【図解】介護付き有料老人ホームとは?│3タイプある!特徴・他施設との違い・入居条件がわかる

【図解】介護付き有料老人ホームとは?│3タイプある!特徴・他施設との違い・入居条件がわかる
この記事でわかること
Q1. 介護付き有料老人ホームとはどんな施設ですか?

A. 24時間施設スタッフが直接介護し、介護・生活支援・看護・看取りまでを一施設で受けられる民間施設です。「特定施設入居者生活介護」の認定を受け、介護費は要介護度別の定額です。
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Q2. 介護付きは何種類ありますか?

A. 大きく3タイプあります。要介護者専用の「介護専用型」、自立〜要介護5まで幅広い「混合型」、介護を外部事業者が提供する「外部サービス利用型」です。多くは介護専用型・混合型です。
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Q3. 入居条件は何ですか?

A. 主な条件は、年齢原則60〜65歳以上、要介護度(介護専用型は要介護1以上/混合型は自立〜要介護5)、支払い能力、身元引受人です。詳細は施設ごとに異なります。
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Q4. 入居を断られることはありますか?

A. あります。夜間の徘徊が激しい、他の入居者への危害のおそれ、強い介護拒否、施設の医療体制を超える医療ニーズなどが理由です。当てはまっても入居できる場合があるため施設に相談しましょう。
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Q5. 費用(月額・初期費用)はいくらですか?

A. ケアスル 介護の独自調査では月額の平均は約24.2万円(中央値21.4万円)、入居一時金の平均は約379.9万円(中央値60.0万円)です。一時金は60万円前後が一般的です。
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Q6. 介護保険の自己負担はどのくらいですか?

A. 自己負担は所得に応じて1〜3割です。介護付きは要介護度別の定額(包括報酬)で、要介護度が上がるほど自己負担額も上がります。具体額は施設・ケアマネジャーに確認してください。
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Q7. 住宅型・サ高住とは何が違いますか?

A. 介護付きは施設職員が24時間介護しますが、住宅型・サ高住は介護を外部の訪問介護で利用します。介護度が上がると住宅型・サ高住は費用が増えやすい傾向があります。
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Q8. どんなケアや医療が受けられますか?看取りは?

A. 身体介護・生活支援・日中の看護・リハビリ・レクを受けられます。看取りに対応する施設もありますが、高度な医療には対応できないことがあり、入居前の確認が必要です。
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Q9. 職員は何人配置されますか?夜間は?

A.3対1介護」(入居者3名に職員1名以上)が義務付けられ、日中は看護師も必須です。夜間は入居者30名まで1名以上です。手厚い施設は上乗せ介護費がかかる場合があります。
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Q10. 自分に合う施設タイプはどう選べばいいですか?

A. タイプと入居条件が合うか、医療・看取りの範囲、総額と将来の費用、実際の職員配置と夜間体制、食事・レクなどを確認します。診断ツール費用シミュレーターで目安を確認しましょう。
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介護付き有料老人ホームとは、24時間介護スタッフが常駐し、介護・生活支援・看取りまでを一つの施設で受けられる民間の介護施設です。

ただし「介護付き有料老人ホーム」は3種類のタイプに分かれ、費用やサービスの幅も施設ごとに大きく異なります。

この記事では、種類・入居条件・費用・ケア内容を、図と表を中心に一目でわかる形で整理しました。

診断ツールで、ご本人に合う施設タイプもその場で確認できます。

所有資格:社会福祉士(国家資格)
、介護支援専門員(ケアマネジャー)
専門分野:介護施設紹介
職業: 介護施設紹介業

株式会社ケアリサーチ代表。社会福祉士・ケアマネジャーとして、介護の限界による共倒れを防ぐため2018年に起業。自ら足を運び得た現場の実情に基づき、医療依存度が高い等の難案件にも中立的な施設選びを支援しています。詳しくはこちら

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【基本編】介護付き有料老人ホームってどんな施設?

