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グッドタイムナーシングホーム・柏高柳
に86〜90歳・女性・要介護5で入居していた方の退去理由インタビュー

住宅型有料老人ホーム
投稿日:2026/10/10
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女性
86〜90歳 / 女性 / 要介護5 / 実の父母

入居者プロフィール

症状なしせん妄異食幻覚・錯視自傷・他傷行為食事・入浴・服薬の拒否昼夜逆転物忘れ暴力行為妄想徘徊暴言その他
症状なし見守り自立車椅子手引/伝い歩き杖寝たきり歩行器
アルツハイマー型認知症 / がん・末期癌
病院に入院していた老健に入居していたその他施設に入居していた自宅にいた(同居)自宅にいた(独居)
がんの進行に伴い施設内で逝去したこと

グッドタイムナーシングホーム・柏高柳を
退去した理由

退去を決めた最大の理由は、母が施設内で穏やかに息を引き取り、逝去したことです。 入居した時点で既に乳がんが肺や腕の付け根、脳などに転移しており、痛みの緩和ケアを行いながら点滴を続けている状態で、余命も決して長くないと覚悟の上での入居でした。施設に入ってからも要介護5の判定となり、日を追うごとに少しずつお別れの時が近づいているのを感じていました。入居してからおよそ3〜4ヶ月が経った頃、いよいよ最期の時を迎えることとなりました。 その終末期の対応において、施設の看護師さんたちは1時間おきくらいの間隔でこまめに母の居室を見回りに来てくださり、細やかに容態を確認してくださいました。そして容態がいよいよ危篤となった日には、施設から、今日はもう来てください、ずっと病室に付き添っていていただいて構いません、とお電話をいただきました。 その連絡を受けてすぐに駆けつけ、母の意識はすでにありませんでしたが、ベッドの脇に座って8時間から9時間ほどずっと母の手を握りながらそばで見守り続けることができました。最期の瞬間まで家族が立ち会い、看護師さんたちに見守られながら穏やかに母を見送ることができたため、入居期間としては短いものでしたが、この施設で最期を迎えられて本当に良かったと感じています。

入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

母は87歳で、要介護の認定を受けていました。以前は私と同居して暮らしていた時期もありましたが、認知症の症状から言動に変化が見られ、一度サービス付き高齢者向け住宅に入居して約2年半を穏やかに過ごしていました。しかし、その後乳がんが肺や腕の付け根、さらには頭の方にまで転移してしまい、痛みも出てきたことで病状が悪化し、高熱を出して倒れて急遽病院へ入院することになりました。 入院してからの生活は、母にとっても家族にとっても非常に辛いものでした。高齢者が数ヶ月間入院すると認知機能が落ちてしまうと言われますが、母も例外ではなく、入院生活の中で状態が大きく変わってしまいました。さらに病院では、安全管理のためとはいえ母の手足がベッドに縛り付けられて拘束されてしまったのです。 認知症の症状に加えてがんの転移による痛みを抱え、その上ベッドの上で手足を拘束されて身動きが取れなくなっている母の姿を見るのは、本当にいたたまれず、かわいそうでなりませんでした。病院に通って母の様子を見るたびに胸が締め付けられるような思いがし、精神的にも大きな負担と辛さを感じていました。

施設探しを始めたきっかけは何ですか?

施設探しを始めた直接のきっかけは、入院先の病院で母が手足を縛り付けられて拘束されている姿を目の当たりにし、どうしてもそこから出してあげたいと強く思ったことでした。 がんが進行して痛みもある中で、何ヶ月もベッドに縛られたまま入院生活を続けさせるのはあまりにも不憫でしたし、拘束されることで母の精神状態や認知機能がさらに崩れていくのを感じていました。 このまま病院に閉じ込めておくのではなく、手足の拘束を解いて、人としての尊厳を保ちながら痛みを緩和し、少しでも穏やかな環境で残された時間を過ごさせてあげたいと考えました。そこで、手厚い看護体制があり、母を拘束せずに受け入れてくれる施設を急いで探すことに決めました。2023年の9月上旬頃から本格的に動き出し、病院からの退院と施設への転院を目指して相談を始めました。

入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?

病院から施設へ移すという決断そのものについては、迷いやためらいはありませんでした。何しろ母が手足を縛られている病院の環境が嫌で仕方がなかったので、一刻も早くそこから連れ出してあげたい、拘束のない環境に移してあげたいという一心でした。 ただ、母のこれまでの歩みを振り返ると、複雑な感情や申し訳なさが胸をよぎることもありました。自宅で同居していた頃、認知症だと頭では理解していても、母の突拍子もない言動にどうしても腹が立って喧嘩になってしまうことがありました。育ててもらった恩がある実の親に対して、夜寝る前になって、認知症の病気のせいなのにどうしてあんなに強く言ってしまったのだろう、と自分を責めて激しく落ち込んだ記憶が何度も蘇りました。 自宅から施設へ、施設から入院へ、そしてまた別の施設へと、母の暮らす環境を転々と変えさせてしまっていることに対しても、母自身の心と身体にどれほどの負担をかけてしまっているだろうかという申し訳なさは常に心の中にありました。それでも、今の過酷な病院の拘束状態から救い出すためには施設への入居が最善の道だと信じて決断しました。

見学時、施設に対する不安はありましたか?

