胃ろうでも介護施設に入居できるのか?対応可能な介護施設や探し方を紹介!

胃ろうでも介護施設に入居できるのか?対応可能な介護施設や探し方を紹介!

「胃ろうを造設しているけれども、介護施設に入居できるのだろうか?」

介護施設を探している方の中には、胃ろうの方を受け入れている設備や医療ケアが整っているか気にしている人は多いです。

本記事では、胃ろうでも入居可能な介護施設を紹介します。また、胃ろうを造設している方が介護施設を探す際に見ておくポイント探し方も解説していきます。

これから介護施設を探し始める方は、ぜひ参考にしてください。

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胃ろうでも本当に介護施設へ入居させて良い?

医療行為である胃ろうのケアが必要なのに、本当に介護施設へ入居させて大丈夫なの?

胃ろうに必要な医療ケアは介護施設でもやってもらえるの?と心配される方もいるでしょう。

ここでは、介護施設で行われる胃ろうのケアについて解説します。

介護施設における胃ろうが必要な入居者の割合

厚生労働省は、「介護療養型医療施設におけるたんの吸引・経管栄養に対するニーズ」において、

介護療養型医療施設に入所している入所者のうち38.3%は胃ろう・経管栄養を必要していると報告しています。

胃ろうは管の自己抜去や、管のつまり、皮膚トラブルなどのリスクを伴うといった背景で、在宅介護ではなく介護施設への入居を検討する方が一定数いるようです。

介護職員でも胃ろうのケアができるようになった

2012年の介護保険法改正により、一定の研修を受けた介護スタッフであれば、施設内で喀痰吸引や経管栄養の処置を行えるようになりました。

そのため、看護師や医師がいない介護施設でも、病院と同様に胃ろうのケアを受けることができます。

しかし、研修を受けている介護士の人数が少なかったり、入居者のひっ迫により胃ろうの方を受け入れていない介護施設もあります。

※参考:厚生労働省「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律

胃ろうでも入居できる介護施設はある?

結論から言うと、胃ろうを造設している方でも入居できる介護施設はあります

看護師が常駐している介護施設であれば、胃ろうによる経管栄養を受けることができます。

下記4つの介護施設では医師や看護師が常駐しており、胃ろうの方の入居を受け入れている場合が多く、安心して入居することができます。

施設種類 特徴 入居条件 職員体制 費用
介護治療院 医療依存度が高い方向けに、介護と医療の両方のサービスが受けられる。長期療養も可能。
  • 要介護1~5
  • 65歳以上の高齢者
  • 医師:入居者48人に対して1人(介護医療院Ⅰ型)
  • 看護師:入居者6人に対して1人
  • 初期費用:なし
  • 月額費用:9~17万円
特別養護老人ホーム(特養) 要介護3以上の方が入居できる介護保険施設。入浴や排せつの介助を受けながら生活できる。
  • 原則要介護3以上
  • 65歳以上の高齢者
  • 医師:入居者に応じて必要な数
  • 看護師:入居者30人に対して1人
  • 初期費用:なし
  • 月額費用:5~15万円
介護老人保健施設(老健) 在宅復帰を目的として、医療ケアやリハビリが受けられる。原則3か月で退居する。
  • 要介護1~5
  • 65歳以上の高齢者
  • 医師:入居者100人に対して1人
  • 看護師:入居者100人当たり9人
  • 初期費用:なし
  • 月額費用:8~14万円
介護付き有料老人ホーム 介護スタッフが24時間365日体制で常駐。日中は看護師も配置されている。
  • 要介護1~5
  • 65歳以上の高齢者
  • 医師:配置義務なし
  • 看護師:入居者30人に対して1人
  • 初期費用:0~数億円
  • 月額費用:10~40万円

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胃ろうの方が介護施設を探すときのポイント

胃ろうを造設している方が介護施設を探すときのポイントとして、下記の3つが挙げられます。

  • 職員体制が十分であるか
  • 口腔ケアが徹底されているか
  • その人に合った栄養剤を選んでいるか

胃ろうの場合、施設内で適切な医療ケアやサービスを受けることができるか、予め確認しておくポイントがいくつかあります。順に詳しく解説していきます。

職員体制が十分であるか

施設内や併設しているクリニックなどで、経管栄養を受けることができる職員体制であるか確認しましょう。

前述の通り、経管栄養ができるのは看護師または研修を受けた介護スタッフであるため、どちらかの職員が常駐している施設を選びましょう。

護師による胃ろうのケアを受けたい場合は、24時間看護師が常駐している民間の介護施設や、老健介護医療院など病院の機能を持つ施設を選ぶのが良いでしょう。

また、胃ろうによって嚥下機能が低下しないために、専門的なリハビリを行っているか、改善事例などがあるか聞いてみることもおすすめします。

施設内の職員体制に加えて、胃ろうによる皮膚のトラブルが起きてしまうことも考慮し、提携医療機関や訪問診療に関する体制も把握しておくと良いでしょう。

口腔ケアが徹底されているか

施設内で口腔ケアが徹底されているか確認することが大切です。

胃ろうによる経管栄養を続けていくと唾液の分泌量が少なくなります。口の中が乾燥してしまうと細菌が繁殖しやすくなり、痰などと一緒に細菌を飲み込んでしまうと、肺炎を引き起こしてしまうこともあります。

これらは口腔ケアが行われていれば防ぐことができるため、施設内でケアが徹底されている介護施設を選びましょう。また、提携医療機関による訪問歯科診療が行われているかも判断軸となります。

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その人に合った栄養剤を選んでいるか

入居後も適切な栄養剤をしっかり選んでくれるか確認しましょう。

胃ろうで使われる栄養剤は、たんぱく質が分解された状態で含まれている「消化態栄養剤」とたんぱく質がそのまま含まれている「半消化態栄養剤」の2種類あります。

半消化態栄養剤は、接種後にたんぱく質の消化が必要になるため、消化機能が軽度の方に適しています。消化態栄養剤はたんぱく質が分解されていいるため、消化吸収能力が低下している方に用います。

利用する人にとって適切な栄養剤が異なるため、どの栄養剤を投与するのか、医師や看護師と連携を取りながら選んでくれるか把握しておきましょう。

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胃ろうでも入居可能な介護施設で安心した生活を送ろう

本記事では、胃ろうでも入居可能な介護施設の種類と、施設を探すポイントを解説しました。

胃ろうを造設している方でも介護施設に入居することはできますが、経管栄養は医療行為に該当するため、入居可能な施設は限られてしまうことが現状です。

また、施設内で医療設備が整っているか、口腔ケアが徹底されているかなど、施設を探す際のポイントに沿って希望条件を決めておくと良いでしょう。

胃ろうでも介護施設に入居することはできますか?

結論から言うと、胃ろうを造設している方でも入居できる介護施設はあります。ただし、経管栄養は医療行為に該当するため、すべての介護施設で受け入れられるわけではありません。詳しくはこちらをご覧ください。

胃ろうの方が介護施設を探すときのポイントはありますか?

看護師や医師が常駐している施設であること前提として、口腔ケアが徹底されているか、専門的なリハビリを受けられるかなどの確認しておくべき点がいくつかあります。詳しくはこちらをご覧ください。

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