認知症のご家族を在宅で介護していると、「自分の休息がほしいとき」「冠婚葬祭や出張で数日間家を空けるとき」に、短期間だけ安心して預けられる場所を確保したい場面が出てきます。
そうしたときの選択肢のひとつが、グループホームのショートステイ(短期利用共同生活介護)です。
本記事では、グループホームのショートステイの利用要件・料金・利用期間・申し込みの手順から、嫌がる親御さんへの伝え方まで、必要な情報をまとめて解説します。
- グループホームのショートステイとは?
- グループホームのショートステイはどんなときに利用できる?
- グループホームのショートステイの利用条件は?
- グループホームのショートステイのサービス内容は?
- グループホームのショートステイの利用期間はどのくらい?
- グループホームのショートステイの料金はいくらかかる?
- グループホームでの一日の流れ
- グループホームのショートステイのメリット
- グループホームのショートステイのデメリット
- グループホーム選びで失敗しないためにみるべきポイント
- ショートステイに対応するグループホームの探し方
- グループホームのショートステイの申し込みまでの手順
- グループホームのショートステイの申し込みに必要な書類
- グループホームのショートステイでの持ち物・準備するものは?
- グループホームのショートステイを嫌がる親への説得方法
- グループホームのショートステイに入れないときの代替サービス
- まとめ│グループホームのショートステイの活用ポイント
- グループホームのショートステイとは?
- グループホームのショートステイはどんなときに利用できる?
- グループホームのショートステイの利用条件は?
- グループホームのショートステイのサービス内容は?
- グループホームのショートステイの利用期間はどのくらい?
- グループホームのショートステイの料金はいくらかかる?
- グループホームでの一日の流れ
- グループホームのショートステイのメリット
- グループホームのショートステイのデメリット
- グループホーム選びで失敗しないためにみるべきポイント
- ショートステイに対応するグループホームの探し方
- グループホームのショートステイの申し込みまでの手順
- グループホームのショートステイの申し込みに必要な書類
- グループホームのショートステイでの持ち物・準備するものは?
- グループホームのショートステイを嫌がる親への説得方法
- グループホームのショートステイに入れないときの代替サービス
- まとめ│グループホームのショートステイの活用ポイント
グループホームのショートステイとは?
グループホームのショートステイは、認知症の方が数日〜30日以内だけグループホームに宿泊し、専門的なケアを受けられるサービスです。
正式には「短期利用共同生活介護」と呼ばれます。
グループホームでも短期利用ができる
グループホームは長期入居のイメージが強いですが、空いている居室を使って短期間だけ宿泊利用(ショートステイ)することも可能です。
・正式名称は「短期利用共同生活介護」
・1つのユニットにつき短期利用は1名まで
・空いている居室(空床)を使って提供される
施設に空きがあるときに提供される「空床利用」が基本のため、空き状況によって受け入れの可否が変わります。
デイサービスとの違い
デイサービスが日帰りで利用するサービスであるのに対し、グループホームのショートステイは宿泊をともなう点が最大の違いです。
・日中だけ預けたい → デイサービス
・夜間も含めて数日〜数週間預けたい → ショートステイ
通常のショートステイとの違い
一般的なショートステイ(短期入所生活介護)が幅広い高齢者を受け入れるのに対し、グループホームのショートステイは認知症の方に特化している点が大きな違いです。
・認知症の診断がある
・少人数の家庭的な環境で過ごしてほしい
・認知症ケアに慣れたスタッフに任せたい
グループホームのショートステイはどんなときに利用できる?