特徴・位置づけ

介護付き有料老人ホームの設置目的
高齢者が心身の健康を保ち、安定した生活を送れるよう、食事や入浴などの日常生活上の世話や手厚い介護サービスを24時間体制で一体的に提供すること

介護付き有料老人ホームは、「特定施設入居者生活介護」の認定を受けた民間施設で、入居条件に応じて介護専用型・混合型・自立型の3タイプに分かれ、介護専用型・混合型は介護度が上がっても同じ施設で暮らし続けられます。

他の施設種と比べると、住宅型・サ高住より介護と医療の体制が手厚く、特養などの公的施設より入居のハードルが低いことが特徴です。

手厚い介護を受けながら一つの施設で暮らし続けたい人に向いています(項目ごとの詳しい違いは次の比較表で解説します)。

3タイプは、こんなニーズの人に向いている
タイプこんなニーズの人に向いている
介護専用型すでに介護が必要で、手厚い介護を安定して受けたい人向け。
要介護者だけが暮らす環境で、しっかり介護してほしい方に合います。
混合型元気なうちに“終の住処”を決めておき、将来介護が必要になっても住み替えずに暮らしたい人向け。
夫婦で入居し、片方が要介護になっても一緒に暮らし続けたい方にも向きます。
自立型自立して生活でき、設備やサービスが充実した住環境で暮らしたい人向け。
今は介護が不要でも、見守りのある住まいへ早めに移りたい方に合います(施設数は少なめ)。
💡 補足:介護の提供方法にも2種類ある
介護付き有料老人ホームの介護提供方法には「一般型(施設職員が介護)」と「外部サービス利用型(外部事業者が介護)」があり、大半は一般型です。
あえて意識して外部サービス利用型を検討する人はいなく、探す立場からすると、「外部サービス利用型を狙う」というより、介護がまだ軽い段階で入るなら選択肢に入る場合があるくらいの位置づけです。
そのため、本記事は数の多い一般型を前提に解説します。
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【表】介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・サ高住の違い

介護付き有料老人ホームと迷いやすい、住宅型有料老人ホーム・サ高住との違いを一覧で整理しました。

介護付き(3タイプ)・住宅型・サ高住の違い
比較項目介護付き有料老人ホーム住宅型有料老人ホームサ高住
介護専用型混合型自立型
入居条件年齢60〜65歳以上60〜65歳以上60〜65歳以上60〜65歳以上60歳以上
要介護度要介護1以上自立〜要介護5自立のみ自立〜要介護5自立〜軽度要介護
認知症対応
個別ケア介護サービス
看護サービス
生活自由度
同じ施設での住み続けやすさ
看取り対応

凡例:手厚い・標準で対応/対応できる(標準的)/限定的・施設や程度による

※看護の「◎」は日中の看護師配置を指します(24時間ではありません)。※介護・看護が「△」でも外部の訪問介護・訪問看護を利用できる場合があります。※認知症は症状の程度により入居可否が変わります(要相談)。※自立型は要介護になると住み替えを検討する場合があります。

💡 補足:自立型とサ高住はどう違う?

どちらも自立した人が入居でき似て見えますが、「サービス付きの施設」か「見守り付きの賃貸住宅」かが大きな違いです。

項目自立型(介護付き)サ高住
位置づけサービスが付いた施設見守りが付いた賃貸住宅
標準サービス食事・生活支援・レクなどが手厚い安否確認・生活相談が中心
初期費用入居一時金が高めの傾向敷金程度で抑えめの傾向
向いている人手厚いサービス付きで自立生活したい人自由度高く自分のペースで暮らしたい人
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【入居条件編】介護付き有料老人ホームは3種類!入れるのはどこ?

