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親の介護に伴う影響とは?介護トラブルの原因や介護のあり方を解説

親の介護に伴う影響とは?介護トラブルの原因や介護のあり方を解説

今は元気に日常生活を送っている親であっても、高齢化とともに思うように体が動かなくなり、やがて介護が必要な時期がやってくるかもしれません。現実問題として親の介護は想像以上に大変であり、肉体的・精神的な負担が蓄積してストレスがたまっていきます。

親の介護問題に対して余裕を持って向き合うためには、親が元気なうちに、介護に向けて必要な準備をしておくことが大切です。

ここからは、親の介護に伴い発生する影響や起こりうるトラブル、介護に関する問題を未然に防ぐために行うべきことについて詳しく解説していきます。実際に介護生活に突入する前に、正しい知識を身につけて備えておきましょう。

親の介護が必要になる前に考えておくこと

まだ親が若く元気な段階では、日常生活において介護の必要性を感じることがほとんどありません。親の介護に対する考えを知る機会もなく、介護に関しても漠然とした知識しか持ち合わせていない方が多いのではないでしょうか。

しかし、親が高齢になるにつれて、徐々に身体的な問題を抱えるようになりやがて介護が必要になってきます。介護生活に入ると、これまでの生活とは一変することから、親の介護問題が生じる前に介護について真剣に考える時間を作る必要があるでしょう。

親に介護の考えを聞いておく

親の介護問題に対峙する際にまず取り組むべきことは、自分の親が元気な時に、介護について話し合いの場を設けておくことです。

元気な時に介護について話し合うことは、心理的に抵抗があり避けたくなるかもしれません。しかしまだ介護を必要としていない段階で、将来介護が必要になった際にどのような対応をして欲しいのか、介護に関する親の希望や考えを聞いておくことが大切です。

親と同居しておらず遠くに住んでいる方は、まとまった時間をつくることが難しいかもしれません。しかし、電話やオンラインを活用して話をすることは可能です。お互いが元気なうちに時間を確保し、できるだけ話し合う機会を持つことをおすすめします。

介護への知識を深めておく

一言で介護といっても、介護には様々な方法があり、介護をサポートするサービスが用意されています。実際に親の介護に向き合う前に、できるだけ多くの介護に関する情報を入手して把握しておくことで、心理的・物理的な準備が可能になると言えるでしょう。

実際に介護生活に突入すると、日々の介護の忙しさに追われ、介護に関する知識を得る時間もなくなることが予想されます。親の介護に向き合う前に、介護に関する知識を深めておくよう心がけましょう

兄弟で話し合う

兄弟がいる場合は、事前に兄弟間で話し合いの場を設け、実際に親に介護が必要になった際に兄弟でどのように介護に関わっていくのか、話し合っておくことをおすすめします。

話し合いの場では、誰が親の介護をするのかという役割分担の話をいきなりするのではなく、それぞれが抱えている親の介護に対する気持ちを正直に話し、お互いの考えを把握することから始めることが大切です。

遠方にいる兄弟や疎遠な兄弟などもいるでしょう。お互いの状況や気持ちを理解しながら、まだ余裕がある時期から時間をかけて最善な方法を探っていきましょう。

親の介護をめぐるトラブルとは

いざ親の介護に直面すると、これまで想像してなかった様々なトラブルが発生します。兄弟間のいざこざや金銭トラブルなど、介護を通して抱えている互いの不満や欲望がぶつかり合い、多くのトラブルを生み出すことになるのです。

ここでは、親の介護を巡る代表的なトラブルを3つ紹介します。いずれも親の介護をする人であれば誰にでも起こりうるトラブルであることから、事前に内容を把握しておくことをおおすすめします。

長男だから親の介護を押し付けられる

いまだに「親の介護は長男の妻がするべき」という日本の昔の風習や価値観を重視する家庭があります。ただ、長男だからといった理由で一方的に親の介護を押し付けられると、兄弟間に不公平感が生じてその結果精神的なストレスにつながる恐れがあるでしょう。

さらに、これまで良好だった兄弟家族間の人間関係にも支障が生じ、トラブルに発展する可能性があるのです。長男であることで介護の責任を負わせるのではなく、兄弟同士でしっかりと話し合いをする必要があると言えます。

