老人ホームへの入居は何歳から?一人暮らしから施設入居のベストなタイミングとは?

老人ホームへの入居は何歳から?一人暮らしから施設入居のベストなタイミングとは?

老人ホームへの入居は、原則60~65歳から可能ですが、実際は81歳~85歳で入居される方が多いです。

この記事のまとめ

老人ホームの入居年齢については、

①原則60~65歳から入居が可能です

②実際は81歳~85歳で入居される方が多いです

③「そろそろ老人ホームに入る年齢なのかな」と気になっている方は、80歳前後を大きな目安として持っておいてください

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老人ホームへは何歳から入れるの?

老人ホームへは原則60~65歳から入ることができます

なぜなら、65歳になると介護保険の第一号被保険者となり、介護保険サービスを利用できるようになるため、その年齢に合わせて年齢条件を設けている施設が多いためです。

しかしながら、以下のように老人ホームの種類によって入居の際の年齢条件は異なるため、その点は注意しておきましょう。

年齢制限 施設種別
60歳以上 or 65歳以上
  • 住宅型有料老人ホーム
  • 介護付き有料老人ホーム
  • 健康型有料老人ホーム
60歳以上
  • 軽費老人ホーム
  • ケアハウス(自立型)
  • サービス付き高齢者向け住宅
65歳以上
  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 介護老人保健施設(老健)
  • 認知症対応型グループホーム
  • ケアハウス(介護型)
施設による(50代から入居できる施設もある)
  • シニア向け分譲マンション

「老人ホームに入居できる年齢に達しているため、このタイミングで老人ホームへの入居を検討してみたい」「自分の年齢で入れそうな老人ホームがいくつかありそうだけど、どの種類の施設が良いのかわからない」という方は、ケアスル介護で相談してみるのがオススメです。

ケアスル介護なら、入居相談員にその場で条件に合った施設を教えてもらうことができるため、ご希望に沿った施設探しが可能です。

「プロに相談したい」という方は、お気軽に無料相談を活用ください。

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実際みんな老人ホームへは何歳から入るの?

実際老人ホームへは81~85歳で入る方が多いと言えます。

以下は、ケアスル介護が実施したアンケート結果となります。

一番多かったのは「81~85歳」(22.8%)であり、2番目に多い「76~80歳」(20.4%)を足すと、約半数の方が80歳前後で介護施設に入居した

回答内容 回答人数
60歳未満

11(4.4%)

60〜65歳

8(3.2%)

66〜70歳

16(6.4%)

71〜75歳

29(11.6%)

76〜80歳

51(20.4%)

81〜85歳

57(22.8%)

86〜90歳

43(17.2%)

91〜95歳

24(9.6%)

96〜100歳

6(2.4%)

101歳以上

5(2.0%)

参考:ケアスル介護(2023年6月30日実施)「介護アンケートVer.9

上記の通り、「81~85歳(22.8%)」で老人ホームに入居した方が最も多いという結果となりました。

次に多いのが、「76~80歳(20.4%)」となっているため、おおよそ80歳前後で老人ホームに入居するのだと目安を持っておくとよいでしょう。

補足になりますが、「年齢は若いけど、自宅で介護をすることが難しい」「万が一のために、早めから老人ホームに入居したい」という方もいるため、絶対的な目安ではないことに注意しておいてくださいね。

若くても入りやすい老人ホームは?

前述の通り、老人ホームの入居出来る年齢は、基本的に60~65歳からとなっており、実際に入居される方も80歳前後が一番多いということが分かりました。

では60~65歳未満の方は老人ホームには絶対に入居できないのかといういうと、そういうわけでもありません。60~65歳未満の方でも、条件を満たせば施設に入居できる可能性があります。

この章では、どのような条件であれば施設入居ができる可能性があるのか、詳しく解説します。

条件次第で入居できる可能性がある施設

ここでは、対象年齢未満でも比較的入居しやすい施設の紹介をしていきます。

施設種別 年齢要件 入居に必要な条件 特徴・向いている人 注意点
住宅型有料老人ホーム 60歳以上が一般的だが、施設によって柔軟 要介護認定(1以上)・生活支援が必要・身元保証人あり 自由度が高く、介護サービスは外部契約・自立〜中度要介護向け 医療体制は弱め
介護サービスは別料金
介護付き有料老人ホーム 原則65歳以上が多いが、柔軟対応あり 要介護1以上・家族介護が困難・支払い能力あり 介護職員常駐で手厚いケア・中〜重度要介護者に向く 費用が高い傾向
人気施設は入居待ちも
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) 原則60歳以上または要介護者 要支援・要介護の認定・身の回り支援が必要 見守り+生活支援中心・比較的自由な暮らしが可能 介護・医療体制は施設により大きく異なる
ケアハウス(軽費老人ホーム) 原則60歳以上、特例で60歳未満可 自立〜軽度要介護・収入要件あり(所得制限) 安価な費用で入居可能・経済的な不安がある人に適す 空室が少ない
地方に多く都市部は希少
障害者向けグループホーム 年齢制限なし 障害者手帳(精神・知的・身体)・支援区分1以上 共同生活支援あり・若年性認知症・脳疾患後遺症なども対象 高齢者施設ではない
人間関係・環境の適応力が求められる
医療型療養病床/介護療養型医療施設 年齢制限なし 長期療養・医療的ケアが必要(例:呼吸器、胃ろうなど) 医療依存度の高い人向け・病院に近いケアが受けられる 生活の自由度は低め
終末期ケアが中心になることも

