清潔感があり、落ち着いた雰囲気の施設環境
見学に伺った際、施設全体がごちゃごちゃしておらず、とてもスッキリとしていたのが印象的でした。他の施設では、入居者の方を喜ばせるために壁にたくさんの装飾がされているところもありましたが、母はあまり飾り付けが多いのが好きなタイプではありませんでした。こちらの施設は、もちろん皆さんが描かれた絵なども飾られていましたが、全体的に白を基調とした清潔感のある空間で、とても落ち着く感じがしました。母の好みに合っているなと感じたのが、最初の決め手の一つです。
一人ひとりの暮らしに寄り添う、柔軟な対応
母は肉が一切食べられなかったのですが、食事はすべて個別に対応してくださいました。本人も「美味しい」と言って喜んでいました。また、食事の時間に食堂へ行かず、持ち込んだものを自室で食べることも可能でした。亡くなる少し前には、母の好きなお寿司を買っていって部屋で一緒に食べることもでき、良い思い出になりました。部屋には冷蔵庫やテレビも置くことができ、まるで自宅の一室のように、居心地よく過ごせる環境を整えられたのが良かったです。
温かいスタッフの皆さんの心遣い
スタッフの皆さんは、どなたも本当に優しく丁寧な方ばかりでした。亡くなる1週間ほど前、母がおかずを全部食べきったときに、スタッフの皆さんが「すごいね」と拍手してくださったと後から聞きました。そうやって母のことを気遣いながら、できることは自分でできるようにサポートしてくださる姿勢がありがたかったです。入居者一人ひとりを大切に見てくださっているのが伝わってきました。
家族の負担を軽くしてくれた生活サポート
週に2回、ヘルパーさんが部屋の掃除と洗濯をしてくださったので、家族の負担が本当に少なかったです。以前の施設は遠かったこともあり、面会に行くだけで精一杯でしたが、こちらに移ってからは、身の回りのことを施設にお任せできた分、母とゆっくり過ごす時間に集中できました。ほぼ毎日顔を出すことができ、穏やかな時間を一緒に過ごせたのは、こうしたサポートがあったからこそだと思います。
最高の笑顔を残してくれた、心温まる一枚の写真
実は、母の遺影に使わせていただいたのは、この施設で撮っていただいた写真なんです。食堂での何気ない日常を撮ってくださったようで、それをうちわに貼ってプレゼントしてくださっていました。その写真の母が、本当に穏やかで優しい顔をしていたんです。最近は写真を撮る機会もなかったので、こんなに良い表情の写真は他にありませんでした。兄も私もその写真がとても気に入り、葬儀社の方にデータ送付の手配までしていただきました。最後の最後に、最高の思い出の写真を残してくださったことに、とても感謝しています。