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家族の家ひまわり赤塚
に86〜90歳・男性・要介護3で入居していた方の退去理由インタビュー

サービス付き高齢者向け住宅
投稿日:2026/10/29
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男性
86〜90歳 / 男性 / 要介護3 / 義理の父母

入居者プロフィール

症状なしせん妄異食幻覚・錯視自傷・他傷行為食事・入浴・服薬の拒否昼夜逆転物忘れ暴力行為妄想徘徊暴言その他
症状なし見守り自立車椅子手引/伝い歩き杖寝たきり歩行器
糖尿病・インスリン
病院に入院していた老健に入居していたその他施設に入居していた自宅にいた(同居)自宅にいた(独居)
急に倒れて病院へ救急搬送されたこと

家族の家ひまわり赤塚を
退去した理由

退去に至った理由は、父が施設内で突然倒れて意識を失い、救急病院へ搬送されて入院することになったためです。 病院に搬送された後は意識が戻らず、点滴で命をつなぐような重篤な状態が続きました。施設には看取り用の居室も用意されていたため、できれば住み慣れた施設で最期まで看取っていただけたらという気持ちも家族としてはありました。しかし、施設には常駐の医師がおらず、看護師さんも日中に1名という体制でしたので、医療依存度が極めて高くなった父の状態を受け入れ続けることは難しく、そのまま入院先でお別れを迎える形となりました。

入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

父は自宅と介護老人保健施設を行き来する生活を送っていました。初めは老健に1ヶ月預かっていただき、自宅で3ヶ月過ごすというペースだったのですが、だんだんと足腰が弱ってきてしまいました。 私たちの自宅は建物の3階にあり、エレベーターがないため、父にとって階段の上り下りが大きな負担になっていきました。そのうち老健に3ヶ月、自宅に2ヶ月というように、徐々に施設で過ごす期間のほうが長くなっていきました。 自宅にいる期間も、介護士さんに来ていただいて入浴を介助してもらったり、最後の方は紙おむつを使用していたため交換をお願いしたりと、外部のサービスを利用しながらなんとか生活を維持していました。しかし、夜間はどうしても介護士さんがいらっしゃいません。 その頃から父に認知症の症状が見られるようになり、夜中に自分で歩いてトイレに行こうとしてしまうなど、少し様子がおかしい行動が増えていきました。たまに夜間の移動中にバタンと倒れてしまうことがあり、幸い骨折には至らなかったものの、いつ大きな事故につながるか分からない危うい状態でした。 父の行動は日によって波があり、しっかりしている時もある一方で、何をするか分からない時もありました。夜中に電話をかけてきたり、ある時は警察の方が自宅に来るような事態も一度ありました。 一番近くで介護にあたっていた母は、夜間の見守りも含めてうちではもう限界だと疲弊してしまっていました。私自身も父から目を離すことができず、どこかへ出かけることもままならない状態でした。病院へ連れて行ったり、近くの床屋さんへ車椅子を押して連れて行ったりと、日中にこなさなければならない用事も非常に多くありました。 これが1ヶ月や2ヶ月の短い期間であれば我慢できたかもしれませんが、介護がいつまで続くのか先が見えない状況の中で、精神的にも体力的にも介護疲れを感じていました。

施設探しを始めたきっかけは何ですか?

自宅での生活を続ける中で、老健の担当医師やリハビリ担当の方、介護士さんから「そろそろ階段の3階まで歩いて上がるのは難しいので、本格的に施設へのご入居を検討されたほうがいいのではないか」という助言をいただきました。 自宅での介護が限界に達しつつあったタイミングで、専門家の方々から同じようにご指摘をいただいたことが、本格的に施設を探し始めた直接のきっかけです。 また、父の年齢が割と高齢だったこともあり、相談していた専門職の方から「できれば初期の入居金があまり高くないところを選んだほうがいい」というアドバイスも受けていました。そうした助言を踏まえて、家族で入居先の検討を進めることになりました。

入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?

親を施設に預けることに対して、世間一般では「可哀想ではないか」という葛藤や罪悪感を持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際に限界まで介護を経験した身からすると、そうした気持ちよりも「これ以上はうちでは難しい、むしろ預けたほうがお互いのためになるのではないか」という気持ちが自然と強くなっていきました。 父は夜中に一人で歩いて転倒する危険がありましたし、何をするか分からない状態を見守り続ける母の疲弊も限界に達していました。私自身も介護に追われて身動きが取れず、このままでは家族が共倒れになってしまうと感じていました。 また、排泄の介助など下の世話に関しては、家族だからこそお互いに恥ずかしさや気まずさがあります。私自身は娘ですので、異性の親の介助という点でも難しさを感じていました。 その点、施設にお願いしてプロの介護士さんに対応していただけるのであれば、割り切ってお任せできるのではないかと考えました。

見学時、施設に対する不安はありましたか?

