PDハウスってどんな施設? パーキンソン病に特化した強みや向いている人まで詳しく解説

PDハウスってどんな施設? パーキンソン病に特化した強みや向いている人まで詳しく解説

自分の親などがパーキンソン病と診断された時、難病を前にしてどう介護と向き合えば良いか分からないと言う方は多くいらっしゃいます。

「パーキンソン病に対して専門的なリハビリテーションを受けたい」

「24時間の介護体制のもと、少しでも安心できる環境で暮らして欲しい」

そんな方々の思いをかなえる施設のひとつが、株式会社サンウェルズが運営する介護施設「PDハウス」です。

今回はパーキンソン病に特化した介護施設「PDハウス」のサービスの強みや入居条件、費用、入居後の生活の雰囲気まで詳しく解説して行きます。

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PDハウスとは

PDハウスとは、株式会社サンウェルズが運営するパーキンソン病(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症)に特化した住宅型有料老人ホームです。

順天堂大学との共同研究のほか専門分野のドクターと協力し、最先端のノウハウを活かしたパーキンソン病治療・リハビリテーションを提供していることが大きな特徴です。

実際のリハビリプログラムとしては、専属の理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が在籍。生活リハビリやグループエクササイズはもちろん、1対1のパーソナルリハビリまで多岐に渡ります。

そのほかスタッフは24時間365日で常駐のほか、脳神経内科病院と密接に連携。

専門医の訪問診療や、看護師によるきめ細やかな健康管理をなどをつうじて、入居者一人ひとりに寄り添ったサポートが受けられることは魅力といえるでしょう。

またPDハウスは全国に展開していることも特筆すべきポイントです。2023年7月時点での運営施設数で26施設、オープン予定のものを含めると39施設存在します。

そのほかPDハウスでは提供サービスに関する強みとして、以下3つのポイントを取りあげています。

  • 神経内科専門の医師による訪問診療
  • パーキンソン病に特化したリハビリプログラム(専門医監修)
  • 24時間体制の訪問看護

それぞれについて詳しく解説して行きます。

神経内科専門の医師による訪問診療

パーキンソン病の治療では脳神経外科医師による専門的なケアが必要となるため、PDハウスでは入居後に専門医による定期的な訪問診療を実施しています。

PDハウスは全国に50名を超える神経内科医および脳神経内科病院と連携しており、症状について不安なことや今後の治療方針などにも気軽に尋ねられる体制を実現しています。

パーキンソン病に特化したリハビリプログラム(専門医監修)

PDハウスでは神経内科の専門医師監修によるリハビリプログラムが提供されています。

内容は生活リハビリやグループエクササイズはもちろん、1対1のパーソナルリハビリのほか、カラオケや卓球、ダンスなど、ユニークなプログラムまで多岐に渡ります。

そのほか専属の理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が在籍していることも大きな魅力です。

入居者の一人ひとりに楽しんで継続してもらえることを大切に、パーキンソン病の症状緩和につながるドーパミンの発生を目的としたプログラムを提供しています。

24時間体制の訪問看護

PDハウスには看護師が常駐しています。

服薬管理が安心な事はもちろん、細かな症状の変化や副作用の状況も適切に把握することができ、薬調整において万全の体制を整えています。

また施設内で医療処置も提供することができるため、もしも急な体調不良やけがをした場合も迅速な対応が可能です。

専門医の指導下のもと、安心して過ごすことができることは大きな強みとして挙げられるでしょう。

PDハウスの入居条件

PDハウスの入居条件としては、65歳以上で要介護1~5の認定を受けている方となっています。

PDハウスはパーキンソン病に特化したリハビリテーションを提供する介護施設となっていますが、入居に必ずしもパーキンソン病と診断されている必要はありません。

したがって、基本的には65歳以上で要介護1~5の認定を受けており、費用の支払いに問題がなければ入居が可能となります。

またPDハウスでは認知症や胃ろう、たん吸引など、パーキンソン病の他に疾患を患っている方の入居にも対応しています。

下記の表はPDハウスで対応可能な症状・医療行為の例をまとめたものです。

※〇:対応可 △:応相談

認知症
胃ろう
脳深部刺激療法(DBS)
経鼻経管栄養
在宅酸素
人工呼吸器
中心静脈栄養(ポート埋め込み)
中心静脈栄養(IVH)
レボドパカルピドパ経腸療法(LCIG)
膀胱留置カテーテル
膀胱ろう・堅ろう
褥瘡管理
ストーマ
血糖管理
たん吸引
看取り対応

