ラ・ナシカこまつがわの施設長(ホーム長)インタビュー

世の中には数多くの老人ホームがありますが、直近では終の棲家として利用できる看取り対応可能な施設の人気が高まっています。

ラ・ナシカこまつがわは比較的介護度が高い方入居する老人ホームです。24時間介護士が駐在しているため、夜間の介助・介護が必要な方でも入居が可能です。

今回は東京都江戸川区にあるはラ・ナシカこまつがわについて特集記事で取り上げていきたいと思います。

この記事のまとめ
  • ラ・ナシカこまつがわは、東京都江戸川区にある介護付き有料老人ホーム
  • 基本料金は敷金が50万円、月額費用が187,460,円~287,460円の価格設定
  • 通院介助や夜間の循環・トイレの付き添いも行っているなど、重介護度の方向けの施設
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ラ・ナシカこまつがわの施設長(ホーム長)インタビュー

今回は、ケアスル介護編集部が実際に「ラ・ナシカこまつがわ」さんに訪問し、施設長である髙橋 裕介(たかはし ゆうすけ)さんに、ご自身のキャリアから施設の特徴についてまでお話を伺ってきました。

ラナシカこまつがわの外観写真

髙橋さんがラ・ナシカこまつがわの施設長になるまで

写真は「ラ・ナシカこまつがわ」の施設長である髙橋 裕介(たかはし ゆうすけ)さん

介護業界に入られたきっかけは何だったのでしょうか?

元々おばあちゃんっ子で、母方のおばあちゃんに良くしてもらっていたこともあり、高齢者の方と接する機会が多かったように思います。

また、大学で障がい者養護の勉強をしていたこともあり、似た領域である高齢者福祉についても興味がありました。

人と接するお仕事がしたいと思っていたため、大学卒業後は学校関係のお仕事を2~3年ほどしていました。

しかし、若いうちに元々専攻していた障がい者養護や高齢者福祉の領域でのお仕事を経験したいと思い、今の株式会社シダーに転職したという流れになります。

株式会社シダーに入社してから21年目になるので、介護業界に関わってからもうかなり長くなりますね。

入社後すぐに老人ホームで働き始めたのでしょうか?

最初は、80名ほどの高齢者が通われる大規模なデイサービスに、介護職員として入職しました。

ご縁もあって、2年後には、そのデイサービスの管理者を務めていました。

その後、2つのデイサービス、次に老人ホーム、次にまたデイサービスを経験し、「ラ・ナシカこまつがわ」は6施設目となります

そのほか、一旦現場を離れて求人のお仕事をする機会もあり、現場の外から介護現場で働く方のサポートもして、何人か入職させてもらったりもしました。

デイサービスでのご経験は現在の仕事にどのように活きていますか?

最初のデイサービスでは、平均して80名ほどの高齢者の方が通われていたので、260名にも上る数の高齢者の方が曜日を分けて通われるということで、200名以上の高齢者の方と接することになりました。

さらに、高齢者の方は固定ではなく入れ替わりもありますから、1年を通してその倍以上の高齢者の方と接していたんですね。

デイサービスということで、高齢者の方は自宅から通われるため、とても元気な方もいれば、こちらでお手伝いが必要な方まで様々です。

それだけの人数の方を相手にする中で、自分の実力のなさを感じることもありましたが、人間性の部分で大いに成長できたと感じています。

また、高齢者の方だけでなく、職員さんの数も多く、様々な職員の方から技術や対話の仕方を学ぶことができました。

人数が多く、特に初めの半年間はすごく大変でしたが、その分多くの方から技術や考え方を学ぶことができ、日々スキルアップしながら人の役に立てている実感を得ることができたのは、大きなメリットだったと思います。

デイサービスでの経験は自分の中ですごく大きくて、当時の仲間といまだに関わりもあります。

介護職としてのすごく印象的なスタートだったと思いますが、この経験があったからこそ今も続けていられるんだろうなと思いますね

デイサービスのお仕事に対して、老人ホームでのお仕事ではいかがだったでしょうか?

デイサービスは日中8時間ほどだけですが、老人ホームは単純にその3倍の24時間のお付き合いになります。

入居者の方が朝起きて、日中を過ごして、夜寝るまで、さらには、夜間の安全をお守りする必要もあるので、デイサービスに比べて時間も内容も3倍、その分得られるものも3倍という感じでした。

特に人の生き死に触れる経験は貴重でした。

株式会社シダーは「老人ホームは終の棲家」を謳っているため、ありがたいことに「病院では老衰の域だから、ラ・ナシカさんで最期を迎えたい」という方もいます。

それはデイサービスではできない経験ですし、入居者のご家族さまとの距離も近くなります。

また、自宅から通うデイサービスとは異なり、入居者の方は1日中施設で過ごすことになるため、ご家族さまよりも入居者の方と接する時間も長く、その点でご家族さまからも大変感謝されます。

こういった貴重な経験を有料老人ホームではできたかなと思いますね。

ラ・ナシカこまつがわのこだわり

ラ・ナシカこまつがわの特徴を教えてください

「ラ・ナシカこまつがわ」の居室数は32床となっており、他の施設と比べると小さめの施設であるため、アットホームな雰囲気の施設かなと思います。

また、職員の半数が外国人の方ということも特徴的で、私たちも外国人職員ならではの対応に助けられていることも多く、互いに補い合う職員同士の関係の良さが入居者の方にも還元されていると考えています。

入居者の方には基本的にはお部屋から積極的に出てきてもらい、フロアに遊びに来てもらうような形を取っているため、入居者の方がお部屋から出たり入ったりする機会が多いという点で、他施設よりも活動は多いと言えます。