見学時には、道路を挟んですぐ目の前にあった別の新しい施設とも比較検討を行いました。 そちらの施設は月々の費用が10万円ほど高かったのですが、実際に見学してみると居室の広さや設備自体はほとんど変わりがなく、共有のリビングが見た目だけ豪華に作られているという印象でした。 見た目の豪華さだけで余計な費用を払う必要はないと判断し、もし実際に入居してみてどうしても合わなければその時に別の施設へ移ればいいという割り切った気持ちで見学を終えたため、施設自体に対して大きな不安を抱くことはありませんでした。

グッドタイムナーシングホーム・柏高柳に
入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

入居して何より救われたのは、病院のように手足を縛られる拘束が一切なくなり、母が穏やかな表情でベッドに横たわっていられるようになったことでした。その姿を見ただけで、家族としては本当に肩の荷が下り、心からほっといたしました。 また、面会に関する施設の対応も非常に大らかで助かりました。当時はまだ世間的に感染症対策などで面会に厳しい時間制限や予約制を設けている施設も多い中、母の状態が末期のがんで余命が短いということも汲み取ってくださり、厳しい制限をかけることなく家族を迎え入れてくれました。おかげで私は毎日のように母の元へ通うことができ、自由に顔を見て言葉を交わす時間を持つことができました。 食事に関しては、母はずっと点滴をしていたため食欲自体があまりなく、実際に口からたくさんの量を食べることは難しかったのですが、スタッフの方が車椅子に乗せて食堂まで連れて行ってくださることもありました。 食堂ではそれぞれの入居者の方のお身体の状態に合わせたお食事が用意されており、母も他の入居者の方々と同じ空間で過ごすひとときを味わうことができました。病院のベッドの上で孤立して縛られていた生活とは全く違う、温かい人の手と気遣いに囲まれた安心できる環境で過ごすことができました。

見学時の不安は解消しましたか?

見学時に施設に対する不安は特になかったものの、母自身がこの新しい環境に無事に馴染めるだろうかという点については少し気がかりでした。自宅、以前の施設、病院、そして今回の施設と、短い期間で生活環境が目まぐるしく変わっていたため、母の頭や気持ちが状況の変化についていけない部分が最初の頃はどうしても見受けられました。 しかし、入居してみると、施設の看護師さんやヘルパーさんたちが本当に丁寧にお世話をしてくださり、母に対して温かいお声掛けをこまめに続けてくださいました。母が戸惑ったり不安になったりしないよう、スタッフの皆さんが常に気遣って接してくださっている様子がよく伝わってきました。 また、私自身も入居当初は母の様子が心配だったこともあり、毎日のように施設へ顔を見に行って声をかけるようにしていました。スタッフの皆さんの優しいケアと日々の面会を重ねるうちに、母の表情や様子も少しずつ落ち着きを取り戻していき、環境の変化に対する心配も自然と解消されていきました。

グッドタイムナーシングホーム・柏高柳を
選んだ理由

人としての尊厳を取り戻せた身体拘束のないケアと温かい関わり

病院に入院していた頃は、手足をベッドに縛り付けられて身動きが取れない状態に置かれており、面会に行くたびに胸が張り裂けそうな思いをしていました。こちらの施設に入居してからはそうした身体拘束が一切なくなり、母が人間らしい穏やかな生活を取り戻すことができた点が何よりありがたかったです。 看護師さんやヘルパーさんがとても丁寧に母の様子を見てくださり、入居当初の環境の変化で戸惑っていた母に対しても、優しくこまめにお声掛けを続けてくださいました。スタッフの方々の温かい関わりのおかげで母も次第に表情が和らぎ、心身ともに落ち着いて日々の時間を過ごすことができるようになりました。

余命や家族の心情を汲み取った柔軟で制限のない面会対応

面会について非常に大らかで柔軟に対応していただけたことも、この施設を選んで心から良かったと思える理由です。一般的には感染症対策などで面会に厳しい時間制限があったり事前予約が必要だったりすることが多い時期でしたが、施設側が母の余命が短いことを深く理解し、厳しい制限を設けずに家族を受け入れてくださった。 おかげで私は毎日のように施設へ足を運び、母の顔を見ながら直接声をかけたり手を握ったりすることができました。会いたい時に気兼ねなく母のそばにいられる環境を作っていただけたことは、看病を続ける家族にとって何物にも代えがたい精神的な支えとなりました。