そのほかの医療行為に関しても対応は可能か問い合わせることができるため、症状などで不安を感じている方は一度問い合わせてみることをお勧めします。

PDハウスの費用

PDハウスの費用は初期費用として10万円、月額利用料で10~20万円、利用した分だけの介護保険サービス・医療サービスの自己負担分が掛かります。

各費用の内訳には以下のようなものが含まれています。

  • 初期費用:敷金
  • 月額利用料:家賃、光熱費、厨房管理費、食費、管理費
  • サービスの自己負担額:利用した分の介護保険サービス・医療サービス費
  • その他:紙おむつ代など

月額費用に大きく変動幅がある理由は、一般の賃貸住宅同様に地域によって家賃や管理費の相場が変わるためです。

したがって、施設のあるエリアが都市部に近づけば近づくほど月額費用は高額にある傾向にあることに注意しましょう。

また一般的な住宅型有料老人ホームと費用を比較すると下記のようになります。

入居金 月額費用
住宅型有料老人ホーム(平均額) 4,585,305円 183,001円
PDハウス 100,000円 10~20万円

住宅型有料老人ホームの平均額と比べて、PDハウスは自己負担が安めの料金設定となっています。

特に入居金においてPDハウスは敷金の10万円のみとなっているため、通常の住宅型有料老人ホームと比べると大きな差となっています。

実際の施設があるエリアやどれだけ医療・介護サービスを利用したかによっても金額は異なりますが、費用の相場感を把握する上でひとつの判断材料としてお役立てください。

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PDハウスはどんな人に向いている?

PDハウスはパーキンソン病に特化した介護施設であり、脳神経外科との連携により最先端のノウハウを活かしたパーキンソン病治療・医療体制が整っていることが魅力です。

したがってパーキンソン病の方で専門的なリハビリテーションを受けたい方や、パーキンソン病以外にもお持ちの症状でお悩みの方、質の高いリハビリを必要とする方にぴったりの施設だと言えるでしょう。

パーキンソン病に特化した施設は全国でも珍しいことや、全国に施設が存在していることは介護施設として大きな強みです。

またカラオケやダンスといった楽しんで継続できるリハビリメニューのほか、サークル活動などの余暇活動も充実しており、施設内での入居者の交流もさかんな傾向にあります。

PDハウスでは症状に対する治療だけではなく、「生活の中で困難なことが増えても自分の好きなことを楽しみたい」という入居者一人ひとりの気持ちを大切にしています。

まとめ

PDハウスは、株式会社サンウェルズが運営するパーキンソン病の治療に特化した介護施設です。

パーキンソン病研究における複数のトップドクターと連携したリハビリテーションや、手厚い医療サポート体制が最大の魅力として挙げられます。

専属の理学療法士や言語聴覚士の指導のもと、生活リハビリやグループリハビリはもちろん、個別リハビリまで多彩なプログラムを多岐に渡ります。

入居者一人ひとりに寄り添ったケアで、いつまでも「自分らしい生活」をサポートしてくれる施設と言えるでしょう。

パーキンソン病をお持ちの方をはじめ、専門的なリハビリを受けたい方、お持ちの症状で一般的な老人ホームへの入居をお悩みの方は、PDハウスへの入居を検討してみてはいかがでしょうか。

PDハウスってどんな施設?

PDハウスとは、株式会社サンウェルズが運営するパーキンソン病に特化した住宅型有料老人ホームです。専門分野のドクターと協力し、最先端のノウハウを活かしたパーキンソン病治療・リハビリテーションを提供していることが大きな魅力として挙げられます。詳しくはこちらをご覧ください。

PDハウスの全国の施設数は?

PDハウスは2023年7月時点での運営施設数で26施設、オープン予定のものを含めると39施設存在します。詳しくはこちらをご覧ください。

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