サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の一日の流れをご紹介!生活のポイントとは?

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の一日の流れをご紹介!生活のポイントとは?

「サ高住ではどんな風に一日を過ごすの?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

ここではサ高住の一日の流れ生活のポイントなどについて詳しくご紹介していきます。

この記事を最後まで読み終えてもらえれば、サ高住に入居後の生活をイメージでき、前向きに入居を検討できます。

サ高住での一日の流れを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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株式会社スターコンサルティンググループ 代表取締役
専門分野:介護事業経営

株式会社JTBで企業、自治体の海外視察を担当後、大手コンサルティング会社の株式会社船井総合研究所に入社。介護保険施行当初、自ら介護事業に特化したグループを立ち上げ、マネージャーとして勤務。その後、介護サービスに特化したコンサルティング会社「株式会社スターコンサルティンググループ」を立ち上げ、専門家集団として活動している。サポート領域としては、介護施設の開設から集客(稼働率アップ)、採用、教育研修システム・評価制度の導入、DX化などを幅広く支援。「日本一」と呼ばれる事例を、数々生み出してきた。コンサルティング実績500法人以上、講演実績700回以上。また「ガイアの夜明け(テレビ東京)」など、テレビ、新聞、雑誌の取材も多い。詳しくはこちら

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サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の一日の流れ

サ高住は、決められたスケジュールはあまりなく、入居者のペースに合わせて生活できます

必要に応じて、サポートを受けながら自分らしく一日を過ごせるのがサ高住の魅力です。

あるサ高住入居者のサ高住の一日の流れをご紹介していくので、確認してみましょう。

7:00|起床

サ高住では、起床時間は決まっていません。自分の決めた好きなタイミングで起きて、身支度を整えます

朝食の時間まで、居室や食堂で新聞を読んだり、コーヒーを飲んだりします。ゆったりと朝の時間を過ごせるのは、サ高住ならではの魅力です。

8:00|食堂で朝食

食事の提供を受けている方は食堂に行き、ほかの入居者と共に用意されている食事を摂ります

食事内容は、ホームで作られていたり、配食サービスを利用していたりとさまざまです。健康に配慮して、栄養バランスの整ったメニューを楽しめます。

また、入居者の健康状態や介護度に応じて、ミキサー食や刻み食といった介護食に対応してもらえる場合もあります。

居室に台所がある場合、自分で調理して好きなものを食べることも可能です

9:30|自由時間・安否確認

サ高住は、外部の介護サービスを利用できるのもメリットの一つです。

介護事業所がサ高住に併設されている場合もありますが、外部のデイサービスや訪問介護などを利用できます。

デイサービスに通う日は、夕方までそこに滞在し、食事、入浴、レクリエーション、リハビリなどをその施設で済ませてしまうケースがほとんどです。

特にこのような方には、外部サービスの利用がおすすめです。

  • 要介護度が重く一人で外出できない方
  • 認知症の方
  • 医療的ケアが必要な方
  • 体調がすぐれない場合
  • 外出で心身のバランスが崩れるおそれがある場合

また、友人や家族を居室に招くこともできるのは嬉しいポイントです。

部屋を出入りする際、職員が声をかけてくれたり、様子を観察してくれたりするので、安心して生活できます。

12:00|食堂で昼食(デイサービスなどに通わない日)

昼食の食堂に行き、用意されている食事を摂ります。季節や行事ごとのメニューで飽きない工夫がされている施設が多いです。

また、食事の料金システムは施設によって異なるので、利用した分だけ支払う場合、気軽に外食や出前を楽しめます。

普段から食事サービスを利用していない方は、居室の台所で好きなものを調理して食べられます。

外出した際に、友人と外でランチを楽しんだり、買ってきたものを食べても構いません。

13:00|自由時間・健康相談(デイサービスなどに通わない日)

健康や日常生活に不安がある方は、施設の相談員に生活相談ができます。必要に応じて、医療や介護の各機関への案内を受けられるので安心です。

また、自由時間の過ごし方として、食堂でほかの入居者や職員との談話を楽しむ方もいます。

外出して習い事の教室やイベントに参加することも可能です。外出先への送迎サービスに対応している施設もあります。

15:00|自由参加のレクリエーション(デイサービスなどに通わない日)