介護付き有料老人ホームは、入居できる人の状態によって介護専用型・混合型・自立型の3種類に分かれます。

介護付き有料老人ホームの3タイプ
タイプ特徴
介護専用型要介護1以上の人が対象。介護が必要な人だけが暮らし、スタッフが手厚く介護します。
混合型自立〜要介護5まで幅広く入居可。介護度が上がっても住み替え不要で、数が最も多いタイプです。
自立型自立の人だけが対象。施設数は少なく設備が充実し費用は高め。要介護になると住み替えになる。

3タイプ別の入居条件

3タイプ別の入居条件
項目介護専用型混合型自立型
年齢原則65歳以上(施設により60歳以上)
要介護度要介護1以上自立〜要介護5自立のみ
認知症受け入れ可(程度による)受け入れ可(程度による)自立生活できる範囲
支払い能力入居一時金・月額費用を継続的に支払えること
身元引受人身元引受人・連帯保証人が原則必要(いない場合は保証会社の利用可)
実際の入居条件は各施設が独自に判断・設定していることが多く、同じ施設タイプでも条件は異なります。
当てはまっても入居できる場合・できない場合があるため、必ず各施設に確認してください。
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入居を断られるケース

条件を満たしていても、施設の体制で対応が難しい場合は入居を断られることがあります

特に認知症の症状や、施設で対応できる医療の範囲がポイントになります。

【入居を断られやすいケース】
夜間の徘徊が頻繁で、施設の見守り体制を超える場合
他の入居者やスタッフへの暴力・迷惑行為(他害)がある場合
強い介護拒否があり、ケアの提供が難しい場合
常時の医療管理など、必要な医療が施設の体制を超える場合
入居できるかは施設ごとの審査で個別に判断されます。
断られても、条件付きでの入居や、体制の整った他施設で受け入れ可能な場合があります。
自己判断せず施設・ケアマネジャーに相談してください。
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【診断編】あなたに向いている施設タイプ診断

「介護付き有料老人ホーム(自立型・混合型・介護専用型)」「住宅型有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」のうち、どのタイプがあなたに合っているのか、6つの質問で簡単にチェックできます。

当てはまるものを選ぶと、自動で次の質問に進みます(全6問)。
質問 1 / 6
Q1. 入居を検討している方の要介護度は?
Q2. 認知症の症状はありますか?
Q3. 日常的に必要な医療ケアはありますか?
Q4. 施設での生活に求める自由度は?
Q5. 看取り(最期までの対応)は重視しますか?
Q6. 毎月の費用(家賃・管理費・食費などの合計)の目安は?
判定結果:あなたに合いそうな施設タイプ

※この診断は一般的な傾向に基づく目安です。実際の入居条件・サービス内容・費用は施設ごとに異なるため、必ず個別にご確認ください。

希望条件でプロに施設を探してもらう(無料) >
この診断は施設タイプ選びの目安です。
実際の適否は心身の状態や各施設の受け入れ基準で異なるため、最終判断はケアマネジャー・施設に相談してください。

【費用編】介護付き有料老人ホームの費用はいくらかかる?

概算と内訳

介護付き有料老人ホームの費用は、入居一時金0〜数百万円+月額15〜30万円が目安です。

基本費用は立地・設備・運営法人など施設ごとに決まり、3タイプで相場が大きく変わるわけではありません。

ケアスル 介護の独自調査では、介護付き有料老人ホームの月額の中央値は21.4万円、入居一時金の中央値は60.0万円でした。

介護付き有料老人ホームの月額費用(平均約24.2万円・中央値21.4万円)を示したグラフ
出典:ケアスル 介護 独自調査

また、月額費用について各費用項目の平均値を比べると、家賃が最も大きく、次いで食費・管理費と続きます。

水道・光熱費は比較的小さめです。

介護付き有料老人ホームの月額費用を構成する各費用項目(家賃・食費・管理費・水道光熱費など)の平均値を比較したグラフ
出典:ケアスル 介護 独自調査 ※各費用項目の平均値をもとにしたものです(費用全体に占める割合ではありません)

 

