ファミリー・ホスピス本郷台ハウスの入居者インタビュー

母が病院に入院した際に、病院の医師からホスピスを紹介されたんです。 紹介状も書いていただき体験という形で入居してみたのですが、思っていたものと違うと感じることが多かったり、あまり要望にも対応していただけなかったので、本入居はせずに一度自宅に戻ることにしました。 戻った後は、自分でネットを使ってホスピスを探していて、偶然ケアスル介護さんを見つけたので問い合わせてみたんです。

入居したホスピスは自宅から遠かったのですが、見学時の印象がすごくよかったです。 小規模な施設ではあったものの、小規模だからこそ職員の方の目が行き届くという安心感があり、ここならしっかりと見てもらえそうと感じました。 部屋の中も見させていただいたのですが、キッチンや家具などが付いた広々とした居室で、普通の住宅のような印象を受けました。 何より、家族が居室に泊まることができるというのが嬉しいポイントでしたね。

決め手はやっぱり家族が居室に泊まれるというところでした。 母も施設に入るしかなかったとはいえ、毎日1人で過ごすとなると寂しいのではないかなと感じていたので、長く過ごすことができるのは良いですね。

母は経管栄養なので、食事はほとんど食べれないんです。 なので、施設の食事についてはあまり分かりません。 でも、おやつとしてプリンを食べたりすることはありますよ。

面会にはしょっちゅう行っていますよ。 この施設はすごく自由で、面会の制限がないので、ほとんど毎日行っています。 普段は部屋で過ごすことが多いのですが、外出も自由なので散歩したり、スーパーや喫茶店に行ったりもします。 今は暑くて外出も難しいですが、今後は母と一緒にいろんなところに出かけたいですね。

一度の見学や体験では決め切れないところが大変でした。 1週間や2週間くらいの体験では分からないことが多く、判断ができないので、ある程度の期間お試しで入居できれば良かったと感じています。

大体は想像していた通りだったので、大きなギャップは感じていません。

今のところは大きな不満などはないですね。 施設のスタッフさんのおかげもあって、母も施設の生活に大分慣れてきたみたいです。

面会に行ったときに施設のスタッフさんと話すこともあるのですが、私が施設にいないときの母の話などを聞かせてくれます。 母の状態だったり、テレビを見て過ごしてましたよというように、母のことを伝えてくれるので安心できるんです。

施設にお任せするようになって時間に余裕が持てるようになりました。 母と自宅で過ごしていたときは夜中にも介護をしていたのですが、そのようなこともなくなったので気持ちが少し楽になったように感じます。