見学にあたっては、他のいくつかの施設も実際に見て回りました。例えば特別養護老人ホームは費用面で魅力的でしたが、100人待ちという状況であったり、立地が遠かったり、建物の年数が経っていたりしてすぐの入居は難しい印象でした。 また、新しくて利用料金が安い別の施設も見学に行きましたが、要介護度が高い方を受け入れるには少し体制が厳しい印象を受けました。その施設では面会時の飲食が1階の応接スペースに限られていたり、一度入居すると外出ができなかったり、車椅子を自己負担で購入しなければならなかったりと、現地で直接お話を伺わなければ分からない制約が多くありました。 家族の家ひまわり赤塚を見学した際には、まだ開設されたばかりということもあって館内が新しく、居室が全室個室で専用のトイレが備え付けられている点が好印象でした。

家族の家ひまわり赤塚に
入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

父はもともと社交的な性格だったこともあり、入居当初は家に帰りたいという思いも少しはあったかもしれませんが、比較的早い段階で環境に慣れて穏やかに過ごすようになりました。 家族として一番ありがたく安心できたのは、夜間に2時間おきに居室を見回っていただけたことです。自宅では家族が夜通し起きて見守ることは到底不可能でしたので、定期的に様子を確認していただける体制は本当に心強いものでした。 日中の生活についても、近くのコーヒーチェーン店へお茶を飲みに出かけたり、折り紙を折ったり、お手玉を投げて点数を競うようなレクリエーションに参加したりと、無理のない範囲で日常を楽しませていただきました。 また、施設内に理美容専用のスペースがあり、外部へ行かなくても定期的に髪を切っていただけたことや、月に1回近隣の診療所の医師が訪問して検診を行ってくださったことも、日々の健康管理と生活の安定につながりました。 父が入居して1年ほど経った頃、自宅に残っていた母も一人暮らしが難しくなってきたため、同じ施設の同じフロアに部屋をお借りして入居することになりました。食事の際には母が父の部屋まで迎えに行き、食堂で二人並んでご飯を食べるなど、夫婦水入らずの時間を過ごすことができたのも、家族としてとてもありがたい時間でした。

見学時の不安は解消しましたか?

夜間の医療体制については、事前に老健のスタッフの方からいただいていた助言が安心材料になりました。 老健の方からは「夜間に看護師さんが配置されている施設は費用が高くなりますが、看護師さんは医師ではないため夜間に急変があったとしても行える医療行為には限りがあり、最終的には救急搬送を呼ぶことになります。それであれば、昼間に看護師さんがいて夜間は介護スタッフが見守る体制の施設を選んだほうが、費用を抑えつつ安全に過ごせますよ」と伺っていました。 その説明に納得できていたため、夜間に看護師さんがいないことに対する不安は解消され、費用と体制のバランスとして妥当であると受け止めることができました。また、施設側からも夜間は2時間おきにスタッフが居室を巡回して見守りを行うと伺い、それであれば自宅にいるよりもはるかに安全だと判断できました。

家族の家ひまわり赤塚を
選んだ理由

変化を見逃さない丁寧な看護師の体調管理

父が入居した当時、皮膚に湿疹のようなブツブツができており、薬を塗っても再発を繰り返していました。その変化に気づいた看護師さんが「一度皮膚科でしっかり診てもらったほうがいい」と親身になって病院を探してくださり、受診した結果、疥癬であることが判明しました。 家族だけでは見落としていた可能性が高かったため、看護師さんが日頃から入居者の身体の異変を丁寧に観察し、専門医への受診を促してくださったことにとても助けられました。

家族同伴での外出対応と車椅子の無料貸出

見学した他の施設では、入居後の外出が一切禁止されていたり、車椅子は入居者自身で購入して持ち込まなければならなかったりする場所もありました。 こちらの施設では、家族が付き添えば問題なく外出に連れ出すことができ、車椅子についても施設側で用意されているものを無料で貸出していただけました。必要な福祉用具を家族側で買い揃える負担がなく、気軽に外の空気を吸いに連れ出せる柔軟な運用は非常にありがたかったです。

夜間2時間おきの定期巡回による見守り

自宅での介護では、夜間に父が一人で起き上がってトイレに向かい、転倒してしまう危険に常に怯えていました。家族が朝まで起きて見守り続けることには限界がありました。 施設に入居してからは、夜間帯に2時間おきにスタッフの方が居室を見回って安否や状況を確認してくださったため、夜間の事故の心配から解放され、家族としても心から安心して夜を過ごせるようになりました。

