医療特化型ならではの、看取りまで任せられる安心感
普通のホスピスだと「痛みがないと入れない」と断られ、介護施設だと「医療が必要になるといられない」と言われてしまう。そのどちらにも当てはまらなかった父にとって、ここは唯一の居場所でした。医療特化型といっても、雰囲気は普通の施設のように綺麗で、でも隣にはお医者様がいて看護師さんもたくさんいる。その安心感の中で、父は最期まで自分らしく過ごせました。看取りをお願いすることを前提に入居しましたが、専門的な視点から「いつ何時どうなるかわからない」という状況を支えていただけたのは、医療特化型ならではの強みだと思います。
本人の「やりたい」を尊重してくれる自由度の高さ
施設では、本人の希望を柔軟に聞いていただけました。父が「BSの時代劇が見たい」と言った際には、自費でのアンテナ設置を快く許可してくださいました。
食べ物の持ち込みも自由で、父が毎朝食べていたヨーグルトを届けたり、好きなものを差し入れたりできたのもありがたかったです。最後まで父らしく過ごせるよう配慮していただけたと感じています。
人との繋がりを大切にしてくれるスタッフの温かさ
父は人恋しい性格だったので、他の入居者さんとの交流が少ない環境を寂しがるかと思いましたが、スタッフの方々が温かく接してくださいました。特に、父が「一緒に廊下を歩いてほしい」とお願いすると、忙しい中でも時間を作って付き添い、話し相手になってくださったそうです。その時間を父はとても楽しみにしていたようで、スタッフの方々には本当に良くしていただいたと感謝しています。
広くて綺麗な居室で、ゆったりと過ごせる環境
元々別の建物を改装した施設だそうで、お部屋がとても広くて綺麗でした。父は狭い部屋を嫌がっていたので、この点はとても喜んでいたと思います。お部屋だけでなく、廊下やホールなどの共用スペースもゆとりがある作りで、歩行器を使っても余裕を持って移動できました。開放感のある環境で、穏やかに過ごせたのではないかと思います。
家族がいつでも会いに行ける、開かれた面会体制
面会時間がとても長く、朝から夜までほぼ一日中、自由に会いに行くことができました。妹が毎日のように通ってくれたのですが、これも施設側の柔軟な対応のおかげです。「家族に来てほしい」という父の気持ちに応えることができ、家族と過ごす時間を大切にできたことは、本当にありがたかったです。