閉塞感のない、のびのびとした自由な雰囲気
この施設はとても自由な雰囲気だと感じます。例えば、入居者の方が「ちょっと買い物に行ってきます」と言って一人で外出する姿を見かけたことがあります。施設は安全のために施錠されていますが、本人の状態をきちんと理解した上で、個人の自由を尊重してくれる姿勢は素晴らしいと思いました。
また、タバコを吸う方のために、外に出て吸えるように配慮している場面も目にしました。他の施設では、安全を優先するあまり、なかなかそこまでの対応はできていません。「生活の場」として、できる限り自宅に近い感覚で過ごせるように配慮されている点は、この施設ならではの良さだと感じます。閉じ込められているという閉塞感がなく、のびのびと生活できる環境だと思います。
顔なじみのスタッフが見てくれる安心感
面会に行くと、いつも同じ日勤のスタッフさんがいらっしゃいます。「この方はお休みの日があるのかな?」と思うくらい、毎回その方が対応してくださるんです。母の普段の様子を伺う時も、いつも同じ方がメインで見てくださっているので、話がスムーズですし、細かな変化にも気づいてもらえているのではないかと感じます。
スタッフさんが頻繁に変わると、その都度情報を共有し直さなければならなかったり、家族としても不安になったりすることがありますが、ここでは「いつもの〇〇さん」という顔なじみの方がいてくれるので、とても安心感があります。母のことをしっかり任せられるという信頼につながっています。
本人が穏やかに過ごし、帰りたがらなかったこと
入居を決めるにあたって一番心配だったのは、母が新しい環境に馴染めるかどうかでした。しかし、その心配は杞憂に終わりました。面会に行っても「家に帰りたい」という言葉は一度も聞いたことがありません。それどころか、私が帰る時には穏やかな表情で「じゃあね」と手を振って見送ってくれます。
記憶が長く続かない母なので、施設での詳しい生活について話を聞くことはできませんが、その穏やかな様子を見ていると、きっと穏やかな毎日を送ってくれているのだろうと感じられます。家族としては、本人が穏やかに過ごしてくれていることが何よりの救いです。この施設を選んで良かったと思える一番の理由かもしれません。