コラム一覧

高齢者の献立を作る際のポイントや作り方のコツ<br>高齢者に合う食事とは

高齢者の献立を作る際のポイントや作り方のコツ
高齢者に合う食事とは

高齢者に合う食事とはどんなものでしょうか。今回は、高齢者の食事の献立を作るコツについてご紹介します。 石井 香代子 教授 福山大学 生命工学部 健康栄養科学科 管理栄養士、教員 日本給食経営管理学会、日本調理科学会、日本栄養改善学会ほか 岡山県立大学大学院 保健福祉学部研究科 栄養学専攻 修士課程修了 瀬戸内短期大学 食物栄養学科准教授(2002₋2008年3月) 福山大学 生命工学部 健康(生命 […]

高齢者の口腔機能低下を防ぐためのケアの紹介

高齢者の口腔機能低下を防ぐためのケアの紹介

今回はいつまでも元気に健康でいられるよう、高齢者の口腔機能低下を防ぐためのケアについて紹介いたします。 田村 暢章 教授(医学博士) 明海大学 歯学部 病態診断治療学講座 高齢者歯科学分野 歯科医師/教授 日本口腔外科学会専門医・指導医、日本口腔インプラント学会専門医・指導医(代議員)、日本顎顔面インプラント学会専門医・指導医、日本口腔科学会認定医、日本口腔ケア学会評議員、日本老年歯科医学会代議員 […]

高齢者の意思能力と不動産取引

高齢者の意思能力と不動産取引

今回は、認知症による高齢者の意思能力と、不動産取引に関しての事例や制度を紹介いたします。 安藤 清美 教授 青森大学 社会学部 日本私法学会、日本家族〈社会と法〉学会、等 帝京大学大学院博士課程において、川井健教授(故人)の指導を受ける。 専門は民法(特に親族相続法)。 主な著書・論文は、『入門民法総則』法学書院、『民法総則・親族相続法』文教出版会、「判例評論第694号60」判例時報社、等がある。 […]

自分の人生の舵は最期まで自分で取る!

自分の人生の舵は最期まで自分で取る!

人生100年時代に突入した今、人生の主役である自分が生きたいように生きる、自分の人生の舵は最期まで自分で取る!これは、誰もが願うことです。 薬袋 淳子 教授 岐阜医療科学大学 看護学部 学部長 教授医学博士研究キーワード:在宅高齢者 認知症 健康寿命 日本エンドオブライフケア学会理事 山梨大学医学部社会医学講座、国際医療福祉大学を経て、岐阜医療科学大学に勤務し10年が経ちます。 人生の主役である自 […]

認知症による触法行為とその支援

認知症による触法行為とその支援

今回は、認知症による触法行為とその支援についてお伝えしていきます。 古川 隆司 教授 追手門学院大学 社会学部 教員 放送大学大学院博士課程修了。 保育士・介護福祉士養成校を経て2006年度より現職。介護福祉士。 「罪を犯した障害者・高齢者の社会復帰支援」に関する国の研究班に参加。   記憶障害を中核症状とする認知症は、周辺症状でさまざまな生活課題を起こすおそれがあります。その一つが万引きといった […]

脳から考える介護の力

脳から考える介護の力

東洋には、昔から心身一如という考え方があります。すなわち心と体は1つであるということ(心身一元論)を表す言葉です。1つかどうかは、ここではさておき、心と体は互いに影響しあって存在しています(この言い回しでは心身二元論になりますね)。 今回は、心と体を結びつけている重要な器官である「脳」をキーワードに介護と心身の関係について考えてみようと思います。 百田 貴洋 教授 植草学園大学 保健医療学部 医学 […]

人生 100年時代に対処する力<br>-Successful Agingを求めて-

人生 100年時代に対処する力
-Successful Agingを求めて-

今現在、先進国では、生まれてくる子供の50%超の確率で105歳以上生きるであろうと予測されている。我々の人生には「人生80年」ではなくして「人生100年」で設計し直す必要が喫緊の課題なのである。 今回は「人生100年時代」に対処する力という観点について解説します。 伊東 眞理子 特任教授/社会福祉学部長/同大学院研究科長 東京福祉大学 社会福祉学部 経済社会学会:常任理事、茶屋四郎次郎記念学術学会 […]

レクリエーションについて

レクリエーションについて

「レクリエーション」と聞いてどんなことが浮かぶでしょうか。日本語訳として使われる「余暇活動」として学生に聞くと「余暇」がわからなくて混乱してしまいます。中高年の方に尋ねると「ソング、ダンス、ゲーム」という方が多くいます。これらを小、中学校時代に体験した方は多いからではないでしょうか。 三好 明夫 特任教授 AKIO MIYOSHI 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 生活環境学科 博士(社会福 […]