グループホームのショートステイは、介護者が休みたいとき・不在にするとき・緊急のとき・本入居を試したいときの大きく4つの場面で使えます。
介護者が休みたいとき(レスパイト)
最も多い利用理由が、介護者が心身を休めるための「レスパイト(介護者の休息)」目的です。
・連日の介護で疲れがたまってきた
・夜間の見守りで睡眠不足が続いている
・自分の通院や体調管理の時間を取りたい
・旅行や趣味の時間を持ちたい
疲れきってからではなく、計画的に休むための利用がおすすめです。
介護者が入院・冠婚葬祭などで不在のとき
介護者自身が入院したり、冠婚葬祭・出張などで数日間家を空けるときの預け先としても利用できます。
・介護者が手術・入院することになった
・遠方での冠婚葬祭に参列する
・仕事の出張で数日家を空ける
・他の家族の看病が必要になった
予定が分かっている場合は、早めにケアマネジャーへ相談し、利用日を確保しておきましょう。
緊急で預かりが必要になったとき
急な事情で預け先が必要になったときは、「緊急時短期利用」として定員を超えて受け入れてもらえる場合があります。
いざというときすぐ動けるよう、日ごろから担当ケアマネジャーと連絡が取れる状態にしておきましょう。
本入居前に試しに利用したいとき
将来の入居を検討している場合、本入居前の「お試し」として利用する方法もあります。
・本人が施設の雰囲気になじめるか
・スタッフの対応や相性
・食事やレクリエーションの内容
・他の入居者との関わり方
短期から試すことで、入居後のミスマッチを防げます。
グループホームのショートステイの利用条件は?
年齢・要介護度の条件
対象は、原則として要支援2以上の認定を受けた65歳以上の方です。
認知症の診断が必要
グループホームは認知症の方のための施設のため、医師による認知症の診断が必須です。
・認知症の診断を受けているか確認する
・診断書・主治医意見書が必要になる場合がある
・まだ受診していない場合は早めにかかりつけ医へ相談する
同じ市区町村に住んでいること(地域密着型)
グループホームは「地域密着型サービス」のため、原則として施設と同じ市区町村に住む方しか利用できません。
グループホームのショートステイのサービス内容は?
グループホームのショートステイでは、基本的に長期入居者と同じ内容の介護・生活支援を受けられます。
食事・入浴・排泄などの基本介護
食事・入浴・排泄などの日常生活の介護を、長期入居者と同じように受けられます。
・栄養バランスに配慮した食事の提供と食事介助
・入浴・清拭などの身体の清潔ケア
・トイレ誘導・排泄介助
・着替え・整容などの身の回りの支援
・服薬の見守り・管理
レクリエーション・リハビリ
認知症の進行をゆるやかにするためのレクリエーションや機能訓練にも参加できます。
・料理・洗濯・掃除などの家事への参加
・体操・散歩などの軽い運動
・脳を使うゲーム・工作・季節の行事
・会話やレクリエーションを通じた交流
夜間の対応・緊急時の対応
グループホームでは夜間も職員が常駐しており、見守り・徘徊・体調変化への対応を受けられます。
・夜間も職員が常駐し、就寝中の見守り・トイレ介助を行う
・夜間の徘徊(歩き回り・外出)には、声かけや付き添いで対応する
・玄関の施錠やセンサーで、無断の外出を防ぐ
・不安で落ち着かないときは、話を聞いて安心できるよう寄り添う
・急な体調変化のときは、協力医療機関や救急へ連絡する
また、徘徊など認知症の症状への対応方法も施設によって異なるため、あわせて確認しましょう。
グループホームのショートステイの利用期間はどのくらい?
利用期間は、通常は原則30日以内、緊急時は7日以内(やむを得ない場合は14日まで)が目安です。
通常は最大30日まで
通常は、あらかじめ利用期間を決めたうえで、原則30日以内で利用します。
・空いている居室を使う「空床利用」が基本
・利用前に「何日から何日まで」と期間を定める
・数日〜数週間まで家庭の事情に合わせて調整可能
緊急時は7日まで
緊急で受け入れる場合の期間は、7日を限度(やむを得ない事情があるときは14日まで)です。
7日を超えて預け先が必要な場合は、通常のショートステイや別施設への切り替えを検討することになります。
連続して使い続けることはできる?
ショートステイは短期利用が前提のため、同じ施設を連続して使い続けることは原則できません。
・グループホームへの本入居を検討する
・他の介護施設への入居を検討する
・ケアマネジャーに状況を相談し方針を決める
・「◯日空ければ再利用できる」という全国共通の日数の決まりはない
・30日の期間が終わったら、いったん在宅に戻り、改めて30日以内の期間を定めれば再利用できる
・空床利用のため、利用したい時期に空きがあることが前提
・間隔や自費の扱いなど具体的な運用は、ケアマネジャー・施設に確認する
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グループホームのショートステイの料金はいくらかかる?
