寝たきりになった高齢者の方の介護は、以下のように行いましょう。
- 排泄介助は十分に話し合って進める
- 食事は正しい形態のものを正しい姿勢で食べさせてあげる
- 定期的に姿勢や体勢を動かしてあげる
- 清拭を行い、身体を清潔に保つ
この記事のまとめ
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寝たきりになった高齢者の方の介護を行う場合は、
①本人の自尊心を傷つけないよう、本人と十分話し合ったうえで、排泄介助のやり方を決めましょう
②食事は、とろみのある食べ物を食べさせるだけでなく、正しい姿勢で食べさせるようにしましょう
③横向きや仰向けなど、定期的に姿勢や体勢を動かしてあげましょう
④温かいタオルで身体を拭いてあげ、身体を清潔に保つようにしましょう
①排泄介助
排泄介助はデリケートなケアであるため、本人と十分に話し合って進めるようにしましょう。
【寝たきりの方の介助をされている方の声】
寝たきりの人は、本人の尊厳に関わるものもあります。
人前でおむつ交換は本人も周りも嫌なものですし。プライベートスペースを確保するのは大切です
参考:Xの投稿より部分引用
【寝たきりの方の介助をされている方の声】
母は尿路カテーテルを倒れてからほぼ1年繋げていました。
寝たきりが長く自分で排泄出来ず、回復期で外すことを何度か試しましたが、自力での排泄は困難でした。
その後在宅になってから、オムツ内排泄→介助ありポータブルトイレ排泄となっています。
参考:Xの投稿より部分引用

②食事
食事をとる際には、誤嚥(食物などが誤って喉頭と気管に入ってしまう状態)を避けるためにも、正しい形態のものを正しい姿勢で食べさせてあげるようにしましょう。
【寝たきりの方の食事に対する意見】
嚥下機能が低下してる人って 刻んでも、とろみをつけても誤嚥するリスクはあるよ。 自分の唾液でむせる人もいるし。
胃瘻の人は経管栄養中に管外しちゃう人もいる。
寝返りがうてる人はいいけど、 寝たきり人は定期的に体の向きを変えないと、褥瘡や拘縮にも繋がるし。
参考:Xの投稿より引用
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③体位交換
寝たきりの方はベッド上での生活が中心となってしまうため、定期的に姿勢や体勢を動かしてあげることが大切です。
【寝たきりの方の介助事例】
火曜から本格的にリハビリ始まったんだけど。
入院中は、ほぼ寝たきりに近い状態だったので、肘はもちろん、全身の筋肉が固くなってて、筋肉をほぐしながら、体を動かすようにしてるんだけど、リハビリの日の夕方くらいになると、反動でバッキバキで、
起きるの大変ですが 無理のない範囲で頑張ります
参考:Xの投稿より引用
④清潔維持
寝たきり状態になると、必然的に入浴の機会や着替えの頻度が少なくなってしまうため、身体を清潔に保つことも大切なことです。
【寝たきりの方の介助事例】
病院で『もう、元気になる見込みはないから あと、2ヶ月くらいかな 』医師からそう言われて、施設に戻って来られた92歳の利用者様、
普通浴しかなく 病院では寝たきりになってから 1ヶ月近く入浴も出来ず、おしりには大きな床ずれも出来ていた。
参考:Xの投稿より部分引用

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まとめ
「寝たきり介護は何をすればいいの」「寝たきり介護で気を付けないといけないことが多くて難しい」と思っている方は多いと思います。
そのような方は、まずは以下の4ステップに沿って進めてみましょう。
- 排泄介助は十分に話し合って進める
- 食事は正しい形態のものを正しい姿勢で食べさせてあげる
- 定期的に姿勢や体制を動かしてあげる
- 清拭を行い、身体を清潔に保つ