介護付き有料老人ホームの月額費用は、介護サービスそのものよりも住環境や施設運営に関する費用の割合が大きいことが一般的す。

家賃・管理費・食費・水道光熱費などの基本費用は、施設タイプではなく施設ごと(立地・設備・運営法人)で決まります
同じタイプでも金額に幅があります。
監修者プロフィール_桐島 慎治(きりしま しんじ)_株式会社ケアリサーチ
社会福祉士・元ケアマネージャー 桐島さん
介護付きホームは介護保険の自己負担額が定められているため、一定額で利用できるのが特徴です。
ただ、将来的に介護度が上がった時には施設の基本料金も上がってくるため、介護度が上がった時の費用までシミュレーションできると安心ですね。

詳しい費用の内訳については、以下の記事をご覧ください。

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介護付き有料老人ホームの費用はいくら?実際の請求書を公開しながら解説
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介護保険が使える費用項目

月額費用のすべてに介護保険が使えるわけではありません。使えるのは一部の費用だけで、家賃や食費などは自費になります。

どの費用に使えるかを整理しました。

介護保険が使えるのはどの費用?
入居一時金× 自費
家賃・管理費・食費・水道光熱費× 自費
介護サービス費 使える
理美容・保険外サービス× 自費

※介護保険が使えるのは介護サービス費だけで、自己負担は所得に応じて1〜3割。ほかは全額自費です。

実際にかかる費用は、施設や要介護度によって変わります。

下の費用シミュレーターで、条件を選ぶだけで月額費用の目安を試算できます。

介護付き有料老人ホームの
費用シミュレーター
入居金
???万円
月額費用
???万円
選択した市区町村
老人ホーム全体の費用相場
入居金
???万円
月額費用
???万円
※費用はケアスル 介護の掲載施設から独自に集計した平均値です

【ケア編】介護付き有料老人ホームで受けられるサービスは?

介護付き有料老人ホームでは、身体介護・生活支援・看護・リハビリ・レクまでを施設内で受けられます。

3タイプ別│日常のケア内容と生活の自由度

受けられるサービスは施設タイプによって中身が変わります。

介護専用型はフルに、混合型は状態に応じて、自立型は生活支援が中心です。

介護専用型で受けられるサービス
身体介護食事介助・入浴(週2〜3回・機械浴あり)・排泄介助・移動移乗・服薬介助を24時間、施設スタッフが直接
生活支援生活相談・安否確認・見守り・洗濯・居室清掃・通院同行・ケアプラン作成
看護・健康管理日中は看護師が常駐し、健康チェック・服薬管理・簡単な医療ケアに対応
リハビリ・レク機能訓練指導員による生活リハビリ(歩行・着替えなど)、体操・脳トレ・季節イベント
保険外サービス理美容・買い物代行・外出付き添いなど(別途費用・施設による)
混合型で受けられるサービス(状態で変わる)
サービス自立・元気なうち要介護になったら
身体介護原則不要(自立のため)食事・入浴・排泄・服薬介助を24時間、施設が直接
生活支援見守り・安否確認・生活相談居室清掃・洗濯など手厚く
看護・健康管理日中の看護師による健康チェック・服薬確認健康チェック+服薬管理・簡単な医療ケア・通院サポート
リハビリ・レク体操・脳トレ・レク中心(自由参加)機能訓練(生活リハビリ)+レク
保険外サービス外出付き添い・理美容・買い物代行など(別途費用)継続して利用できる
自立型のケア内容(生活支援・見守りが中心)
身体介護原則なし(自立生活が前提。必要になれば住み替えを検討)
生活支援食事提供・見守り・生活相談など
看護・健康管理健康相談・服薬確認など(軽め)
リハビリ・レクレク・サークル活動が充実
保険外サービス外出付き添い・理美容など(別料金)
入居前まで使っていた外部の介護保険サービス(訪問介護など)は、入居後は原則そのまま継続できず施設のケアに切り替わります。
また福祉用具は介護保険のレンタルが使えず、自費でのレンタルや購入になります。