料金は、介護保険が使える「介護サービス費」と、保険対象外の「食費・居住費・日用品」などの合計で決まります。
介護保険は適用される?
介護サービス費には介護保険が適用され、自己負担は所得に応じて原則1〜3割で済みます。
地域区分(1単位10〜11.40円)・自己負担割合(2〜3割)・各種加算により実際の金額は変わります。
2ユニット以上の事業所ではやや低くなります(例:要介護3で841単位)。
1日あたりの合計自己負担額の目安
1日あたりの自己負担は、保険が使える「介護サービス費」と、全額自己負担の「食費・居住費・日用品」の合計で、要介護度・施設・地域によって変わります。
ショートステイの食費・居住費は施設ごとに1日単位で設定されるため、正確な金額は利用予定の施設に必ず確認してください。
加算で料金が変わるケース
施設の体制や利用者の状況に応じて「加算」がつくと料金が上がりますが、1日あたりの増加は数円〜数十円程度です。
・初期加算:約30円(利用開始から30日以内)
・認知症専門ケア加算:約3〜4円(専門的なケア体制がある場合)
・夜間支援体制加算:約25〜50円(夜間の職員体制が手厚い場合)
・医療連携体制加算:約5〜57円(医療機関との連携がある場合)
グループホームでの一日の流れ
グループホームでは、家庭に近いリズムで、起床から就寝まで規則正しい生活を送ります。
起床・朝食から就寝まで
一日は食事・入浴・レクリエーションを中心に、家庭と同じようなリズムで進みます(以下は一例で、施設により異なります)。
レクリエーション・入浴・食事の内容
日中は家庭料理の食事・介助付きの入浴・季節の行事など、生活に密着した具体的な活動が行われます。
特に食事は、入居者と職員が一緒に作ることも多く、調理が生活の中の役割やレクリエーションを兼ねています。
他の入居者との関わり方
ショートステイの利用者も、少人数で役割や活動を分け合う、グループホームならではの「共同生活」に自然に加わります。
・状態や好みが近い入居者同士が同じテーブルに座り、一つの工作や作業を一緒に行う
・料理では、一人が野菜を洗い、一人が盛り付けるなど役割を分担する
・畑仕事や漬物づくりなど、昔なじみのある作業を一緒に行い、会話のきっかけになる
・餅つき・夏祭りなどの季節の行事を、入居者みんなで準備・参加する
・長く暮らす入居者となじみの関係ができ、場の雰囲気に慣れやすくなる
・最初は無理に交流せず、様子を見ながら過ごせる
・人見知りの方には職員が間に入って橋渡しする
・顔なじみができると、次回以降の利用が楽になる
グループホームのショートステイのメリット
グループホームのショートステイには、①介護者が休める・②認知症に特化したケアを受けられる・③交流が刺激になる・④本入居の体験になるという4つのメリットがあります。
メリット①│介護者が休める(レスパイト効果)
最大のメリットは、介護者が介護から離れて心身を休められる「レスパイト効果」です。
・連日の介護でたまった疲れを回復できる
・夜間の見守りによる睡眠不足を解消できる
・自分の通院や用事の時間を確保できる
・在宅介護を長く続ける力になる
メリット②│認知症に特化したケアを受けられる
グループホームならではのメリットが、認知症ケアに特化した専門的な対応を受けられる点です。
・認知症介護に慣れた専門スタッフが対応
・1ユニット最大9名の少人数で目が届きやすい
・認知症特有の言動を否定せず向き合う
・本人のペースを尊重した自由度の高い個別ケアが可能
メリット③│他の入居者との交流が刺激になる
他の入居者やスタッフとの関わりが、よい刺激となり、生活に張りをもたらします。
・会話の機会が増える
・共同の食事や活動で役割を持てる
・気分転換になる
・心身の機能を保つことにつながる
メリット④│本入居前の体験・慣らしになる
将来の入居を考えている場合、本入居前の「体験・慣らし」として活用できる点もメリットです。
・本人と施設の相性を事前に確認できる
・本人が少しずつ環境に慣れられる
・入居後の「思っていたのと違った」を防げる
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グループホームのショートステイのデメリット
グループホームのショートステイには、①環境の変化による負担・②空きの少なさ・③施設によるケアの質の差といった注意点もあります。
デメリット①│環境の変化で認知症が進行することがある