人材不足の深刻化と若者の介護離れに打開策はあるのか

人材不足の深刻化と若者の介護離れに打開策はあるのか

若者の介護離れによる介護職員の人員不足が深刻化している。今回は、その現状と打開策について考察する。 中村 英三 教授 長野大学 社会福祉学部 社会福祉学科 博士(社会福祉学) 社会福祉法人法延会(養護老人ホーム静山荘・児童養護施設軽井沢学園)理事、軽井沢町社会福祉協議会理事 東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。 社会事業、地域福祉、施設運営を専門として研究を行う。 「わかりや […]

認知症高齢者グループホームで生活している高齢者と家族が考えているよい看取り

認知症高齢者グループホームで生活している高齢者と家族が考えているよい看取り

今回は、よい看取りとはなにかを認知症高齢者グループホームで生活してる高齢者と家族への調査からご説明いたします。 木村 典子 教授/学科長 愛知学泉短期大学 生活デザイン総合学科 看護師 日本認知症ケア学会 名古屋大学医学部附属病院にて看護師として従事し、その後、トヨタ看護専門学校にて老年看護領域の専任教員を経て、愛知学泉短期大学 生活デザイン総合学科にて現職。 数年にわたり行ってきた研究から、よい […]

ピアサポートから生まれる介護の「知恵」介護と向き合いながら「依存」を見つめなおそう

ピアサポートから生まれる介護の「知恵」介護と向き合いながら「依存」を見つめなおそう

今回は、介護のケアと依存の新しいあり方になるヒントについてお伝えします。 倉田 誠 教授 東京医科大学 医学部 医学科 教員 日本文化人類学会、日本医学教育学会、日本生命倫理学会、障害学会、日本オセアニア学会 神戸大学大学院総合人間科学研究科を修了後、いくつかの大学の地域研究センターや看護学部での勤務を経て現職。20年以上にわたり南太平洋のサモア社会で現地調査を続けている。 東京医科大学では生命倫 […]

人生の最終章:あなたの理想的なエピローグ ― アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の視点で考えるー

人生の最終章:あなたの理想的なエピローグ ― アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の視点で考えるー

石橋 亜矢 准教授 福山平成大学 福祉健康学部 福祉学科 緩和ケア認定看護師、看護師、介護支援専門員、認知症ケア専門士、BLS等 佐賀大学大学院医学系研究科博士前期課程修了(看護学) 長崎国際大学大学院人間社会学部博士後期課程修了 学位:博士(地域マネジメント) 日本緩和医療学会、日本看護福祉学会、日本産業精神保健学会、日本在宅ケア学会、日本介護福祉教育学会、日本ケアマネジメント学会. 緩和ケア認 […]

「美味しく食べて健康に暮らす」:高齢者のための食事計画

「美味しく食べて健康に暮らす」:高齢者のための食事計画

毎日、健康に暮らすためには、食事・睡眠・運動の3つの要素が必要ですが、この中で、高齢者が美味しく食べて健康に暮らすための「食事」についてお話したいと思います。 狩野 恭子 助教 戸板女子短期大学 食物栄養科 管理栄養士、介護職員初任者研修終了 日本栄養改善学会、日本栄養士会 女子栄養大学を卒業後、公立病院にて栄養指導業務に従事。 聖徳大学助手、二葉栄養専門学校助教を経て十文字学園女子大学大学院人間 […]

介護の現場で働く外国人

介護の現場で働く外国人

介護の現場で働く外国人の姿があちこちで見られるようになりました。情報としては知っているものの、いざ介護施設で外国人と出会った時、どのようにコミュニケーションをとればいいのか不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。 不安の原因のひとつは「彼らのことをよく知らない」ということが考えられます。そこで、今回は介護の現場で働く外国人について紹介したいと思います。 山本 晃彦 特任准教授 流通科学大学 経済 […]

介護における生活歴の重要性

介護における生活歴の重要性

武田 千幸 教授 奈良佐保短期大学 生活未来科生活福祉コース 介護福祉士、社会福祉士 日本介護福祉学会 介護福祉士として奈良市内の特別養護老人ホームにて介護職員、生活相談員として勤務。その後奈良佐保短期大学にて介護福祉士養成に携わる。 介護の基本、介護過程、生活支援技術、介護実習等の科目を担当し、介護福祉士をめざす学生の指導を行っている。 介護の専門職である介護福祉士は、介護を展開するにあたって介 […]