あわせて気になるのが「入居後の生活はどのくらい自由か」です。

1日の時間割・見守りの距離感・外出外泊の自由度は、施設タイプによって大きく変わります

1日の時間は、要介護の方は施設の時間割に沿って過ごし、自立の方は決まったプログラムがほぼなく自分のペースで過ごせます。

タイプ別・生活の自由度
項目介護専用型混合型自立型
時間の自由起床・就寝時間介助・巡回に合わせ、おおむね施設のリズムで過ごす要介護の方は施設のリズム。自立の方は自由決まりはなく自分のペース
食事時間3食とも時間が決まっている(介助・服薬のため)時間は決まっているが、自立の方は外食・欠食を連絡すれば調整できる施設も時間に幅があり、外食・欠食も届け出程度で自由な施設が多い
レク・行事日課に組み込まれ、参加を促されることが多い(強制ではない)要介護の方は日課の一部。自立の方は任意参加サークル感覚で参加は完全に自由
外出・外泊届け出制。一人での外出は制限され、家族やスタッフの付き添いが必要な場合が多い自立の方は届け出のうえ比較的自由。要介護の方は状態に応じて制限あり外出は自由。旅行などの外泊も届け出程度で可能な施設が多い
空間の自由見守りの距離感24時間スタッフが常駐し、常に近くで見守り。夜間も定時巡回あり要介護の方は見守りあり。自立の方は必要なときだけ関わる距離感基本は干渉されず、緊急時・体調不良時に対応してもらう距離感
食事場所食堂で決まった席が基本(誤嚥の見守りのため)要介護の方は食堂が基本。席配置も決まっている。
自立の方は居室でとることも可能
レストラン形式や居室での食事を選べる施設も多い

※外出ルール・食事時間などの運用は施設ごとに異なります。重視する点は見学時に必ず確認してください。

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3タイプ別│医療・看取りの対応範囲

介護付き有料老人ホームは、自然な看取りに対応する施設が多いのが特徴です。

ただし24時間の医療管理までは行わないため、高度な医療には限界があり、対応できる医療の範囲は施設で異なります

介護専用型・混合型の医療・看取り
対応できる医療ケア日中は看護師が常駐し、インスリン注射・点滴・経管栄養・在宅酸素など一定の医療行為に対応できる施設が多い
看取り訪問診療医と連携し、点滴・苦痛緩和の内服・自然な看取りに対応する施設が多い
対応の限界末期がんの緩和ケア(医療用麻薬)、頻回の胃ろう・吸引、24時間の医療管理は限界がある
自立型の医療・看取り
対応できる医療ケア医療行為は基本的に想定せず、体調悪化時は協力医療機関の受診で対応
看取り自立生活が前提のため看取りは想定していないことが多い
対応の限界医療・介護が必要になると、介護専用型・混合型や他施設への住み替えを検討する段階になる
介護専用型・混合型の医療・看取り
日中の看護看護師が配置され、健康チェック・服薬管理・簡単な医療ケアに対応
看取り訪問診療医と連携し、点滴・苦痛緩和の内服・自然な看取りに対応する施設が多い
対応の限界末期がんの緩和ケア(医療用麻薬)、頻回の胃ろう・吸引、24時間の医療管理は限界がある
【自然な看取りは介護付きで対応可。医療依存度が高い看取りは別の選択肢も】
老衰などの自然な看取りは、看取り対応の介護付き有料老人ホームで受けられます。
一方、末期がんの緩和ケア(医療用麻薬による疼痛管理)や、頻回の吸引・24時間の医療管理が必要な看取りは、24時間看護のナーシングホームや、がん末期など向けのホスピス(緩和ケア)が向いています(これらは医療依存度が高い人向けで、誰でも入れるわけではありません)。
入居前に「看取り実績・夜間の看護連絡体制・対応できる医療行為」を確認しましょう。
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看取りができる介護付き有料老人ホームを紹介!流れやケア、気になる費用も解説
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エリアや条件から、近くの介護付き有料老人ホームを探せます。気になる施設は無料でプロに空き状況を確認してもらえます。

