母は約2年間お世話になりました。しかし昨年、施設内で新型コロナウイルスが流行してしまい、母も検査で陽性となってしまいました。幸いにも発熱などの症状はなかったのですが…、コロナとの直接の因果関係は分からないのですけれど、母に血液がうまく作れなくなってしまう病気が見つかったんです。施設の方から「体に痣ができているので受診してください」と連絡があり、そこから病院にかかることになりました。
もっと早く異変に気づけていれば、という思いは尽きません。後になって分かったことですが、実は施設での定期健診の際に、白血球と赤血球の数値に少し異常が見られたことがあったようなのです。しかし、その情報が私たち家族には共有されないまま時間が過ぎてしまいました。もし、あの定期健診の結果を早期に知らされ、適切な医療に繋がっていれば、ここまで急速に悪化することはなかったのではないか、あるいは少なくとも、もう少し早く心の準備や対応ができたのではないかと思うと、本当に悔やまれます。
もちろん、高齢なので積極的な治療が難しいことは理解していましたし、手術も無理だと言われました。それでも、もっと早く、その数値の異常を知らされていたら、何か心の準備ができたかもしれない、もっと色々な場所に連れて行ってあげられたかもしれないと思うと、それが私たち家族にとって一番の心残りです。1月には家族で元気に食事に行けていたくらいなので、こんなに早くお別れが来るとは思ってもいませんでした。
母は、施設から病院へ移り、最後は病院で息を引き取りました。施設での生活自体は、本当に楽しく過ごせていたようで、スタッフの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
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