入居者の方を放置してしまうと、朝から寝てしまったり、手の届くところに物を置いて動かなかったりということがありますが、職員の方から「食事の時間ですよ」「レクリエーションの時間ですよ」といった形でお声がけをしているため、夜までにまとまって寝る時間ができるということはあまりありません。

そういった点では、「ラ・ナシカこまつがわ」は、入居者の方に対して積極的にお声がけをして、入居者の方の活動時間をしっかりと確保することを大切にしている施設です。

一見当たり前のことのように思えるかもしれませんが、職員側の都合に合わせてしまうと、入居者の方を放置してしまうということも起こってしまいます。

リハビリテーション科から誕生した会社だからこそのこだわり

入居者の方を放置し、極力動かさなくてよいとなってしまうと、入居者の方自身のお体が弱ってしまい、結果的に介護量が増えてしまうということにも繋がりかねません。

そのため、職員の地道な声掛けをスケジュールに入れ込み、入居者の方の生活リズムに合わせながら、無理のない範囲でお部屋から出てきてもらうようにしています。

株式会社シダーは、元々リハビリテーション科から誕生した会社なので、そうした意味でも高齢者の方の活動を確保することは大切にしてきました。

また、株式会社シダーはデイサービスからスタートしたため、有料老人ホームであっても、デイサービスのように日中は明るく賑やかな場所へと入居者の方を誘導し、職員と話してもらったり、トイレに行ってもらったりするようにしています。

トイレは、手すりはもちろん非常呼び出しもあり、安全に設計されていました。

全部お部屋で完結しようとしてしまうと、入居者の方がずっとお部屋にいる状態でフロアもがらっとしてしまいますが、常にフロアに入居者の方がいて、その様子を職員が見守る、これは私が入職してからずっと続いているルールであり、流れなのです。

リハビリの内容は具体的にどういったものなのでしょうか?

毎日午前に30~40分ほどリハビリの時間があります

入居者の方には、毎朝9:15に平行棒と椅子のあるフロアに集まってもらい、10:00頃まで体操を行ってもらっています。

参加率としては、入居者のうちの7~8割ほどになります。

どうしても寝たきりで参加が難しい入居者の方もいますが、可能な限り朝お声がけをして、リハビリの様子や声だけ聞いてもらうといったこともしています。

写真は朝のリハビリが行われるフロア

また、午後からは体を動かすレクリエーションも実施しています

そのほか、医療保険で個別でマッサージ師を呼んでリハビリを行っている方もおり、自社でできる部分と医療保険に頼る部分の両方から、入居者のご家族と相談してどのようなリハビリを行うかを決めています

ラ・ナシカこまつがわにはシアタールームからカラオケルームまで備えています

髙橋さん自身が考える理想の老人ホーム

当然ですが、入居者の方ご自身とそのご家族が求めているものは違うと思います。

入居者の方は自ら施設に入りたくて入っている方はいないだろうし、ご家族も入居者の方にこうなってほしいという理想はあるけど、自分たちではなかなか見てあげることが難しいと思うので、お互いにかちっと交わることはあまりないのかなとも思います。

そのため私たちとしては、入居者の方が初めは家に帰りたいと思うかもしれないけど、「ここなら安心できる」と当たり前に思ってもらうこと、そして、ご家族の方が「ここなら信頼して預けられる」と思ってもらうことが大切だと考えています。

当たり前のことが当たり前にできない時代になっているように思いますし、こうしたありきたりなことをきちんと行っていくことが難しいということはいつも職員にも話していることです。

やりすぎてもいけないし、やらなすぎてもいけないし、「普通」ということが一番難しいんですね。

職員の立場に立って言うと、人に興味を持たないといけない仕事なのになかなか興味が持てなかったり、忙しくて自分のことで精いっぱいな人もいると思います。

しかしながら、忙しい時だからこそ、相手の立場に立って、入居者の方一人ひとりが何を求めているのか、何が好きで何が嫌いなのか、ご家族に対してどういった気持ちを持っているのか、こうした小さなことに気づいてあげて、形にしてあげることが大切なんですね。

こういった大それたことではないけど一番難しいことを、いかに継続してやり続けることができるか、これこそが良い施設になっていく秘訣だと考えています。

編集者のあとがき

ラ・ナシカこまつがわは江戸川区小松川にある介護付き有料老人ホームです。最寄り駅はJR平井駅。駅から続くにぎやかな商店街を抜けた先にラ・ナシカこまつがわはあります。

施設長の髙橋さんは温和で物腰柔らかな雰囲気で大変楽しくお話を伺うことができました。インタビュー後も併設されているデイサービスの利用者様、娘さんと楽しくお話をされているのが印象に残っています。

「ラ・ナシカこまつがわはリハビリなどの介護サービスの充実度やシアタールーム・カラオケなどの設備が充実している施設。」

そんな気持ちでインタビューに臨みましたが、ネットではわからない施設長のこだわりや安心感を垣間見ることができたのが特徴的でした。

ラ・ナシカこまつがわに入居する流れ

はっぴーらいふ茨木に入居する流れとしては下記の5ステップがあります。

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ラ・ナシカこまつがわのまとめ

今回の特集では東京都江戸川区の介護付き有料老人ホーム ラ・ナシカこまつがわについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

ラ・ナシカこまつがわは、入居後の生活についても娯楽施設や季節のイベントなども豊富なほか、医療体制や特にリハビリに力を入れている施設です。

駅から10分とアクセス良好で入居者様のご家族も安心して施設へ入居させることができるのではないでしょうか。

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