新宿区の介護施設の状況
入居時の一時金の平均値は1062.6万円、月額料金の平均値は40.6万円となっており、非常に高いエリアに該当します。
掲載されている施設数では、介護付き有料老人ホームが多く、ついでグループホーム、特別養護老人ホームの順となっています。
新宿区の日中看護師常駐、アルツハイマー型認知症の方を受け入れ可能な介護付き有料老人ホーム
該当する施設が少ないようです。近隣にはこんな施設もございます。
- 最終更新日:
- 2024/05/03
入居時の一時金の平均値は1062.6万円、月額料金の平均値は40.6万円となっており、非常に高いエリアに該当します。
掲載されている施設数では、介護付き有料老人ホームが多く、ついでグループホーム、特別養護老人ホームの順となっています。
アルツハイマー型認知症は、脳内に溜まった異常なたんぱく質により、脳の神経細胞の働きが悪くなることで発症します。記憶や判断力などの知的機能や感情面に障がいをきたし、日常生活をうまく送れなくなってしまう病気です。
早期の症状として物忘れが多く、同じことを何度も聞いたり、昔のことは覚えていても最近のことを忘れてしまうなどが見受けられます。症状が進行していくと、些細なことで怒りっぽくなる、自発性が低下するなどの症状が現れることもあります。
症状が重くなると、会話や意思の疎通が難しくなったり、寝たきりや歩行が困難な状態になったりするケースもあります。
参照:厚生労働省「認知症ケア法ー認知症の理解」
厚生労働省の「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」によると、2012年時点におけるアルツハイマー型認知症の患者数は314万人であり、認知症患者全体の約7割を占めます。
同報告書には将来のアルツハイマー型認知症の推定患者数も試算されており、2030年には519万人、2050年には556万人まで人数が増えていくと想定しています。
参照:厚生労働省「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」
アルツハイマー型認知症の方を介護するポイントは、家族や周りの人の対応や暮らしの環境です。
例えば、アルツハイマー型認知症の症状として、質問されたことに対して事実ではないことを取り繕って返事してしまう「取り繕い」があります。聞かれたことに答えたくないのは、本人が相手によく思われたいという心理状態の表れかもしれません。
そのような場合に家族が不快感を態度にしてしまうと、本人にとって大きなストレスを抱えてしまいます。そのため、叱る・声を荒げる・会話の腰を折るといった行動はせず、本人の気持ちに寄り添う・共感してあげることが大切です。
また、アルツハイマー病に対しては、薬によって症状を抑えることも有効とされています。
現時点において、アルツハイマー型認知症の根本的な治療方法はありませんが、家族の関わり方や投薬により認知症の進行を緩やかにすることはできます。
参照:厚生労働省「若年性認知症ハンドブック」
アルツハイマー型認知症に対応している施設を探すポイントとして、認知症ケアに特化しているのは勿論、施設内でどのようなリハビリテーションやレクリエーションを行っているかもポイントとなります。
アルツハイマー型認知症は脳に刺激を与えることにより進行を遅らせることができます。そのため、常日頃から認知症予防トレーニングや、レクリエーションにより趣味や運動に没頭できると効果的と言われています。
また、グループホームのような少人数で共同生活を送るような老人ホームでは、認知症ケアに精通したスタッフから個別対応を受けやすいというメリットもあります。
日中看護師常駐の施設では、介護スタッフでは行うことができない医療行為を受けることができます。
医療行為は原則医師しか実施できませんが、医師の指示を受けた看護師は診療の補助として、一部の医療行為が認められています。具体的には、下記の医療行為が該当します。
施設によって対応可能な医療行為は異なりますが、日中看護師が常駐しているため、継続的に医療ケアを必要としている方でも安心して入居することができます。
また、居室内に緊急呼び出しボタンが設置されていることも多く、体調が急変した際も早急な対応が可能です。
日中看護師常駐の施設にまつわる質問について回答します。
日中のみ看護師が常駐している施設では、夜間はオンコール(自宅待機)体制で対応しているところが一般的です。
基本的に老人ホームでは看護師の夜間の配置義務はありません。継続的な医療ケアを必要としない入居者が多い老人ホームでは、そもそも夜間に医療行為が必要になる回数も少ないことから、夜間はオンコールで対応している施設が一般的です。
なお、施設によっては、24時間看護師が常駐している老人ホームもあります。日中のみの看護師常駐と比べると費用が高額になる傾向にありますが、万が一の場合にも早急に対応できる点は非常に安心できると言えるでしょう。
医師の指示を受けた看護師が行うことができるとされている医療行為は、以下のようになっています。
ただし、上記の医療行為は、施設の医療体制や受け入れ方針によっては対応していないこともあるため、注意が必要です。
参照:厚生労働省「特定行為とは」
日中看護師常駐の施設に入居する際の注意点として、本人にとって必要としている医療ケアが受けられるか、夜間の緊急時の対応について確認しておくことが挙げられます。
前述の通り、日中看護師が常駐している施設でも、施設の医療体制や受け入れ方針によっては、希望している医療行為を受けられないケースがあります。
まずは、入居する本人が必要とする医療行為が受けられる体制が整っているか、確認しておくと良いでしょう。
また、夜間に体調が急変した時の対応についても把握しておきましょう。24時間対応のクリニックなどと提携しているのか、オンコールなのかあらかじめ確認しておきましょう。
なお、ケアスル介護では、対応可能な看護・医療から施設を検索することも可能です。人工呼吸器や胃瘻など、継続的な医療行為が必要であれば、そちらから検索してみることもおすすめします。
新宿区の介護付き有料老人ホームの相場は以下の通りです。
老人ホームには「公的施設」と「民間施設」との2種類があります。公的施設は所得によって費用が決まります。民間施設では介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など施設種別が分かれており、さらに施設ごとに異なる料金プランが設定されています。
新宿区の要介護1以上の方を受け入れている老人ホームは27件あります。
公的施設のひとつである特別養護老人ホームでは「要介護3以上」であることが入居の必須条件となっています。また、民間施設は施設によって必須条件はさまざまです。ケアスル 介護では「自立~要介護5」まで対応できる施設を幅広く掲載しております。
新宿区には入居金0円の施設が11件あります。
ちなみに、新宿区の入居金0円の施設の月額利用料は平均で35.4万円です。入居金が不要なプランの場合、月額利用料が高くなりやすいため必ず施設ごとのプランで料金を確認してください。
新宿区の入居一時金0円の老人ホーム一覧を見る新宿区にはアルツハイマー型認知症対応可の老人ホームが21件あります。詳しい料金や条件は施設ごとの詳細をご確認ください。
新宿区のアルツハイマー型認知症対応可の老人ホーム一覧をみる事前相談から入居まで、親身にサポートします。
ご家族含めて納得できる施設に出会えるよう、お手伝いさせて頂きます。