神奈川県で老人ホームを探すにあたって、リビングケア唯の郷が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、リビングケア唯の郷を検討している方に向けて、費用・入居者の傾向・評判・口コミを紹介していきます。
有料老人ホームは、終の住処を決めるための大切な場所です。家族のなかには「本当にここの施設でいいのか」と不安になってしまう方もいらっしゃるでしょう。
施設を検討するには、月々の費用や立地も重要ですが、実際の口コミも非常に大切です。人生の最後を任せる施設選びで後悔しないよう、本記事を参考にしてください。
リビングケア唯の郷とは
リビングケア唯の郷とは、神奈川県を拠点としている住宅型有料老人ホームです。厚木市・座間市・南足柄など、複数の市で施設を展開しています。
住宅型有料老人ホームとは、主に生活支援介護が利用できる施設サービスです。比較的介護度の低い方が多く、自立〜介護3までが大部分を占めています。しかし、施設によっては介護度の重い方でも受け入れているため、基準はさまざまです。
サービス提供の形態としては、居室を契約し、必要に応じて外部または会社で運営している介護サービスを提供する形となっています。適宜必要なサービスを組み立てられるため、費用面・サービス面において過不足ないのが特徴です。
リビングケア唯の郷は、住宅型有料老人ホームでも規模が小さい小規模型の老人ホームです。そのため各施設はそれほど大きくありません。つまり、ひとり一人に密着した介護が期待できるといえます。
運営母体である株式会社リビングケアは、住宅型老人ホーム以外にも複数の介護・看護事業を運営している大きな会社です。公式サイトはこまめに更新されており、施設で提供されているは毎月の献立も確認できます。
献立を見る限り、栄養バランスがとれ、かつバラエティーに富んだ食事が提供されているようです。
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リビングケア唯の郷評判・口コミのまとめ
リビングケア唯の郷の評判・口コミは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
外観や内装の印象 |
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職員や入所者の印象 |
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ケアの印象 |
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費用について |
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どのような人に向いているか |
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以下では、評判・口コミから分かるリビングケア唯の郷の良い点・気になる点について、詳しく紹介していきます。
リビングケア唯の郷の評判・口コミから分かる良い点
評判・口コミから分かる、リビングケア唯の郷の良い点は、以下のとおりです。
- 施設内が清潔に保たれている
- 入所者に対するケアが丁寧
- 何かあればすぐ連絡してくれる
それぞれの評判・口コミについて詳しくみていきましょう。
施設内が清潔に保たれている
リビングケア唯の郷には、清潔感を評価している口コミが多くありました。建物自体が新しいといった理由もありますが、日常的にこまめな清掃を心がけている結果ともいえます。
また、華美すぎない内装も評判がいいです。落ち着いた雰囲気があり、日常生活を送る上では申し分ない環境が整えられています。
感染症対策にも力を入れており、施設全体に抗菌コートを施し、接触感染を予防する対策が取られています。免疫力の低い高齢者は、感染症から大きな疾病に発展しかねません。その点の予防を徹底されているのは、うれしいポイントです。
入所者に対するケアが丁寧
スタッフによる対応の丁寧さも、高い評価を得ていました。施設のよし悪しはスタッフの対応によって変わるといっても過言ではありません。
いくら施設がきれいであっても、ソフト面のサービスがおろそかであれば、充実した生活は送れないでしょう。
その点、リビングケア唯の郷では、一人ひとりに寄り添ったケアを提供しています。認知症の方にも丁寧に対応しているようで「我慢強く接してくれるので助かっている。」といった口コミもみられました。
施設内の雰囲気は、老人クラブのように楽しそうな空気が漂っているようです。「和気あいあいとした雰囲気だった」といった口コミもみられています。