災害時における在宅がん患者の看護

災害時における在宅がん患者の看護

吉岡 久美 准教授 九州看護福祉大学 社会福祉学科 看護師・介護支援専門員/教員 日本看護福祉学会、日本看護学教育学会、日本看護研究学会、日本看護学会日本老年看護学会、日本社会福祉学会、日本看護科学学会熊本大学医療技術短期大学部看護学科、オーストラリア公立ラ・トローブ大学健康科学学部看護助産学科高齢者学士編入コースを卒業後、熊本大学大学院保健学教育部博士後期課程で学ぶ。 熊本大学病院で看護師として […]

パーキンソン病患者の嗅覚障害とその対策

パーキンソン病患者の嗅覚障害とその対策

最近、パーキンソン病の嗅覚障害がクローズアップされている。しかし、パーキンソン病では、運動症状・ON-OFF現象・ジスキネジア・不眠などいろいろな症状があるので、嗅覚障害など大した問題とは感じないというような患者も多い。つまり、においに関しては直接生命にかかわる問題ではないため、嗅覚障害をさほど大きな問題とは捉えていない患者も少なからず存在する。 しかし、よく話を聞くと食事面・安全面・衛生面・情緒 […]

高齢者の皆さん、体重が減って来てませんか

高齢者の皆さん、体重が減って来てませんか

こんにちは。今日は、高齢者の方の体重減少 についてお話します。 一般的に生活習慣病の予防や管理には、意図的に体重を減らすことが1つの良い方法とされています。しかし、高齢者の方の場合、体重を減らさない、つまり体重の維持が重要になります。高齢期の体重減少による健康状態への影響についてお話をしていきます。 矢野 朋子 准教授 大手前大学国際看護学部・大手前大学大学院国際看護学研究科 保健師/教員 博士( […]

「わたし」を大切にしながら

「わたし」を大切にしながら

北村 光子 准教授 周南公立大学 人間健康科学部福祉学科 社会福祉士・介護福祉士・ケアマネジャー/教員 日本社会福祉学会・日本介護福祉学会・日本介護福祉教育学会長崎純心大学大学院博士前期課程 福祉文化研究科修了高齢者施設勤務経験後、介護福祉士教育を主として大学勤務。 研究テーマは、介護福祉。福祉文化。世代間交流。 1.人生100年時代 厚生労働省は、2022年の平均寿命を男性81.05(前年度81 […]

無縁社会で老後を生き抜く<br>~キーワードは「健康と体力」「生きがい」「仕事」、そして「つながり」~

無縁社会で老後を生き抜く
~キーワードは「健康と体力」「生きがい」「仕事」、そして「つながり」~

今回は、無縁社会で老後を豊かに生きていくためのコツについてお伝えします。 川上 富雄 教授 駒澤大学 文学部 社会学科 社会福祉士・防災士 日本社会福祉学会、日本地域福祉学会、ほか 1990年同志社大学文学部卒業、岡山県社会福祉協議会、広島県社会福祉協議会、日本社会事業大学、川﨑医療福祉大学勤務を経て2009年より現職。その間、1994年日本社会事業大学大学院修士課程修了、2008年日本社会事業大 […]

サクセスフル・エイジングについて

サクセスフル・エイジングについて

寿命の伸展により、「いかに長生きするか」から「いかに生きるか」への質を問うようになりました。今回は、サクセスフル・エイジングエイジングについて紹介いたします。 笠原 幸子 教授 四天王寺大学大学院 人文社会学研究科 社会福祉士・介護福祉士 日本社会福祉学会・日本介護福祉学会 大阪市立大学大学院を卒業後、学校法人玉手山学園関西医療技術専門学校に4年間勤務。その後、学校法人四天王寺学園四天王寺大学にて […]

ユニットケアの特徴と現在の課題

ユニットケアの特徴と現在の課題

介護が必要となり在宅での介護が困難となった場合にどのような施設があるのか?という質問に対して、高齢者の介護施設の代表ともいえるのが、特別養護老人ホーム(以下 特養)である。特養は、1963年に制定された老人福祉法に規定されており、最期まで介護を受けながら生活できる終の棲家としての機能を担った高齢者介護施設である。 現在特養は大きく分けて、従来型とユニット型に分類されている。従来型は、簡単に言ってし […]