全国の介護付き有料老人ホームからおすすめ順に探す

全国の介護付き有料老人ホーム 4161件 中 上位5件を表示

1位介護付有料老人ホームもえぎ野の杜の写真満室

介護付有料老人ホームもえぎ野の杜

株式会社千雅 介護付き有料老人ホーム

★★★★☆4.0口コミ6件
自立要介護1〜5認知症可
● 神奈川県横浜市青葉区柿の木台14-3■ 藤が丘駅最寄り

月額 11.8万円(入居金 10.6万円)+介護保険料

5.3万円2.5万円4.0万円0万円

個室 / プランA

手厚い見守り体制のなか、ご自宅のようにくつろいでお過ごしください
「介護付有料老人ホームもえぎ野の杜」には、24時間365日体制で介護スタッフが常駐。みなさまの生活を見守る安心の住まいです。生活の拠点となるお部屋は、全室個室でご用意。ご自宅のようにゆったりとくつろいでいただけます。お食事は、栄養バランスのよいメニューを1日3

2位家族の家ひまわり板橋の写真空室3室

家族の家ひまわり板橋

株式会社三英堂商事 介護付き有料老人ホーム

★★★☆☆3.2口コミ1件
自立要介護1〜5認知症可
● 東京都板橋区上板橋2-20-12■ 平和台駅最寄り

月額 8.2万円(入居金 0円)+介護保険料

0万円4.1万円4.1万円0万円

個室 / 基本プラン

ご家族が気軽に遊びに来やすい、駅近の介護付き有料老人ホームホームです
家族の家ひまわり板橋は、東武東上線「上板橋」駅から徒歩6分と、アクセスに便利な立地が自慢の介護付き有料老人ホームです。ご入居者のみなさまにお食事や入浴、排せつなどの介助サービスをはじめ、お掃除やお洗濯といった家事や食事の配膳・下膳など、身の回りのお世話をさせて

3位あすなろ桶川の写真空室1室

あすなろ桶川

株式会社アクティ群馬 介護付き有料老人ホーム

★★★★☆4.5口コミ3件
自立要介護2〜5認知症可
● 埼玉県桶川市坂田西3-35-6

月額 11.3万円(入居金 9.8万円)+介護保険料

4.3万円3.0万円4.0万円0万円

個室 / 13m² / 基本プラン

24時間看護師常駐

4位あすなろ北本の写真満室

あすなろ北本

株式会社アクティ群馬 介護付き有料老人ホーム

★★★★☆3.6口コミ3件
自立認知症可
● 埼玉県北本市宮内1-14■ 北本駅最寄り

月額 11.3万円(入居金 9.8万円)+介護保険料

4.3万円3.0万円4.0万円0万円

個室 / 基本プラン

24時間看護師常駐

5位ライブラリMum草加の写真満室

ライブラリMum草加

株式会社リビングプラットフォームケア 介護付き有料老人ホーム

自立要介護1〜5認知症可
● 埼玉県草加市金明町781-1■ 新田駅最寄り

月額 14.4万円(入居金 15.0万円)+介護保険料

7.5万円2.5万円4.4万円0万円

個室 / プランA

快適にお過ごしいただける、サービス付き高齢者向け住宅です
「ライブラリMum草加」は、草加市金明町に位置する、サービス付き高齢者向け住宅です。介護に頼らずご自分の力で生活できる「自立」した状態の方から、要支援・要介護の認定を受けている方まで、幅広い身体状況の方々が生活を送っています。施設内には24時間365日スタッフ

※掲載情報は2026年8月17日時点の「ケアスル 介護」掲載内容にもとづきます。空室状況・料金・入居条件は変わることがあるため、最新の情報は各施設ページでご確認ください。

