入居前はどのような状況でしたか?
母は実家で一人暮らしをしていました。私は離れて住んでおり、近くにいる妹もいましたが、それぞれ家庭があるため同居は難しい状況でした。
当時はデイサービスを週に2回、ヘルパーさんにも週3回来ていただいて、食事の準備などを手伝ってもらっていました。そのサポートがあれば、まだ一人で生活できそうではありました。ただ、私たちが食事を作っても食べずに腐らせてしまうことがあったりして、きちんと栄養が摂れているのか、どんなものを食べているのかという心配は常にありました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
将来、もし病気になった時のことを考えると、施設に入った方が食事の面でも介護の面でも安心ではないかと思い、母に相談したのがきっかけです。すると母も「じゃあちょっと行ってみようかしら」という話になって、施設を探し始めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
母は自分の家がすごく好きな人だったので、施設に行ってしまうと「なんかちょっとかわいそうだな」という感じもして、すごく迷いました。「やっぱり私が住む方に呼んで、一緒に住んだ方がよかったのかな」と思ったりもしたんです。でも、母はこっちには来たくない、ずっと生活していた横浜がいいと言いますし、そういう葛藤がありましたね。
そんな中、近くにいる妹が母からしょっちゅう電話をもらうようになって、精神的にちょっと疲れてきてしまったんです。母自身も心配性というか、「ここが痛い、ここが痛い」と言い出して、しょっちゅう病院に連れて行ってもどこも何ともないと言われてしまって。「精神的なものじゃないですか」みたいに言われたりもしていたので、やっぱり施設に連れて行った方がいいなと思って決断しました。
施設に入ってからも、実家に時々連れて帰って楽しませてあげたり、ということは一応していました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学は3軒ほど行きました。他の施設の中には、少し暗い印象を受けるところもありました。その点、こちらのアズハイム横浜戸塚さんは広々としていて明るい雰囲気で、いいなと感じました。あと、ベッドのところに、動くとセンサーでその人の動きや体温をみんな調べられる仕組みがあったんです。これなら、何かあった時にも安心かなと思えました。