入居して想定外だったことはありましたか?
24時間の看護体制という医療面を重視して入居を決めましたが、施設全体の責任者が不在で、部署間の連携がほとんど取れていない状況だったことは想定外でした。受付の方、介護の方、看護の方それぞれに同じことを何度も伝えなければならず、誰に何を頼めばよいのか分からない、という場面がよくありました。
また、人手が足りていないのだろうな、と感じることもありました。例えば、入浴の際に車椅子での移動をお願いしたのですが、人手が足りないという理由で、結局ストレッチャーで寝たまま運ばれる形になってしまいました。父はそれを不満に感じていたようです。
施設への改善点はありますか?
まず、施設全体を統括する責任者を常駐させることが何よりも重要だと感じます。責任者がいることで、部署間の風通しが良くなり、私たち家族も誰に相談すればよいか明確になります。いわゆる「横串」を通す組織作りが必要ではないでしょうか。
次に、職員間の情報共有の徹底です。入居者の状況や家族からの要望が、介護、看護、その他のスタッフ間でスムーズに伝わる仕組みがあれば、トラブルの予防やより良いケアにつながると思います。
そして、これは難しい問題だと思いますが、人手不足の解消も望まれます。一人ひとりの入居者の状態や希望に、もう少し寄り添った対応ができるような人員体制が整うと、ケアの質も向上するのではないかと感じました。