最も注意したいのが、環境の変化で一時的に混乱や症状の悪化が起こる場合がある点です。
短い日数から慣らす、使い慣れた日用品を持参するといった工夫で負担を和らげられます。
デメリット②│空きが少なく希望通りに取れないことがある
空床利用が基本のため、希望する日に空きがあるとは限りません。
・1ユニット短期利用1名までで枠が限られる
・連休・年末年始は希望が集中しやすい
・予定が分かった時点で早めにケアマネジャーへ相談する
デメリット③│施設によってケアの質にばらつきがある
職員の対応や雰囲気など、施設ごとにケアの質や過ごしやすさに差があります。
本人が快適に過ごせるかは施設との相性に左右されます。
グループホーム選びで失敗しないためにみるべきポイント
施設によってケアの質に差があるため、選ぶときは見学で実際に確かめることが重要です。
見学で見るべきは、①認知症ケアの専門性②スタッフの対応・雰囲気③レクリエーションの内容・頻度④夜間体制・医療対応の4点です。
ポイント①│認知症ケアの専門性を見る
見学ではまず、認知症ケアにどれだけ専門的に取り組んでいるかを見ます。
・認知症介護の研修を受けた職員がいるか
・認知症専門ケア加算を算定しているか
・症状が出たときの対応方針が明確か
・本人の尊厳を大切にしたケアが行われているか
ポイント②│スタッフの対応・雰囲気を見る
見学中のスタッフの対応や施設全体の雰囲気は、大きな判断材料になります。
・職員の入居者への声かけ・表情
・入居者が穏やかに過ごしているか
・職員に余裕があるか
・施設全体の清潔さ・空気感
ポイント③│レクリエーションの内容・頻度を見る
レクリエーションの内容や頻度は、日々の生活の充実度を測る目安になります。
・どのような活動を行っているか
・どのくらいの頻度で実施しているか
・本人が楽しめそうな内容か
・活動の様子を見せてもらえるか
ポイント④│夜間体制・医療対応を確認する
見た目では分かりにくい夜間の体制や医療的ケアの範囲は、質問して確認します。
・夜間の職員体制・緊急時の対応
・医療的ケア(服薬・持病)への対応範囲
・他の入居者の表情・過ごし方
・においや音など施設内の環境

ショートステイに対応するグループホームの探し方
グループホームは地域密着型のため、まずは自分が住む市区町村内で、ショートステイ対応の施設を探すことが基本です。
・担当のケアマネジャーに紹介してもらう
・市区町村の介護保険窓口・地域包括支援センターに相談する
・ケアスル 介護などの施設検索サイトでエリアから探す
グループホームのショートステイの申し込みまでの手順
申し込みは、ケアマネジャーへの相談から始まり、見学の予約・見学・ケアプラン調整を経て契約・利用へと進みます。
STEP1 │ケアマネジャーに相談する
まずは担当のケアマネジャーに、利用したい旨を相談します。
ケアマネジャーがついていない場合は、地域包括支援センターへ相談しましょう。
STEP2 │見学・相談を予約する
候補の施設が決まったら、電話やケアマネジャーを通じて見学・相談を予約します。
・施設へ電話、またはケアマネジャー経由で連絡する
・ショートステイの空き状況・利用条件を確認する
・見学の日時を調整する(昼食やレクの時間帯がおすすめ)
・可能であれば本人も一緒に見学する
STEP3 │施設見学・空き確認
予約した日に見学・事前面談を行い、空き状況と受け入れの可否を確認します。
施設は本人の状態を確認したうえで、受け入れられるかを判断します。
STEP4 │ケアプランの変更・追加
利用が決まったら、ケアマネジャーがショートステイを組み込んだケアプランを作成・変更します。
手続きは基本的にケアマネジャーが進めます。
STEP5 │契約・初回利用
最後に施設と契約を結び、初回利用を迎えます。初回は短めの日数から始めるのがおすすめです。
グループホームのショートステイの申し込みに必要な書類
申し込みには、介護保険証・要介護認定結果通知書・医師の診断書などが必要になります。
上記のほか、施設ごとに独自の書類を求められる場合があります。
・お薬手帳・服薬情報がわかるもの
・健康保険証・後期高齢者医療被保険者証
・負担割合証(自己負担割合を確認するため)
・施設所定の利用申込書・同意書
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グループホームのショートステイでの持ち物・準備するものは?