金銭不足によるトラブル

介護生活にはお金の問題が付きものです。具体的には、オムツや介護用品、介護サービスの利用料金や医療費など負担はかさみ、たとえ保険が適用されたとしても金銭的な負担は避けることができません

親がこれまで蓄えてきたお金を介護費用に充てたとしても、介護が長期間に及ぶと次第にお金が不足することもあるので注意が必要です。親の介護に自らの生活費を充てる結果、自分たちの生活にも金銭的な負担が押し寄せる可能性があります。

このような金銭不足によるトラブルを避けるためにも、介護生活を始める前に親や兄弟とお金の問題について話しておくことをおすすめします。

相続に関するトラブル

親の介護の場面では、相続に関する兄弟間・親戚間のトラブルは付きものだと言えます。中には介護者が介護の延長で、実家を乗っ取ってしまうのではないかという不安を持つ方もいるようです。

介護をしている側は実際に介護を行うことによる精神的、肉体的、経済的な負担を負っていることから、介護を行なっていない兄弟に比べて相続の取り分も多くなるべきだと考える方も多くおられます。

親の財産が多ければ、相続トラブルが発生する可能性は高まります。相続に関しても事前に話し合いの場を持ち、互いの本音をぶつけることは大切です。

親の介護による影響

いざ親の介護に直面すると、実際の介護の負担だけでなく介護に関する様々な問題が発生します。お金の問題や時間の問題、精神的なストレスの問題など介護による影響はた多岐にわたり、介護をする側の日常生活も一変することが予想されます。

ここでは、親の介護の場面で生じる具体的な影響について解説していきます。

介護にかかる費用とは

親の介護を行うにあたり、様々な費用が発生します。特に介護サービスを利用するとその都度お金がかかることから、親や自分たちの経済状況をしっかりと把握した上で、予算に応じた無理のない介護生活を送る必要があるでしょう。

ここでは、代表的な介護サービスを依頼した際にかかる費用を紹介します。

介護サービスに依頼した場合

介護施設には「有料老人ホーム」や「特別養護老人ホーム」、「サービス付き高齢者向け住宅」などさまざまな種類の施設があります。それぞれの施設ごとに入居する対象者や果たす役割、かかる費用が異なります

有料老人ホームは「介護付き」「健康型」「介護型」と3種類あり、介護付きの老人ホームがもっとも金額が高く、入居の際の一時金として数百万円〜数億円かかります。さらに月々の費用として15〜35万円ほど支払う必要があることから、金銭的にある程度余裕がある方向けのサービスと言えるでしょう。

特別養護老人ホームに関しては、入居の一時金は発生しないものの、月々数万円〜十数万円のお金がかかります。有料老人ホームほどお金はかかりませんが一般的に人気が高く、入居待ちになる施設も多数あります。

在宅で受けられる介護サービスの場合

在宅介護には、主に「介護サービス」と「介護サービス以外」の費用が発生します。「介護サービス」では、デイサービスや訪問介護などの介護サービスを利用するごとに料金が発生します。

「介護サービス以外」の費用として、バリアフリーへの改修工事費用、オムツ代や福祉用具、介護用品の購入代金などが発生します。

介護に要する時間とは

親の介護がスタートすると、子供は自らの時間を削って介護に時間を充てる必要が出てきます。日常生活における食事や着替え、オムツの交換や汚物処理など、想像以上に時間を取られ自分の時間を確保することが難しくなるでしょう

また遠方に住んでいる場合には、実家に通う行き帰りの時間も発生します。介護を始める際は、状況により今の仕事や生活を見直す必要があるかもしれません。

ここでは、介護に要する時間をできるだけ少なくする具体的な方法について紹介します。

施設への介護サービスを依頼すれば楽になる

自宅での介護にこだわらず、施設に入居して介護サービスを受けると介護に費やす時間を大幅に減らすことが可能になります。

親が施設に入居してしまえば、具体的に家族の介護に費やす時間は「面会時間」のみであり、在宅介護の際に感じていた心理的な拘束もなくなることから、一気に精神的なストレスから解放されることでしょう。

在宅介護の場合は多くの時間を要する

在宅介護でのデメリットは、要介護者である親を見守る家族の時間的負担が必然的に大きくなることです。同居をしている場合は24時間介護ができる体制を整えておく必要があるため、介護をする家族の心理的なストレスは計りきれないものがあります。