本人の好みに応える買い物代行などの個別支援

入居者の日々の細かな希望に対して、スタッフの皆さんがとても臨機応変に対応してくださいました。父だけでなく後から入居した母のケースでも、「バナナが食べたい」といった日常のちょっとしたリクエストに対して、スタッフの方が代わりに買い出しに行ってくださり、後日レシートを添えて実費精算していただくような対応をしてくださいました。 集団生活でありながらも、入居者一人ひとりの生活の潤いや希望を大切にしてくださる温かさを感じました。

施設内で完結する訪問理容と定期的な医師の検診

自宅にいた頃は、父を車椅子に乗せて近くの床屋さんへ連れて行ったり、定期的に病院へ連れて行ったりと、通院や外出に伴う介助の負担が重くのしかかっていました。 こちらの施設には理容専用の設備が備わっており、外部から理容師さんが来て室内でカットを済ませていただけました。また、近隣の診療所の先生が月に1回定期検診に来てくださるため、わざわざ遠くの病院へ連れて行かなくても日常の医療管理を受けることができ、生活の動線が施設内で整っている点に助けられました。

家族の家ひまわり赤塚の
改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったことはありましたか?

入居当初、父の皮膚にブツブツとした湿疹のようなものができていたことがありました。塗り薬を塗ると一時的に治まるのですが、しばらくするとまた同じように出てきてしまう状態を繰り返していました。 その際、施設の看護師さんが状態をよく見てくださり、「一度しっかり皮膚科で診てもらったほうがいいかもしれません」と助言をくださり、受診先の手配まで動いてくださいました。病院で診察を受けたところ、単なる皮膚炎ではなく疥癬であることが判明しました。私たち家族では気づけなかった病気でしたので、看護師さんの細やかな観察力と迅速な対応には大変助けられました。 また、家族からの差し入れや本人の要望にも柔軟に応じてくださり、母が入居した際も「バナナが食べたい」といった希望があればスタッフの方が買い物に行ってレシートで後日精算してくださるなど、日々の細かな暮らしの希望に寄り添っていただけたこともありがたい想定外でした。

施設への改善点はありますか?

できれば最後の看取りまで施設の中で過ごさせてあげられたらという思いはありました。 しかし、父は倒れてから意識がなく点滴でつながれている状態でしたので、医師がおらず看護師さんが1名という配置の中でそこまでの医療対応を求めるのは、現実的に難しいことも理解しています。 月々の利用料金に見合ったサービス内容という点から見ても、これ以上の医療処置を望むのは家族側のわがままになってしまうと納得はしておりますが、もし将来的に重度の医療ニーズにもある程度対応できる体制や看取りの選択肢がより広がれば、家族としてはさらに安心できるのではないかと感じます。

取材者のコメント

お父様を施設でお看取りされた後、現在はお母様も同じ施設にお預けになっている経験をお持ちのご家族様にお話を伺いました。ご自身が在宅介護の現場で直面されたご苦労や、夜間の見守りにおける限界を飾らない言葉で率直に語ってくださり、介護に悩むご家族にとって非常に現実的で参考になる内容でした。
取材日:2026/10/18
執筆者:岸川京子

見学した施設

施設探しをしていた時期:2022/10 〜 2022/11
見学をした施設:1件
施設名見学/入居
家族の家ひまわり赤塚入居

※ケアスル 介護は、「ケアスル 介護 体験談掲載・削除ガイドライン」を設置しています。

施設の基本情報

閲覧済

家族の家ひまわり赤塚

株式会社三英堂商事サービス付き高齢者向け住宅
家族の家ひまわり赤塚

こちらは 東京都板橋区 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 東京都板橋区 ですか?

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清潔感のある、明るい雰囲気の住まいです。自由にご利用可能な談話コーナーをご用意しています。家族の家ひまわり赤塚の写真
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自立要支援1•2要介護1〜5認知症可
東京都板橋区赤塚7-25-3
下赤塚駅から 徒歩13分
トイレ付き居室
定員57名 /電話03-5967-0250
※2026/07/08更新

「家族の家ひまわり赤塚」は、東京都板橋区赤塚にあるサービス付き高齢者向け住宅です。60歳以上の方を入居対象としており、要支援・要介護認定を受けている方も安心して快適に過ごせるような居住環境づくりに努めています。ご入居のみなさまがスムーズに新生活を始められるよう、生活の拠点となるお部屋には、チェスト・机・いすなどの備品をご用意。テレビやベッドといった家具類については、ご自宅で愛用されているものをお持ち込みいただけます。据え置き式の手すりやポータブルトイレなどの福祉用品の設置も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

レビュアーアイコン
4.6
良かった点ここに決めてよかったです
スタッフさんの対応はとてもいいです。スタッフさんの紹介で病院に行き、そこの病名が判明して治ったことがあります。 また、看護師さんも親身になり気にかけてくれます。 春くらいから10分くらい面会できるようになり、今はも... 続きを見る
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