シニア向け分譲マンションは何歳から入れる?入るべきタイミングまで解説!

シニア向け分譲マンションは何歳から入れる?入るべきタイミングまで解説!

「部屋の掃除などの家事から解放されたいけど、シニア向け分譲マンションってこの年齢で入れるのかな・・・」

「いつ頃から入るのがいいんだろう・・・」

このように感じている方も多いのではないでしょうか?

シニア向け分譲マンションとは、シニア世代の人々が暮らしやすいよう、バリアフリー化が施され、また安否確認やフロントサービスなども備えているマンションのことです。アクティブシニアと呼ばれる元気に活動できるシニア層向けに作られた分譲マンションですが、実は若くても入居することができるところもあります

そこで今回は、シニア向け分譲マンションは何歳から入居できるのか?からシニア向け分譲マンションに入居するおすすめの年齢までを取り上げました。

本記事を通して、シニア向け分譲マンションも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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在宅介護エキスパート協会 代表
所有資格:AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士,社会福祉士,宅地建物取引士
専門分野:在宅介護,老後資金,介護施設全般
職業: 社会福祉士,宅地建物取引士,ファイナンシャルプランナー

NEC 関連会社(現職)でフルタイム勤務の中、10 年以上に渡り遠距離・在宅介護を担う。両親の介護をきっかけに社会福祉士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナーなど福祉に直接的・間接的に関係する資格を取得。その経験や知識を多くの方に役立てていただけるよう「在宅介護エキスパート協会」を設立、代表を務める。詳しくはこちら

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シニア向けマンションは何歳から入居可能?

ここでは、シニア向け分譲マンションは何歳から入れるのか、どのような規定を設けているのかを見ていきます。

シニア向け分譲マンションの年齢制限は、大きく二つのパターンに分かれています。

  1. 年齢制限はない
  2. 45~ 55歳以上など低めではあるものの年齢制限を設けている

年齢制限はない

シニア向け分譲マンションでは、年齢制限を設けていないマンションも多く存在しています

理由としては、有料老人ホームなどと違い、「自立して生活できる、ある程度健康な高齢者」を対象としているため、年齢を絞る必要がないということが大きいでしょう。

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ただし、シニア向け分譲マンションのため、医療施設との提携、日常生活のサポートや24時間体制で介護職員が駐在するサービスがついているところもあるなど、シニアの方向けに最適化された仕様にはなっているようです。

例:シンジコーレ松江

シニア向け分譲マンションの年齢制限に関し、具体的な事例を見ていきましょう。シンジコーレ松江では以下の画像のように、年齢制限を設けていません。

シンジコーレ松江よくある質問

そのため、どなたでも入居が可能となっているようです。

また記載の通り、各種サービスはシニアの方向けに配慮されています。ケアサポートセンターの設置や専用車による外出付き添い・送迎サービスなどを行っているようです。

年齢制限を設けていなくても、シニア向けのサービスが充実しているため、将来を見据えて早めに入居を考える場合は、年齢制限のないシニア向け分譲マンションを検討するのが良いと言えそうです。

年齢制限を設けている

大半の場合、年齢制限はないものの、マンションによっては40~60歳を中心に年齢制限を設けているところもあります。

理由としては、シニア向け分譲マンションは基本的にシニアの方が暮らすことを前提とした設計となっているためです。

「シニア向け」とあるように、バリアフリーを基本に各所に手すりの設置、共有スペースにはシアタールーム、大浴場、フィットネスジムやプールなどの運動施設、カラオケルームなど、シニアライフを充実させるための設備が多いのも特徴です。定期的な安否確認もあるため、緊急時には救急車や医療機関への連絡も対応しています。

またマンション内でのコミュニティの作りやすさなども年齢制限を設ける理由としてあげられるかと思います。年の近い人同士、サークル活動が盛んに行われている物件もあります。このコミュニティがシニア向け分譲マンションの大きな一つの魅力となっているため、年齢制限を設ける場合があります。

例:デュオセーヌ相模原上溝駅前

デュオセーヌ相模原上溝駅前では、満40歳以上という入居条件を設けているようです。

デュオセーヌ相模原上溝駅前入居条件

幅広い年齢を対象にした理由として、年齢の高い方向けには、介護や医療サービスが充実していると考えられます。具体的に見てみると24時間スタッフ常駐やライフセンサーなどの見守りサービス、協力医療機関による医療サポートまでかなり充実しているようです。

また年齢は満40歳からと、ある程度若くても、プレイラウンジやカラオケルームなど十分楽しめる設備にもなっているようですので、まだ若いけどあと何十年か住めるような分譲マンションをご所望の方は、年齢制限の低いシニア向け分譲マンションをご検討ください。

中銀ライフケア札幌

中銀ライフケア札幌では、55歳以上を入居条件に設定しています。

中銀ライフケア札幌 入居条件

このマンションはかなりシニア向けに特化しており、施設も豪華です。具体的には、スイミング・プールの併設や専属コックによる豪華な食事が3食365日食べられるなど、通常のマンションでは考えられないような待遇が受けられるサービス内容となっております。また、医療連携や介護連携も充実しているためアクティブシニアにとっては最適な施設であると言えるでしょう。

施設の運営元企業によって条件が異なる場合が多い

入居年齢に限らず入居条件全般にいえることですが、シニア向け分譲マンションの運営元企業によってその条件は大きく変わるようです。理由はそれぞれの企業ごとに異なると思いますが、より良好な関係を築くためにそれぞれの条件を設けています。

例えば、入居年齢に制限を設ける企業、後ほどお伝えする身元保証人/引受人を要する企業など、入居に必要な条件が変わります。入居にあたっての条件などは個別に存在するので、管理規約を確認してみましょう。

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シニア向け分譲マンションの入居者は何歳くらいが多い?