サ高住の中には、自由参加型のレクリエーションを実施しているところもあります。

サ高住では、自由参加型のレクリエーションを実施しています。レクリエーションの内容は、体操やゲームなど、心身の健康に役立つものが多いです。

レクリエーションを通じて、入居者同士の親睦を深めることができます。

また、レクリエーションのあとは、お茶やおやつを摂りながら休息します。レクリエーションや外出で疲労してしまった方は、夕食まで居室で休むことも可能です。

18:00|食堂で夕食

食堂に行き、ほかの入居者と共に、用意されている食事を摂ります。

腎臓病食や糖尿病食など、カロリーや栄養素のセルフコントロールが難しい食事に対応している施設は少なくありません。

食事管理が必要な入居者でも、負担なく健康的な食生活を続けられます。

また、サ高住では、自由に外泊もできます。家族や友人宅で食事を摂ったあと、そのまま泊まっても構いません。

19:00|自由時間・談話

夕食後は、共有スペースで談話やお茶を楽しめます。ただし、浴室や洗濯機置き場が共有の場合、ほかの入居者と譲り合いながら使用しなければなりません。

特に、浴室が共同だと、「入りたいタイミングでなかなか入れない」「ほかの入居者が気になってゆっくりできない」といった悩みを感じてしまう場合があります。

できるだけ時間や行動の制限が少ない生活を希望する方は、浴室が備わっている居室なら安心です。

21:00|就寝

サ高住はそれぞれの居室で過ごすため、消灯時間が設けられていません。就寝時間は、自分のペースで自由に決められます。

ほかの入居者を気遣って、「眠くないけれど早く寝なければならない」といった心配が不要です。

ただし、夜遅くまで大きな音でテレビを観たり、友人や家族と騒いで過ごすと、ほかの入居者とのトラブルに発展しかねません。

自分の居室であっても、ほかの入居者の迷惑になるような行動は慎みましょう。

サ高住への入所を検討しているという方は、ケアスル介護がおすすめです。ケアスル介護なら、入居相談員にその場で条件に合った施設を教えてもらうことができるためご希望に沿った施設探しが可能です。

「プロに相談したい」という方は、ご気軽に無料相談を活用ください。

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サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)での生活のポイント

サ高住での生活は、ほかの老人ホームに比べて時間や行動に制限が少ないのが特徴です。

そこで、サ高住における生活のポイントをご紹介していきます。どのような生活を送っているのか、イメージするのにお役立てください。

1.レクリエーションやイベントは少ない

サ高住では、レクリエーションや季節・行事ごとのイベントを行っています。レクリエーションやイベントの例は以下の通りです。

レクリエーション
  • 工作や書道、詩吟
  • 体操や身体を動かすゲーム
  • 音楽鑑賞
季節ごとのイベント
  • お花見やお月見、納涼祭
行事ごとのイベント
  • 節分やひな祭り、端午の節句、七夕、クリスマス会
  • 入居者の誕生日会

レクリエーションやイベントでは、入居者同士が交流を図り、楽しい時間を共有できます。

ただし、一般型の場合、レクリエーションやイベントは少ない(またはない)傾向にあります。一方、介護型は一般型に比べて、レクリエーションやイベントが多いです。

レクリエーションやイベントを重視している方は、入居前に実施頻度や内容を確認しておくと良いでしょう。

2.サポートを受けながら自立した生活を送れる

サ高住は、自宅と同じように外出や外泊、来客といった行動に制限がありません

入居者の好きなタイミングで居室を出入りできます。台所や浴室完備の居室であれば、時間に制限なく、自炊や入浴も可能です。

ただし、サ高住と自宅の違いは、サポート体制の充実度です。サ高住では、入居者の自立した生活をサポートする仕組みが備わっています。

安否確認や生活相談をメインサービスとして、自立した生活を送りながら、不安や悩みを解消できます。

また、必要に応じて、食事の提供や外部の介護サービスの利用も可能です。体調不良時や、介護度が上がった場合でも、安心して入居を継続できます。

特に、近所のサ高住に入居すれば、自宅と同じような暮らしを続けられます。

入居後も住み慣れた土地で、友人との付き合いや趣味の習い事などを楽しめるのは、サ高住ならではの魅力です

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3.夫婦同室で入居できる場合もある

2人部屋があるサ高住では、夫婦で同じ居室に入れます

また、同居人の条件を満たすことで、夫婦以外の方でも一緒に入居も可能です。同居人の条件を確認してみましょう。

本人
  • 60歳以上の高齢者
  • 60歳未満で要介護認定を受けている方
同居人
  • 配偶者
  • 60歳以上の親族
  • 要介護か要支援の認定を受けている親族
  • 知事から特別な理由により認められた方

