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  • 【公開日】2023-09-08
  • 【更新日】2023-09-08

要介護5では胃ろうになることもある|胃ろうでも入居できる施設や施設を探す際のポイントもご紹介

要介護5では胃ろうになることもある|胃ろうでも入居できる施設や施設を探す際のポイントもご紹介

要介護5とは、要介護度のなかでも最も重度の認定段階であり、身体機能の低下からほとんど寝たきり、意思疎通が困難な状態となります。

また、要介護5になると口腔機能の低下から口からの食事が困難になるケースもあり、胃ろうが必要になる方もいらっしゃいます。

本記事では、要介護5の胃ろうについて胃ろうでも入居できる施設などについて解説・紹介していきます。

胃ろうについてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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要介護5では胃ろうが必要になることもある

要介護5では、口腔機能の低下から口からの食事が困難になることもあるため、胃ろうが必要になることもあります

胃ろうとは、腹部に開けた穴にチューブを通し、チューブを用いて直接胃に栄養を流し込む医療行為を指します。

口腔機能の低下から、口から食事を摂取できなくなってしまった方や、食事は摂れるもののむせやすく肺炎などが起きるリスクが高い方が胃ろうでの栄養摂取を選択します。

要介護5の方は、身体機能の低下が顕著であり、口腔機能の低下から口からの食事ができなくなることも少なくないため、胃ろうでの栄養摂取を迫られることもあるでしょう

併せて喀痰吸引が必要になることも

胃ろうでの栄養摂取を選択すると、多くの場合では口からの食事を行わなくなりますが、口からの食事を行わなくなると嚥下機能が低下し痰を排出することができなくなるため、痰の吸引が必要になるケースも少なくありません

そのため、胃ろうを選択した際には、胃ろうでの経管栄養はもちろん、喀痰吸引などの医療行為が必要になる可能性も考慮しておきましょう。

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要介護5で胃ろうが必要な場合、在宅介護は可能?

要介護5で胃ろうが必要な場合でも在宅介護は可能でしょう

前述のように、胃ろうの方の場合、胃ろうでの経管栄養や人によっては喀痰吸引などの医療行為が必要になりますが、これらの医療行為はご家族の方が自宅で実施することが認められているため、在宅で介護を続けていくことも可能です。

慣れるまでは不安に感じることもあるでしょうが、手順や注意点などをしっかりと抑えておけばそれほど難しい医療行為ではないため、大きな負担にはならないでしょう。

また、どうしても家を空けなくてはいけないというような場合でも、医療ケアを受けることができる訪問看護などのサービスを利用することで対応することができるでしょう。

要介護者の身体状態や介護者の介護環境などにもよりますが、胃ろうの場合でも在宅介護を継続することは可能と言えます。

要介護5で胃ろうの方が入居できる施設を探す際のポイント

胃ろうの方でも入居できる施設を探す際のポイントは、以下の通りです。

  • 対応できる職員体制は整っているか
  • 口腔ケアへの対応
  • 個人に合った栄養剤を選んでもらえるか

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

対応できる職員体制は整っているか

胃ろうの方でも入居できる施設を探す際には、胃ろうや喀痰吸引に対応できる職員体制が整っているかどうかを確認しましょう。

胃ろうの方の場合、胃ろうでの経管栄養や痰の吸引といった医療行為が必要になりますが、これらのケアは医療行為にあたるため、医師や看護師、もしくは特定の研修を終えた介護職員にしか実施することができません

そのため、施設に入居する際には、胃ろうでの経管栄養や痰の吸引に対応することができる職員の配置を確認することが重要となります。

特に痰の吸引に関しては、人によっては日中だけでなく夜間帯にも必要になることがあるため、対応可能な職員の24時間体制の常駐があると安心でしょう。

口腔ケアへの対応

胃ろうでも入居できる施設を探す際には、口腔ケアへの対応を確認するようにしましょう。

胃ろうにすると、多くの場合は口からの食事を行わないため、口腔ケアは必要ないと思われがちですが、実際はそんなことはありません。

口からの食事をしなくなることで唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥し細菌が繁殖しやすくなってしまうため、口内を清潔に保つためにも口腔ケアが重要となります。

口の中の細菌が繁殖してしまうと、細菌性肺炎などの原因にもなるため、口腔内を清潔に保つための口腔ケアをしっかりと行ってくれる施設を選ぶことが重要となります。

個人に合った栄養剤を選んでもらえるか

胃ろうでも入居できる施設を探す際には、個人に合った栄養剤を選んでもらえるかどうかを意識するといいでしょう。

胃ろうで使われる栄養剤には、半消化態栄養剤消火態栄養剤の2種類があります。

半消化態栄養剤の場合は、たんぱく質の消化が必要になるため、消化機能が正常もしくは障害が軽度の方に適しています。

一方の消化態栄養剤は、たんぱく質が分解されているため、消化機能が低下した方に適していると言えます。

このように、個人の身体状態によって適した栄養剤が異なるため、医師や看護師と連携し個人に合った栄養剤を選択してくれる施設を選ぶといいでしょう。

要介護5で胃ろうの方でも入居できる施設

胃ろうは医療行為の1つであり、実施できる職員が限られていることから、どの施設でも対応できるわけではありません。

要介護5で胃ろうの方でも入居できる施設としては、以下の施設種類が挙げられます。

  • 介護付き有料老人ホーム
  • 介護医療院

それぞれの施設種類について詳しく触れていきます。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームとは、民間団体が運営している有料老人ホームの1種であり、その中でも介護サービスの提供がある施設を指します。

介護付き有料老人ホームは、介護サービスをはじめとしたサービスが充実している傾向が強く、看護師の常駐があるなど医療体制が充実している施設も少なくないため、胃ろうの方でも入居することができるでしょう。

ただ、民間の施設であるため、特養といった公的な介護施設と比較すると費用が高額になるため、その点には注意が必要です。

介護医療院

介護医療院とは、慢性期の医療ニーズに対応した介護施設であり、介護はもちろん、充実した医療ケアを受けることができます。

このように、介護や医療という面からのケアを受けることができるため、高齢者の長期療養施設としての役割を果たしています。

また、介護医療院では医師や看護師の配置が義務付けられているため、胃ろうや喀痰吸引といった医療行為を受けることができるでしょう。

また、前述の介護付き有料老人ホームと比較すると費用が安い場合が多いため、費用の安さを優先したいという方は介護医療院への入所を検討するといいでしょう。

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まとめ

本記事では、要介護5の胃ろうについて解説してきました。

要介護5は要介護度の中で最も重度の認定段階であり、身体機能の低下が顕著であることから、口からの食事が難しいケースもあるため、胃ろうでの栄養摂取を選択することもあるでしょう。

また、胃ろうの方の場合、その多くが口からの食事をしなくなるため、嚥下機能の低下により痰の排出が困難になり、喀痰吸引などの医療行為が必要になることもあります。

これらの医療行為の必要性なども考慮のうえ、適切な介護のかたちを選択するようにしましょう。

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