介護現場における高齢者のアルコール関連問題

介護現場における高齢者のアルコール関連問題

「適量の飲酒」は私たちの生活に豊かさとリラックス効果を与えると同時に、冠婚葬祭やお祝い行事など社会的な役割を担っています。 一方で、「不適切な飲酒」は本人の健康を害するだけでなく、家族や周囲の人々にも大きな影響を与え、アルコール依存症、飲酒運転、金銭問題、暴力、自殺など様々な社会問題を引き起こす可能性があります。 居宅介護現場において、介護支援専門員に対して全国調査1)を実施したところ、担当してい […]

介護職のワーク・エンゲイジメント

介護職のワーク・エンゲイジメント

今回は、ワーク・エンゲイジメントという視点から、介護従事者のやりがい、働きがいについてお伝えします。 三岳 貴彦 准教授 滋賀文教短期大学 子ども学科 社会福祉士、福祉レクリエーション・ワーカー 日本福祉文化学会、日本体育・スポーツ・健康学会、舞踊学会 日本社会事業大学社会福祉学部卒業。日本女子体育大学大学院スポーツ科学研究科修了(修士/スポーツ科学)。 特別養護老人ホーム等での勤務を経て2007 […]

認知症カフェについて

認知症カフェについて

近年、認知症の方やその家族が気軽に交流できる場所として、認知症カフェが注目されています。 ここでは、認知症カフェの役割や活動内容等、利用方法などについてお伝えしていきたいと思います。 藤村 一美 教授 愛媛大学 大学院医学系研究科 看護学専攻 保健師・助産師・看護師/教員 日本公衆衛生学会・日本健康学会・日本看護科学学会 看護師・産業保健師として従事したのち、東京大学大学院医学系研究科博士後期課程 […]

高齢女性における死生観について

高齢女性における死生観について

沖縄の事例をもとに、高齢女性における死生観をお伝えいたします。 近藤 功行 教授 沖縄キリスト教学院大学 人文学部 英語コミュニケーション学科 沖縄キリスト教学院大学大学院 異文化コミュニケーション学研究科 保健学修士(琉球大学)、博士(医学)琉球大学、博士(文学)名古屋大学 日本健康学会(旧日本民族衛生学会)・日本公衆衛生学会・日本人類学会・日本文化人類学会・日本民俗学会・西日本社会学会 日本学 […]

介護の働きやすい職場環境づくりと多様化

介護の働きやすい職場環境づくりと多様化

今回は介護の仕事における「働きやすい職場づくり」についてお話しさせていただきたいと思います。 名定 慎也 准教授 神戸女子大学 健康福祉学部 社会福祉学科 社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員etc… 日本社会福祉学会、日本地域福祉学会、日本生活支援学会etc… 兵庫県立大学大学院経営研究科 ヘルスケア・マネジメント修士(専門職) 高齢者施設や障害者施設など介護の現場で高齢者・障がい者支援に携わ […]

介護ロボットは現在どの程度の能力を有するか<br>ーエネルギーの観点からー

介護ロボットは現在どの程度の能力を有するか
ーエネルギーの観点からー

研究室ではリハビリや介護用の機器を開発していますが,取り回し性能を高めるために電力消費に関して気を使って設計を進めています.今回は介護ロボットが人間に比べて,現時点でどの程度の能力を有しているのかについて考えます. 原口 真 准教授 大阪工業大学・工学部・機械工学科 日本機械学会 大阪大学大学院工学研究科にて博士(工学)取得.2013年より大学教員となり,脳卒中患者や高齢者用の福祉介護機器の研究開 […]

介護において家族を支える大切さ

介護において家族を支える大切さ

患者さん家族への心理的な支援の大切さについて、今回はお話しいたします。 緑川 晶 教授 中央大学 文学部 心理学専攻 公認心理師、臨床心理士 日本高次脳機能学会、日本神経心理学会 中央大学を卒業後、大学病院の脳神経内科や地域のリハビリテーションセンターで認知症や高次脳機能障害を持つ患者とその家族を対象に臨床活動に従事してきました。 2013年から現職です。研究面では、当事者ができることや得意なこと […]

介護職員のストレスと心身の健康を支えるには

介護職員のストレスと心身の健康を支えるには

介護業務は肉体労働・頭脳労働・感情労働すべてを含む仕事です。感情労働は、「嬉しい」「楽しい」といった感情を出すことを求められています。反対に「怒り」や「悲しみ」などの感情は抑制する必要があるなど、適切又は不適切な感情が定められている労働です。 まさに、介護施設で働く専門職の方々はプロフェッショナルですが、そこは人間です。利用者さんの暴言・暴行があっても、ぐっと我慢して「病気からくるもの」と解っては […]

老人ホームの
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種類を診断 料金を診断 空室を確認
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