【メリデメ編】介護付き有料老人ホームのメリット・デメリット

まず他の施設種と比べた介護付き全般のメリット・デメリットを整理し、そのあと3タイプごとの違いを見ていきます。

次に、3タイプごとのメリット・デメリットです。

3タイプごとのメリット・デメリット
タイプメリットデメリット
介護専用型要介護者専用で介護に集中した環境。
手厚い介護・看護を受けやすい
自立・要支援では入居できない。
生活の自由度はやや低め
混合型元気なうちから入居でき、要介護になっても住み替え不要。
自立者は自由度が高い
自立者と要介護者が混在し、雰囲気が合わないことも。
人気で空きが出にくい場合がある
自立型設備・サービスが充実し、自立した生活を快適に送れる。
自由度が高い
要介護になると住み替えが必要になる場合がある。
施設数が少なく費用は高めの傾向
入居前に夜間の看護連絡体制・看取り方針・対応できる医療行為を必ず確認しましょう。
また食費・居住費は軽減制度で自己負担を抑えられる場合があります。
個別の適用可否はケアマネジャーに確認してください。
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介護付き有料老人ホームで訪問看護は使える?施設で対応できる医療ケアも紹介
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【比較編】介護付き有料老人ホームが合わないと感じたら?

介護付きが合わないと感じたら、ニーズ別に他の施設も検討できます

ニーズ別・他に検討できる施設
こんな場合(ネック)検討できる施設理由
費用を抑えたい・要介護3以上特別養護老人ホーム(特養)公的施設で費用が軽い。ただし待機がある
介護度が軽く自由に暮らしたいサ高住/住宅型有料自由度が高く、軽度なら費用を抑えやすい
認知症で家庭的な共同生活が合うグループホーム認知症の方が少人数で家庭的に暮らす
リハビリで在宅復帰を目指したい介護老人保健施設(老健)在宅復帰に向けたリハビリが中心

 

▼ ここからは、もっと詳しく知りたい方向けの内容です

【1日の流れ編】介護付き有料老人ホーム入居後の生活は?1日のスケジュール

1日の過ごし方は、要介護の方と、自立の方(自立型・混合型の自立者)で変わります。
要介護の方は食事・入浴・機能訓練を中心に規則的に、自立の方は自分のペースで過ごします。

【自立の方(自立型・混合型の自立者)の場合】
決まったプログラムに縛られず、自分のペースで生活(レク・行事は任意参加、外出も比較的自由)
食事の時間など最低限のリズムはあるが、日中の過ごし方は自由

【食事編】介護付き有料老人ホームどんな食事?

食事は施設で調理・提供され、噛む力・飲み込む力や持病に応じた対応食が用意されています。

対応食の種類
常食通常の食事。栄養バランスに配慮して献立を作成
きざみ食食材を細かく刻み、噛む力が弱い方向け
ミキサー食・ソフト食飲み込みが難しい方向けにペースト状・やわらか調理
療養食糖尿病食・腎臓病食・減塩食など、医師の指示に基づく食事
とろみ対応水分にとろみをつけ、誤嚥(ごえん)を防ぐ
対応できる食事の種類は施設で異なります。療養食や特別な食形態が必要な場合は、入居前に対応可否を確認してください。
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【写真あり】老人ホームの食事はまずい!?味に関するアンケート結果を紹介!
【写真あり】老人ホームの食事はまずい!?味に関するアンケート結果を紹介!

【リハビリ編】介護付き有料老人でリハビリは受けられる?内容と限界

介護付きのリハビリは、歩行や着替えなど日常動作の「維持・改善」が目的です。
提供体制は施設タイプで異なり、介護専用型・混合型は施設の機能訓練指導員が個別機能訓練を実施します。

自立型はレクや軽い運動が中心で、本格的な個別機能訓練は少なめです。

リハビリの種類と内容
生活リハビリ食事・着替え・歯磨きなど日常動作を通じて機能を維持
歩行訓練廊下や施設内を歩く練習。転倒予防を兼ねる
個別機能訓練機能訓練指導員が個人の状態に合わせて実施

多くの施設は「現状維持」が中心です。

本格的なリハビリを希望する場合は、理学療法士・作業療法士やリハビリ機器の有無を見学時に確認しましょう。
在宅復帰を目指す集中的なリハビリは、老健(介護老人保健施設)の方が向いています。
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介護付き有料老人ホームのリハビリ内容とは?費用・頻度から他施設との違いまで解説
介護付き有料老人ホームのリハビリ内容とは?費用・頻度から他施設との違いまで解説

【レク編】介護付き有料老人ホームにはどんなレクリエーションがある?