スタッフの人柄や介護に対する意識はもちろんのこと、小規模な施設だからこそ、より手厚い配慮が受けられるのではないでしょうか。
何かあればすぐ連絡してくれる
リビングケア唯の郷では、こまめな連絡を心がけています。その証拠に「何かあれば直ぐに連絡をくれるし勝手に決めたりしない」といった口コミが見られました。何かあればすぐ連絡をくれるのはとても大切なポイントです。
さらに「勝手に決めたりしない」といった点は、家族にとっても嬉しいのではないでしょうか。施設側の判断だけではなく、長年介護してきた家族にも意思確認をする点は、とても評価が高いです。
リビングケア唯の郷の評判・口コミから分かる気になる点
評判・口コミから分かる、リビングケア唯の郷の気になる点は、以下の通りです。
- 費用が少し高いと感じる方が多い
- 医療面でのフォローが少し不安
それぞれの評判・口コミについて詳しくみていきましょう。
費用が少し高いと感じる方が多い
評判や口コミのなかには、月額料金の高さが気になるといった方も見受けられました。しかし続けて「介護がしっかりとしているので、妥当な金額だと思う」といった意見も多数見られました。
月額費用が高いと感じつつも、費用対効果を実感できているのは、それだけ日々の介護がしっかりしている証拠です。
また、費用面だけに目を向けると、リビングケア唯の郷は、住宅型有料老人ホームの相場よりも若干低めの料金設定となっています。加えてケアに関する評判は高いため、費用に見合ったケアを提供してもらえていると捉えてもよいでしょう。
医療面でのフォローが少し不安
リビングケア唯の郷に対して、医療面でのフォローが少し不安だといった声がありました。しかしリビングケア唯の郷では、全体の施設を通して医療連携に力を入れています。何かあった際には、訪問看護や将門診療といった医療のサポートが提供可能です。
ただし、常時医療が必要となった場合は、対応できるケースが限られてくるでしょう。あくまでも住宅型施設サービスですので、不安な際は施設へ確認するのが確実です。
リビングケア唯の郷は他の施設と比較してどう?
評判は分かったとしても、費用面が難しければ入居まで踏み出せないことも多いでしょう。そこで本項では、費用・年齢・要介護度・男女比などの項目に分けて、ほかの住宅型有料老人ホームと比較していきます。
比較検討は、施設を決めるうえで重要です。ぜひ参考にしてください。
費用
住宅型有料老人ホームと、リビングケア唯の郷の費用を比較した結果は、以下の通りです。
月額費用 | 入居一時金 | |
---|---|---|
リビングケア唯の郷 | 13.7万円 | 12万円 |
住宅型有料老人ホーム | 19.5万円 | 354.3万円 |
リビングケア唯の郷は、同サービス形態の平均よりも低い料金設定であるのが分かります。安い老人ホームを探せばリビングケア唯の郷よりも低いところはあるでしょう。しかし住宅型有料老人ホームの相場からすると妥当な金額です。
口コミでもあるとおり、スタッフの介護には十分満足しているといった意見が多くありました。いくら月額費用が安い施設であっても、ケアの内容が不十分であれば「せっかく月額費用を払っているのに」と思ってしまうものです。
その点、リビングケア唯の郷では、相場よりも低い料金で、満足のいくケアを提供してもらっているととれます。
入所者の年齢
入所者の年利割合も、施設を決めるうえでは大切なポイントです。なぜなら、年齢層が高い施設へ70代の方が入所しても、コミュニケーションの相手がうまく作れず孤立してしまう可能性があるからです。反対も同じことがいえます。
そこで、有料老人ホームの年齢割合とリビングケア唯の郷での割合を比較してみました。
65歳未満 | 65歳以上 75歳未満 |
75歳以上 85歳未満 |
85歳以上 | 95歳以上 | |
---|---|---|---|---|---|
住宅型有料老人ホーム | 4.69% | 16.93% | 34.16% | 44.21% | 0.00% |
住宅型有料老人ホームでは85歳以上の方が多いといった結果になりました。対して、リビングケア唯の郷の平均年齢は82歳です。平均よりも若干年齢が若いことが分かります。
リビングケア唯の郷では、自立支援や残存機能の維持を目的としたケア内容が多いため、平均よりも若い入所者が多いのかもしれません。
要介護度
リビングケア唯の郷と住宅型有料老人ホームの介護度割合を比較しました。比較結果は以下のとおりです。
