します。手すりがあればつかまってもらい、必要ならば体を支えてください。浴室内は滑りやすいため、介助者は高齢者の手だけでなく、しっかりと腕全体を支えながら誘導しましょう。
  2. シャワーの温度を確認しながら、高齢者の心臓に遠い足元からお湯をかけます。「高齢者の体調に変化がないか?」を確認しながら、徐々に上半身にお湯をかけて、全身を温めましょう。
  3. 高齢者に体と髪を洗ってもらいます。できる部分は自分で洗ってもらい、背中や足の裏などの洗いにくい部分があれば、サポートしましょう。
  4. 体と髪を洗い終えたら、浴槽に誘導します。浴槽に手すりがあれば、高齢者に手すりをつかんでもらい、介助者は高齢者の腰を支えます。
  5. 浴槽に入る時間は5分程度が望ましいです。長くても10分を目安にして長湯は控えましょう。
  6. 浴槽から出る際にも手すりを持って、バランスを崩さないようゆっくりと立ち上がってもらいます。立ち上がりが難しい場合は、介助者も浴槽に入り、高齢者の背中から両脇の下に手を入れて、立ち上がりのサポートを行いましょう。
  7. 浴槽から出たら浴槽いすに座ってもらい、上がり湯をかけます。湯冷め防止のために、髪や体をバスタオルで軽く拭きます。
  8. 脱衣所のいすまで誘導しましょう。

高齢者の体は傷や皮下出血ができやすく、表皮剥離になりやすいため、介助をする際は力を入れすぎないようにやさしく洗いましょう。

入浴後の手順とポイント

  1. 転倒防止のために、足の裏の水分をしっかりと拭き取りましょう
  2. 高齢者にタオルを渡し、体と髪を拭いてもらいます。拭き残しがあれば、介助して全身の水分をしっかりと拭き取りましょう。
  3. 湯冷めをする前に、衣類を着てもらいます。必要があれば、着衣の介助をしましょう。
  4. 体調に変わりがなければ、居室に誘導して入浴終了です。

高齢者は若い方とは違い、脱水症になりやすいため、居室に誘導したあとにも水分を摂るように促しましょう。

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介護保険サービスを利用する

家族による入浴介助が不安ならば、プロに頼む手段もあります。

家族が介護疲れを起こす前に介護サービスを利用しましょう。

入浴に利用できる介護サービスには、自宅で受けられる介護サービスと自宅外で受けられる介護サービスがあります。以下で説明します。

自宅で受けられる介護サービス

自宅で受けられる介護サービスは「訪問介護」と「訪問入浴介護」の2つです。

「訪問介護」は介護スタッフが自宅を訪問して、入浴介助を行います。介助や見守りがあれば、自力で入浴ができる高齢者の方はこちらのサービスを利用するといいでしょう。

「訪問入浴介護」は自宅での入浴が困難な方のための介護サービスです。病気で体調の変化が激しい方、寝たきりの方などはこちらのサービスを利用しましょう。

「訪問入浴介護」は3名以上のスタッフが、自宅に専用の浴槽を持ち込んで入浴介助を行います。スタッフの内のひとりは看護師なので、安心して入浴ができるでしょう。

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自宅外で受けられる介護サービス

自宅外で受けられる介護サービスは「デイサービス」と「デイケア」の2つです。

「デイサービス」では入浴介助のほかにも、レクリエーションに参加して、ほかの利用者と交流ができます。昼食が用意され、介助が必要な方は食事介助も受けられます。

「デイケア」は医師に専門的なリハビリが必要だと判断された場合に利用ができる施設です。「デイサービス」のように入浴や食事の介助も受けられますが、「デイケア」は医療的なケアに力を入れています。専門家の指導により、高齢者本人に合ったリハビリテーションが受けられるでしょう。

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安全に無理なくお風呂の介護を実践しましょう!

自宅のお風呂で安心して介助をするためには、室内の環境整備が重要になります。介護補助用具を活用し、必要ならばリフォームをして、介助者と高齢者にとって安心できる浴室内の環境を整えましょう。

環境が整ったらあとは実践あるのみです。お風呂で起こる事故防止のポイントと、入浴介助の手順を学んで安全な介助を心がけましょう。

よくある質問

Q1.病気や怪我などで入浴ができないときはどうしたらいいですか?

A1.病気やけがなどの場合は無理に入浴をせずに、ベッドの上や居室にて清拭(せいしき)を行いましょう。清拭とは蒸しタオルで体を拭いて清潔に保つことです。コツを覚えれば誰でも実践できます。

Q2.父がデイサービスのレクリエーションの雰囲気になじめずデイサービスに行こうとしません。家族としてはお風呂だけでも入ってきてほしいのですが、入浴だけできるデイサービスもあるのでしょうか?

A2.デイサービスの中には入浴に特化したデイサービスもあります。

1日や半日の利用ではなく、入浴介護のみを受けられます。担当のケアマネージャーに相談してみましょう。

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