在宅介護は、自治体や事業所などが提供する支援サービスを上手く活用することが自分の生活を維持する上で重要なポイントになります。デイサービスやヘルパー、訪問介護サービスなどを上手に利用して、自らの時間を確保するよう心がけましょう。

介護によるストレスへの影響とは

いったん介護がスタートすると、介護による精神的・肉体的なストレスが少しずつ蓄積されていきます。介護生活は何年間も続くことが多いことから、全て家族だけで介護を行うと精神的な負担は絶え間なく増えることになるでしょう。

介護によって生じるストレスを、家族はどう対処していけば良いのでしょうか。

介護サービスの利用で精神的な疲労はほとんどない

介護の負担を全て自分達が背負うのではなく、介護によるストレスを溜める前に様々な介護サービスを積極的に利用することをおすすめします。現在は様々な介護支援サービスが用意されており、介護のプロの手を借りることで家族の精神的な疲労やストレスは大幅に軽減されることでしょう。

さらに施設介護を選択すれば、家族は介護生活から解放されストレスがほとんどなくなります。予算や本人の意思などを考慮に入れながら、介護施設への入居も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

在宅介護での精神的疲労は大きい

一般的に在宅介護は、四六時中親を見守る家族の精神的負担が想像以上に大きいと言われています。在宅介護が長期間続いたり、親の要介護度が高くなるほど、家族にかかる身体的精神的負担は大きくなっていくのです。

具体的には、身体介護だけでなく、食事介助や入浴介助、衣服の着脱や服薬管理、排せつ介助などを長期間行うことになることから、家族にかかる身体的精神的負担は、徐々に蓄積して肥大化していくでしょう。

親の介護をするための方法とは

親の介護をする方の多くは介護の経験が少なく、専門的な知識を持っていないケースが多いでしょう。だからこそ、将来親の介護をする場面が到来することを念頭に置き、事前に介護に関する様々な情報を入手して備えておくことが大切です。

親を介護するための方法は、以下の2つに大きく分類されます。ここからは、それぞれの介護の具体的な中身とそれぞれの特徴について解説します。

  • 介護サービスの利用
  • 自宅での介護

介護サービスを利用する

親の介護が必要になった際は、家族側の選択肢として介護サービス付き老人ホームなどの介護施設に入居させる方法があります。

一旦介護施設に入居すると、専門的な知識や経験を有する介護士が介護の担当に付きます。プロからの手厚い介護を受けることができるのです。介護施設によっては看護師や医師などからの医療サポートが受けられる施設もあることから、持病がある方でも安心して生活を送ることができるでしょう。

さらに、これらの介護施設は24時間365日稼動しています。支援体制が十分に整えられているため、夜間や早朝などでも緊急対応してもらえる安心感があるでしょう。

しかし、手厚いサポートがある施設ほど、入居費や月額費用は高額になる傾向があります。現在の親の貯蓄を正確に把握して、予算の範囲内で利用できる施設を選びましょう。

自宅介護を選択する

自宅介護は、自宅で親と同居しながら家族が親の介護をする方法です。気心が知れた家族が介護を行うことから、介護を受ける親も気兼ねなく安心して生活を送ることができるでしょう。

しかし、介護をする家族にかかる肉体的・精神的なストレスは、時間の経過とともに想像以上に大きくなります。

負担を抱え込み過ぎると、介護を行うこと自体に支障が生じるため、状況に応じて適宜ヘルパーや訪問介護を利用するなど、外部の支援サービスを上手に取り入れながら介護生活を送る方も増えているようです。

慌てないよう早くから介護に備えておこう

今回は、親の介護や親の介護によって生じる様々な影響について解説しました。今はまだ元気な親であっても、やがて体力が衰えて介護が必要になる時がやってきます。その時になって慌てて様々なトラブルを抱えるのではなく、できるだけ早い段階から介護に関する備えをしておくことが大切です

現在は介護に関する支援サービスも充実しており、利用の仕方次第では家族の介護の負担を大幅に削減することも可能です。将来親の介護に直面する前に、今回の記事を参考にして入念に準備しておくことをおすすめします。

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