自立 | 要支援1 | 要支援2 | 要介護1 | 要介護2 | 要介護3 | 要介護4 | 要介護5 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リビングケア唯の郷 | – | – | – | 23.30% | 22.33% | 27.18% | 15.53% | 11.65% |
住宅型有料老人ホーム | 34.01% | 1.76% | 1.02% | 10.08% | 14.20% | 14.97% | 13.63% | 10.33% |
一般的には自立または介護度1・2が多い一方、リビングケア唯の郷では、介護度1〜3の方が多い傾向にあります。住宅型有料老人ホームは、介護度が比較的低い方向けの施設です。数値を見る限り、妥当な結果といえるでしょう。
とはいえ、介護度5の方を一切受け入れていないかと言われると、そのようなこともありません。リビングケア唯の郷は医療連携も整えられているため、施設の受け入れ状況によっては介護度5の方にも対応してくれているようです。
入居期間
入居期間とは、施設に入居してから退去するまでの期間です。退去する理由はいろいろあります。ご逝去の場合もあれば、住宅型有料老人ホームで対応できる状態ではなくなり、別の施設へと移る場合などです。
別の施設へ移る場合とは、例えば「認知機能が著しく低下し、認知症専門の施設に移る」「常時の医療行為が必要になり、療養型に移る」などがあげられます。一般的に、住宅型有料老人ホームの入居期間は、1年以上5年未満が多いです。
6ヶ月未満 | 6カ月以上 1年未満 |
1年以上 5年未満 |
5年以上 10年未満 |
10年以上 15年未満 |
15年以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|
住宅型有料老人ホーム | 13.65% | 15.82% | 50.79% | 15.10% | 3.29% | 1.36% |
せっかく入居したのに、すぐ退去してほしいと言われてしまっては、施設に入った意味がありません。高齢者にとって、環境の変化は心身状況にも影響する重要なポイントです。
その点、住宅型有料老人ホームでは、入居期間が1年以上5年未満と比較的長い期間過ごせることがわかります。リビングケア唯の郷も住宅他が有料老人ホームですので、平均的な入居期間に大きな変化はないでしょう。
ただし、高齢者はいつ何が発生するかわからないものです。入居数ヶ月で体調が変化し、緊急入院になるといった事態も起こりえます。そのようなイレギュラーな事態が発生しうる点も留意しておきましょう。
リビングケア唯の郷はどんな人に向いている?
これまでの評判・口コミ・データを踏まえると、リビングケア唯の郷は、比較的介護度の低い方に向いている施設といえます。独居するには心配だが、生活のすべてにおいて介護を必要としておらず、部分的に難しいところを手伝って欲しい方などがあてはまるでしょう。
もちろん、全面的に介護が必要な方を受け入れていないという訳ではありません。リビングケア唯の郷のなかには、介護度5の方がいらっしゃる施設もあります。入所を検討している方の介護度が重いのであれば、一度相談してみるのもよいでしょう。
リビングケア唯の郷は、施設の清潔さとケアの丁寧さが評価されている施設です。加えて、小規模型ですので、比較的一人ひとりに寄り添ったケアを期待できます。清潔な空間で、丁寧なケアを受けたい方は、候補の1つとして考えてみてもよいのではないでしょうか。
まとめ
神奈川県で施設を展開している、株式会社リビングケアの「リビングケア唯の郷」について解説してきました。「ケアが丁寧」「スタッフの対応がよい」「施設が清潔に保たれている」といった意見がある一方「料金が少し高い気がする」との声も見られています。
住宅型有料老人ホームの平均と比較したところ、リビングケア唯の郷は平均以下であり、比較的良心的な月額料金であることが分かりました。つまり、相応の費用でしっかりとしたケアを受けられる施設といえます。
神奈川県で施設を探されている方であれば、一度検討してみるのもよいのではないでしょうか。
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施設探しで公開したくない方は、ぜひ一度ご利用ください。
ピッタリの施設を提案します
施設の清潔さと、ケアの丁寧さに関する口コミが多いです。また、何かあった際にはすぐに連絡してくれるフットワークの軽さも評価されています。詳しくはこちらをご覧ください。
「費用が少し高く感じる」「医療面でのフォローが少し不安」といった意見がありました。とはいえ、リビングケアの月額料金は相場よりも低く設定されています。また、医療連携の体制も整えているため、ある程度は対応できるような仕組み化がされています。詳しくはこちらをご覧ください。