着替えや洗面用具などの基本の持ち物に加え、常備薬やお薬手帳を準備します。
おむつの扱いなど、施設によって変わるものもあります。
基本の持ち物リスト
まずは、宿泊に必要な着替えや日用品、健康管理に関わるものを用意します。
・着替え・下着(利用日数分)
・洗面用具・歯ブラシ・タオル類
・常備薬・お薬手帳
・介護保険証・健康保険証
・眼鏡・入れ歯・補聴器など普段使うもの
・使い慣れた日用品(本人が安心できるもの)
施設によって異なるもの・事前確認すべきこと
持ち物には、施設が用意するか本人が持参するかで扱いが変わるものがあります。
・おむつ・パッドは施設支給か持参か
・薬の管理方法(預ける・自己管理など)
・持ち物への名前書きのルール
・持ち込みが禁止されているものはあるか
グループホームのショートステイを嫌がる親への説得方法
認知症の方は正論での「説得」が通じにくいため、無理に説得せず、嫌がる理由を理解し、本人が受け入れやすい伝え方を工夫するほうが現実的です。
なぜ嫌がるのか?理由別に理解する
まず、本人がなぜ嫌がるのか、その理由を理解することから始めます。
・知らない場所や人に対する不安・恐怖
・「世話になりたくない」というプライド
・家族に見捨てられるのではという不安
・自分に介護が必要だという自覚がない
本人が受け入れやすい理由で伝える
認知症が進んでいると見学や正直な説明が通じないことも多いため、本人が納得しやすい「理由」に言い換えて伝えるのが現実的です。
・在宅の方:「家を改修する間だけ、別のところで過ごそう」
・入院中の方:「看護師さんも忙しいから、もっと自由に過ごせるところに移ろう」
・ショートステイの利用経験がある方:すでに慣れており、比較的受け入れやすい
・共通:「入居」ではなく「いったん、用事の間だけ別のところで過ごそう」と一時的なことだと伝える
だますことが目的ではなく、本人の気持ちに寄り添う前提で行います。
うまくいかないときはケアマネジャーや職員に相談してください。

「家の用事の間だけ」など、本人が受け入れやすい理由で伝えるほうがうまくいくことが多いです。
認知症の方は「支えられる側」より「役に立つ側」でいたい気持ちが強いため、その気持ちを尊重した言い方を選びましょう。
ひとりで抱えず、ケアマネジャーや施設の職員に間に入ってもらうのも有効です。
グループホームのショートステイに入れないときの代替サービス
グループホームのショートステイに入れない理由は、「満員で空きがない」か「利用要件を満たせない」の大きく2つです。
その場合は空き待ちを調整するか、目的に合った代替サービスを検討します。
・満員のとき:同じ市区町村の別施設を探す/ケアマネジャーに相談/キャンセル待ち・早めの予約
・要件を満たせないとき:条件の合う別サービスを選ぶ(認知症の診断がなくても、通常のショートステイなら使える場合あり)
目的に応じて、代わりに使える主なサービスは次のとおりです。

特に緊急時は、一つの施設に空きがないと預け先を失ってしまいます。
日ごろからケアマネジャーと相談し、いざというときに頼れる施設をいくつか把握しておくと安心です。
まとめ│グループホームのショートステイの活用ポイント
グループホームのショートステイは、認知症の方が最大30日まで短期で宿泊し、専門的なケアを受けられるサービスです。
介護者のレスパイトや、本入居前の体験として無理なく活用できます。
・対象は、認知症の診断がある要支援2以上で、同じ市区町村に住む方
・利用期間は通常30日以内、緊急時は7日まで(やむを得ない場合14日)
・介護保険が使え、1日あたりの自己負担はおおむね4,000〜5,000円台(食費・居住費など込み)
・介護者のレスパイト、本入居前の体験・慣らしとして使える
・申し込みは、担当のケアマネジャーへの相談から始まる
まずは担当のケアマネジャーに相談し、本人に合った施設を早めに探しておくことで、いざというときに慌てず利用できます。