最期の瞬間まで家族がそばで見守ることができた手厚い看取り体制

母が息を引き取るまでの終末期における看護と看取りの体制が非常に手厚く、後悔のない見送りができたことに深く感謝しています。母の容態が厳しくなってからは、看護師さんが1時間おきくらいの間隔で頻繁にお部屋を見回りに来てくださり、細かな体調の変化を常に気にかけてくださいました。 いよいよ危ないという日には、施設側からすぐに電話をいただき、今日はもう病室にずっと付き添っていて大丈夫です、と言っていただけました。そのおかげで、母の意識がない中でも病室で8時間から9時間ずっとそばに寄り添い、臨終のその瞬間まで自分の目で見守りながら看取ることができました。最期の最期まで母と家族に寄り添った対応をしてくださり、安らかな最期を迎えることができました。

グッドタイムナーシングホーム・柏高柳の
改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったことはありましたか?

入居の前後で想定外だったこととしては、病院と施設との間での日程調整がなかなか噛み合わず、入居までにやきもきしたことがありました。 母が入院していた病院側の退院手続きや日程の決定がスムーズに進まず、退院日をはっきりと確定してくれない状態が続いていました。施設側にも待っていただいていたのですが、日程が定まらない間に別の入居希望者の方が先に入ることになってしまい、母の入居が予定より数日間待つ形になってしまったのです。 早く病院の拘束から救い出して施設へ移してあげたいと焦っていた家族としては、数日間とはいえ母を病院に残さざるを得なかったことに少しやきもきさせられました。ただ、これは施設側の対応が悪かったわけではなく、病院側の段取りの遅さが原因でした。施設側としては日程が二転三転する中でも、何とか母をスムーズに受け入れようと一生懸命に柔軟な調整を行ってくださっていたので、施設に対して不信感を抱くようなことはありませんでした。

施設への改善点はありますか?

施設に対する不満や改善してほしい点については、正直なところ思い当たるものがありません。なぜなら、スタッフの皆さんが母に対しても家族に対しても常に親身で温かい対応を尽くしてくださったからです。 入居の日程調整の際に数日待つことになった経緯はありましたが、それは病院側の退院手続きがもたついてしまったことが原因であり、施設側は受け入れのために最大限の努力をしてくださっていました。 病院で手足を縛られていた母を温かく迎え入れ、拘束のない環境で過ごさせてくださったこと、余命が短い母のために面会の制限をなくして毎日会えるように配慮してくださったこと、そして最期の看取りの際にも家族が心ゆくまで付き添える環境を整えてくださったことなど、感謝すべき点ばかりです。施設としての対応には十分に満足しており、不満や改善を求めるような点は一度も感じませんでした。

取材者のコメント

病院での身体拘束に心を痛め、お母様が尊厳を持って穏やかに過ごせる場所を求めて施設を探されたインタビュイー様。ご自身もお母様とのこれまでの暮らしの中で様々な葛藤を抱えながら、お母様のために何が最善かを真剣に考え抜かれた想いが伝わってまいりました。入居先の施設では、制限のない面会環境や手厚い看取り体制に支えられ、最期の瞬間までお母様に寄り添うことができたというお話は、同じように終末期の療養先を探されているご家族にとって大きな勇気と判断材料になるはずです。誇張することなく、当時のご状況やスタッフの方々の真摯な対応をありのままに語ってくださった姿勢に、深い敬意と中立性を感じる取材となりました。
取材日:2026/10/01
執筆者:松島豊

見学した施設

施設探しをしていた時期:2023/09 〜 2023/10
見学をした施設:2件
施設名見学/入居
ReHOPE松戸見学
グッドタイムナーシングホーム・柏高柳入居

※ケアスル 介護は、「ケアスル 介護 体験談掲載・削除ガイドライン」を設置しています。

施設の基本情報

閲覧済

グッドタイムナーシングホーム・柏高柳

株式会社創生事業団住宅型有料老人ホーム
グッドタイムナーシングホーム・柏高柳

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満室

グッドタイムナーシングホーム・柏高柳は看護師が24時間365日常駐し、医療サポート体制を万全に整えた住宅型有料老人ホームです。胃ろう、透析、気道切開、在宅酸素など、お一人おひとりの状況に合わせて看護師がきめ細やかなケアにあたります。さらに協力医療機関の医師による定期的な健康診断や訪問診療、検査や入院の受け入れ、緊急時の迅速な連携も整備していますので、医療依存度の高い方も安心してお任せください。おのほか、ご本人様のご意思や尊厳を大切に守る終末期ケアにも対応。疼痛管理やメンタルケアを行い、看取りのときまで心を込めてお手伝いいたします。

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4.8
良かった点安心して過ごせています
行きたい時に面会できます。施設からも来てほしい時に連絡してくれるので安心です。今は週1回のペースで面会できてます。 施設は暗いイメージだがスタッフの対応はよくしていただいてます。 続きを見る
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