24時間看護師常駐の施設を探す際には、希望している医療行為が受けられるかどうか、トラブルの際にはどのように対応してもらえるかを確認するようにしましょう。
前述のように、24時間看護師常駐の施設でも、施設の医療体制や受け入れ方針などによっては、希望している医療行為が受けられないケースがあります。
例えば、喀痰吸引には対応しているものの褥瘡・床ずれの処置には対応できないなど、看護師が24時間常駐している点は同じでも、施設によって対応している医療行為は大きく異なります。
入居後に後悔しないためにも、入居する前に施設の職員の方と話すなどし、希望している医療行為が受けられるのかどうかについては入念に確認するようにしましょう。
また、トラブル時の対応についても確認しておくとさらに安心できるでしょう。
例えば、経管栄養の場合は管が抜けてしまうといったトラブルが起こることが少なくありませんが、そういったトラブルの際にはどのような対応を取ってもらえるのか、また過去そのようなトラブルがあった場合にはどういった対応をしたのかなど、入念に確認しましょう。
専門的な知識が必要な医療行為だからこそ、安心して施設に任せられるよう、入居前の確認が重要になります。