体操・脳トレ・季節のイベントなどが行われますが、内容や頻度は施設によって大きく異なります

参加は任意の場合がほとんどです。

【人員体制編】介護付き有料老人ホームの職員は何人?夜間配置と上乗せ介護費

人員配置は施設タイプで異なります。

介護専用型・混合型(一般型)は施設職員が直接介護するため、法令で配置基準が定められています

自立型は自立者向けで、介護提供を主目的としないため配置の考え方が異なります。

介護専用型・混合型の人員配置基準
介護・看護職員入居者3名に1名以上(3対1介護)。日中は看護師を必ず配置
夜間帯の職員入居者30名まで1名以上。30名超は50名ごとに1名追加
機能訓練指導員1名以上
生活相談員・ケアマネジャー入居者100名に1名以上
自立型の職員体制(参考)
介護職員自立者向けのため、一般型のような「3対1」の介護提供は前提としない。生活支援・見守りが中心
看護職員配置は施設により異なる(健康管理レベル)
施設が置く職員生活相談員・管理者など。要介護対応が必要になれば住み替えが前提

参考:特定施設入居者生活介護|厚生労働省 ※自立型は施設ごとに体制が大きく異なるため、数値基準ではなく参考として記載しています。

介護専用型・混合型の基準は「最低基準」です。
手厚い施設は「2.5対1」「2対1」など基準以上の配置をし、その分を「上乗せ介護費」として月額に加算している場合があります。
上乗せ介護費は介護保険外の全額自己負担です。加算額と実際の配置人数・夜間体制を見学時に確認しましょう。

【選び方編】介護付き有料老人ホームはどうやって選ぶ?

後悔しない選び方のポイントと、見学で確認することをまとめます。

介護付きを選ぶポイント

【選ぶときの5つのポイント】
タイプ(介護専用型/混合型/自立型)と入居条件が本人に合うか
医療・看取りの対応範囲(夜間看護師の有無)が希望に合うか
入居一時金と月額の総額、将来介護度が上がったときの費用
実際の職員配置(上乗せ介護費の有無)と夜間体制
食事・レク・リハビリなど、暮らしの満足度に関わる要素
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見学で確認すること

【見学時のチェックリスト】
スタッフの人数・表情・入居者への接し方
居室・共用部・浴室(機械浴)の清潔さとにおい
食事の内容・対応食(きざみ食・療養食)の可否
夜間の看護・介護体制、緊急時の対応方針
看取りの実績と方針、追加費用(上乗せ介護費・保険外)の内訳

【まとめ】介護付き有料老人ホームはどんな人に向いている?

介護付き有料老人ホームは、介護・生活支援・看護までを一施設でまとめて受けられ、介護度が上がっても住み替えずに暮らせる施設です。

まずはどんな施設かを整理します。

【介護付きはこんな施設】
「特定施設」の認定を受け、施設スタッフが24時間直接介護する民間施設
自立〜要介護まで受け入れ、重度化しても住み替え不要(混合型)
介護費は要介護度別の定額で、費用を見通しやすい
介護・生活支援・看護・リハビリ・レクを一施設で提供
自然な看取りに対応する施設が多い(高度な医療を伴う看取りは限界あり)
どんな人に向いている?
介護付き全体手厚い介護・医療を受けながら、一つの施設で暮らし続けたい人
介護専用型すでに介護が必要で、手厚い介護を安定して受けたい人
混合型元気なうちから“終の住処”を決め、要介護になっても住み替えたくない人
自立型自立して快適に暮らしたく、設備・サービスの充実した環境を重視する人

逆に、費用を最優先したい・医療依存度が非常に高いといった場合は、特養やナーシングホームなど別の施設が向くこともあります。

種類・費用・対応範囲を理解したうえで、ご本人とご家族にとって「譲れない条件」を2〜3個に絞って比較すると、施設選びをスムーズに進められます。

迷ったら、診断ツールで合うタイプを、費用シミュレーターで費用の目安を確認してみてください。

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