シニア向け分譲マンションでは、どの程度の年齢層が多いのでしょうか。入居者の年齢によって、サークル活動の内容やコミュニティの性質が変わりますよね。

ここではシニア向け分譲マンションの入居者には、どの年齢層が多いのかを見ていきます。

70~80歳がメイン

結論から入ると、70~80歳の方が多いようです。平均としては73歳となっていますが、理由としては、「老後を楽しむ」という目的に沿った設計・仕様がなされているため、仕事などがなくなった70歳あたりでの入居が多くなっていると考えられます。

具体的には、大浴場がついていたり、マンションによってはカラオケルームやレストラン、シアタールームなどもあるようです。老後を楽しむという目的に沿って様々な機能が入っているため、70代の方が多くなっているようです。

また、単身か夫婦でお住まいの方が多いですが、中には子供と一緒に住むという方も一部おり、マンション内では様々な年齢層がいる場合もあります。自分にとって住みやすい年齢層やコミュニティを持ったマンションを、事前見学などで見つけられるとよいかもしれません。

ここまでの記事を読んで、自分や親が入れるシニア向け分譲マンションを探したいという方はケアスル介護がおすすめです。

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シニア向け分譲マンションは何歳から入るべき?

さて、それではシニア向け分譲マンションに何歳から入るのが良いのでしょうか。

入る時期は目的に合わせて変えよう

シニア向け分譲マンションは年齢制限がない分、いつから入ろうか迷う方が多いかもしれません。これに対する答えは、「目的に合わせて入居時期は変わる」ということです。

シニア向け分譲マンションの入居目的としては、主に以下のようなものが考えられます。

  • 老後は不安要素を極力減らして生活したい
  • 好きなことに時間を使いたい

一つ目の老後は不安要素を極力減らして生活したいという方の入居理由として、バリアフリー仕様で共用設備が充実しているなど、高齢者が生活しやすい環境があげられます。転倒などのリスクを避ける工夫や住戸内も引き戸、手すり、緊急時のコールボタンなど安全に生活できるよう配慮されています。

不安のない生活を送りつつ、分譲のため資産ともなるので、ある程度元気なうちからシニア向け分譲マンションに入るということです。この場合には、60代などまだ身体が健康であるうちに入居を検討することが大切です

また、二つ目の好きなことに時間を使いたいという理由には、炊事や風呂掃除などの家事から解放され、自分の趣味や新たな繋がりなどを楽しみたいと考えている方が多いようです。具体的には、子供が結婚して家を出ていき、自分の時間が増えたことでいっそのことすべての家事から解放されたいと考え入居したり、仕事を定年退職しご夫婦で自由な時間を過ごすために入居するといったことが考えられます。

シニア向け分譲マンションでは大浴場がついていたり、レストランで毎日食事ができるようになっている施設も多いため、面倒だった家事の時間を自分の趣味や好きなことに割くことができます。また、掃除や洗濯、買い物などの日常の家事を援助するサービスが提供されている物件もあります。

そのような方は、早い段階あっても入居を検討することが良いでしょう

探し始めるのは早めが良い

入居するタイミングは目的によりますが、探し始めは早いほうが良いと言えるでしょう。

理由としては以下の二つが考えられます。

  • 資金計画が立てやすい
  • 見学には体力が必要

シニア向け分譲マンションは設備やサービスが充実していることから、高額となり購入には数千万円から1億円以上のところもあります。月々、管理費や生活費、別途介護サービス費となると資金のやりくりが必要となります。購入を検討される場合は、若いうちから計画を立て、いくらあれば良いのか、考えておく必要があるでしょう。

また若いうちに見学に行っておくことも大切です。シニア向け分譲マンションは物件数が多くありません。ご自身の生活圏の範囲内で探すとなると、選択肢が限られてしまいます。今後どのような暮らしをしたいのか、どこに住んでみたいのかなど様々な方向から検討し、立地などもピックアップしておくことをおすすめします。

高額な買い物であるが故、探し始めるのはなるべく早いほうが良いと言えます。

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シニア向け分譲マンションの費用に関して、詳しくは以下の記事をご覧ください。

まとめ

ここまで、シニア向け分譲マンションは何歳から入れるのかということから、シニア向け分譲マンションには何歳に入るべきかをお伝えしてきました。

若くからサークル活動や運動施設などを利用してコミュニティを作り、老後も楽しむことのできるシニア向け分譲マンションを検討してみてはいかがでしょうか?

シニア向けマンションは何歳から入居可能?

シニア向け分譲マンションの年齢制限は、①年齢制限はない、②45~55歳以上など低めではあるものの年齢制限を設けているといった大きく二つのパターンがあります。詳しくはこちらをご覧ください。

シニア向け分譲マンションの入居者は何歳くらいが多い?

結論から入ると、70~80歳の方が多いようです。平均としては73歳となっていますが、理由としては、「老後を楽しむ」という目的に沿った設計・仕様がなされているため、仕事などがなくなった70歳あたりでの入居が多くなっていると考えられます。詳しくはこちらをご覧ください。

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