要介護認定で要支援1の認定を受けた方の中には、「要支援1ではどれくらいのサービスを利用できるのか」など今後のサービス利用に際してわからないことがたくさんある方も少なくないと思います。
そこで本記事では要支援1の認定を受けた方の限度額はいくらなのか解説していきます。

【この記事のまとめ】
要支援1の限度額は、自己負担割合が1割の場合で一カ月当たり最大で5032円
要支援1の限度額はいくら?
要支援1の区分支給限度基準額(単位)は5032と定められており、自己負担割合が1割の場合は一カ月当たり最大で5032円※までの介護保険サービスを利用することが出来ます。
※1単位10円の場合。地域によって単位ごとの金額が異なる場合があります。
区分 | 区分支給限度基準額(単位) | 自己負担割合1割の場合(円) | 自己負担割合2割の場合(円) | 自己負担割合3割の場合(円) |
---|---|---|---|---|
要支援1 | 5032 | 5,032円 | 10,064円 | 15,096円 |
要支援2 | 10531 | 10,531円 | 21,062円 | 31,593円 |
要介護1 | 16765 | 16,765円 | 33,530円 | 50,295円 |
要介護2 | 19705 | 19,705円 | 39,410円 | 59,115円 |
要介護3 | 27048 | 27,048円 | 54,096円 | 81,144円 |
要介護4 | 30938 | 30,938円 | 61,876円 | 92,814円 |
要介護5 | 36217 | 36,217円 | 72,434円 | 108,651円 |
そもそも区分支給限度額とは、介護保険によって補填される金額の上限額のことです。
上記のように、要支援1の場合は区分支給限度額(単位)は5032と定められているため、自己負担割合が1割の方の場合は、最大で自己負担5032円までのサービスを利用できることになっています。
また区分支給限度額を超えて介護サービスを利用する場合は、超えた分のサービス料金は全額自己負担となるため注意しておきましょう。
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要支援1の限度額についてのまとめ
要支援1の区分支給限度基準額及び利用できる介護保険サービス例についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
要支援1であれ他の介護度であれ、要介護認定を受けたからと言って給付金がもらえるなどではなく、あらかじめ定められている単位内であれば自己負担1~3割で利用することが出来るのが介護保険サービスです。
これから介護保険サービスを利用しようと思っているという場合は、ケアマネジャーに相談して利用を検討していきましょう。