上の表のように、民間運営の有料老人ホームや、柔軟な対応が可能な自治体のサ高住は若くても比較的入りやすく、また障害福祉サービスを活用することで、24時間体制の生活支援や見守りが受けられる施設やグループホームなどに入居できる可能性があります。

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入りやすい施設の探し方

これらの施設を探す際には、民間の施設であれば直接問い合わせたり、施設紹介事業者を活用したりすることが可能です。また、障害福祉サービスを活用する場合は、障害者相談支援事業所や市区町村の福祉課などに行き、若年性認知症や脳梗塞後遺症などの障害福祉の支援を受けられるか相談してみましょう。

「施設の入居条件について相談したい」、「民間の施設の紹介を受けたい」という方は、ケアスル介護で相談するのがおすすめです。入居相談員にその場で条件に合った施設を提案してもらえるので、初めての施設探しでもスムーズに条件に合った施設を探すことが出来ます。

初めての施設探しで何から始めればよいかわからないという方はぜひ利用してみてください。

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老人の一人暮らしは何歳まで大丈夫?

高齢者の人口が増えるとともに、一人暮らしの高齢者が増加しています。厚生労働省の調査では、65歳以上の高齢者がいる世帯のうち28.8%が一人暮らしでした。

また、調査結果では、以下がわかりました。

  • 65歳以上の一人暮らしの割合は女性の方が多い(女性65.0%、男性35.0%)
  • 65歳以上の一人暮らしでは、女性の方が年齢が高い

個人の状況により異なりますが、女性の方がより高齢になるまで一人暮らしを続けやすい傾向があるようです。(引用元:厚生労働省資料「世帯数と世帯人員の状況」

老人の一人暮らしで想定されるリスク

高齢者の一人暮らしでは、健康面や突発的な出来事への対応など、以下のようなさまざまなリスクが想定されます。

  • 病気やけがの対応が遅れる
    • 対応の遅れがその後の回復に影響を与えかねない。
  • 生活の水準が低下する
    • 日常動作に問題が生じ身体機能や認知機能が低下することによって、間接的に生活の質が低下する恐れ。
  • 認知機能が低下しても気づきにくい
    • 認知症の初期症状は、高齢による物忘れと見分けがつきにくく症状が知らぬ間に進行してしまうことも。
  • 災害時(地震・台風など)の対応が難しい
    • 「自然災害」は一人暮らし高齢者の日常生活に感じる不安の第3位。
  • 寂しさから生きがいを感じにくい
    • 家族や近所、友人との会話が圧倒的に少なく、生きがいを感じにくい。
  • 賃貸住宅を借り続けられない可能性
    • 家賃滞納や突然の身体の変化などのリスクから敬遠されてしまう傾向。

このようなリスクを増やさないためにも、老人ホームへの入居など高齢者の生活を支えるための手立てを予め検討しておくことがとても大事です。

一人暮らしから老人ホームへの入居を考えるタイミング

できるだけ一人暮らしを続けたいと思っていても、限界を感じるタイミングがあります。一人暮らしに限界を感じたきっかけの調査報告や同居・施設を考えるタイミングについて説明します。

【調査報告】老人の一人暮らしに限界を感じたきっかけ

内閣府が一人暮らしの高齢者に行った調査において、「日常生活で介護や支援が必要な状態になった場合、どちらの場所で生活したいと思いますか」との質問があります。

この質問に対して、日常生活に介助が必要な程度が高くなればなるほど、自宅ではなく施設などで生活する希望が増加しました。出典:厚生労働省「高齢者向け住まいの今後の方向性と紹介事業者の役割」)

また、「独居高齢者における独居を継続できなくなった要因に関する研究」では、独居を継続できなかった理由は以下の通りでした。

  • 疾病の悪化
  • 転倒などによるけが
  • 認知症による生活機能の低下
  • そのほかの要因による生活機能の低下

一人暮らしをやめて施設探しを決断する例として、ほかに以下の項目もありました。

  • トイレの失敗
  • 火の始末
  • 食事をとらない
  • 通って介護をする家族まで体を壊す

同居や施設入居を考えるタイミングは?

調査結果を踏まえて判断すると、高齢者の一人暮らしで次のようなときには、同居や施設への入居を考えてもよいタイミングかもしれません。

  • 日常生活に支障が出て、サービスなどを利用しても生活の水準が維持できない
  • 病気やけがで何度も入退院をくり返す
  • 本人が一人暮らしに対して不安になる
  • 介護をする家族の心身の状態が悪化する

ただし、老人ホームには入居出来る年齢制限があるため、その点を考慮しつつ入りやすい老人ホームを探すことが必要になります。

どの施設に入れるのかわからないという方はケアスルで相談するのもおすすめです。

入居相談員が見学予約から日程調整まで全て無料で代行しているので、スムーズに施設探しをすることが出来ます。

後悔しない老人ホーム探しがしたいという方はぜひ利用してみてください。

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そのほか老人ホームの選び方や入居を考えるタイミングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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まとめ

老人ホームへの入居は、原則60~65歳から可能ですが、実際は81歳~85歳で入居される方が多いです。

しかし、入居検討者本人の身体状況や家族の状況に応じて、老人ホームへの入居の必要性は変わってきます。

対象の年齢ではないがどうしても老人ホームへの入居がしたい、という方は、他の介護サービスなどの活用を検討するか、その条件で受け入れてくれる老人ホームを地道に探していきましょう。

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