2人部屋は1人部屋と比べて、賃料はやや高いものの、それぞれの居室に入居するよりもリーズナブルです。

ただし、2人部屋は居室数が多くありません。同室を希望する場合、空きが出るまで長期間待つ可能性があるので注意しましょう。

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サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)がおすすめの人

サ高住は自由な生活が送れる反面、向き・不向きが分かれます。そこで、サ高住がおすすめの方の特徴について、解説していきます。

当てはまる項目がどのくらいあるか、チェックしてみましょう。

1.自立した生活を送りたい人

サ高住は、高齢者向けの賃貸住宅なので入居者が自由に生活できます。

居室に台所があれば、自炊をすることも可能です。必要に応じてサービスを受けながら、自分らしく自立した生活を続けられます。

ただし、居室に台所や浴室がなく、共有スペースになっている施設では、ほかの入居者と共同で利用しなければなりません。

ほかの入居者に気兼ねしてしまい、好きなタイミングで共有スペースを利用できず、不便に感じる場合があります。

できるだけ自由度の高い生活を送りたい方は、居室環境が整っている施設を選びましょう。

2.病気や介護に備えたい人

サ高住のメインサービスは、安否確認と生活相談です入居者が安心して暮らせる環境が整っています

必要に応じて、外部の介護サービスやリハビリサービスを利用可能です。現在のところ介護は必要ないものの、将来の備えとして入居したい方に向いています。

注意しなければならないのは、退去の条件です。介護度が上がったり、認知症が悪化したりした場合、退去を迫られる可能性があります。

また、看取りに対応している施設は増えつつありますが、現状としてはまだ少ないです。

終の棲家としてサ高住への入居を検討している場合、看取りの有無を確認しておきましょう。

3.家族への負担を減らしたい人

サ高住は、あくまでバリアフリー構造の賃貸住宅です。行動に制限がないので、長年続けてきたライフスタイルを大きく崩すことがありません。

入居者本人の意思を尊重した生活を送れるので、家族にとっても安心できます。

また、介護度が上がり、全面的に介護を必要とする状態になる前に入居しておけば、家族に不安や心配をかけずに済みます。

将来的に家族の介護負担を減らせるのは嬉しいポイントです。

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)と有料老人ホームの生活の違い

サ高住と有料老人ホームの生活における最大の違いは、生活の自由度にあります。

というのも有料老人ホームは、サ高住とは異なり、一日のスケジュールが比較的決まっています

自由時間は設けられているものの、通所リハビリテーションや通院、外出レクといった特別な理由がない限り、原則として施設内で過ごします。

外出や外泊も可能ですが、事前の申請や家族の付き添いが必要な施設が多いです。

サ高住のように、好きなタイミングで自由に外出や外泊を楽しむのは難しいといえます。

できるだけ自由度の高い生活や、気軽に外出・外泊を楽しみたい方は、サ高住の入居を検討しましょう。

施設への入所を検討しているという方は、ケアスル介護がおすすめです。ケアスル介護なら、入居相談員にその場で条件に合った施設を教えてもらうことができるためご希望に沿った施設探しが可能です。

「プロに相談したい」という方は、ご気軽に無料相談を活用ください。

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サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の一日の流れを把握したうえで入居を検討しよう

サ高住では、行動に制限がないので、自分らしく自立した生活を送れる老人ホームです。

特に元々の住まいの近くのサ高住を選べば、これまでの交友関係を続けながら安心して生活できます。

また、必要に応じてさまざまなサービスを追加で受けられるのも魅力的です。時間や行動に制限がないので、穏やかに一日を過ごせます。

サ高住での一日の流れが、希望する条件に合っていた方は、前向きに入居を検討してみましょう。

A.レクリエーションは自由参加型です。強制的に参加するものではないので安心してください。

ただし、多くのレクリエーションは心身の健康に役立ちます。レクリエーションの参加に気後れしてしまう方は、興味の持てる内容に参加してみると良いでしょう。

人付き合いが苦手なので、入居後はレクリエーションに参加したくありません。

レクリエーションは自由参加型です。強制的に参加するものではないので安心してください。ただし、多くのレクリエーションは心身の健康に役立ちます。レクリエーションの参加に気後れしてしまう方は、興味の持てる内容に参加してみると良いでしょう。詳しくはこちらをご覧ください。

入居後は年末年始に家族のもとで過ごしたり、旅行に行ったりできますか?

サ高住では、入居後も旅行や外出を楽しめます。ご家族との団らんのひと時を過ごしてもらうことも可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

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