入居前はどのような状況でしたか?
父はもともと遠方の一戸建てで一人暮らしをしていました。母がだいぶ前に亡くなってからはずっと一人だったのですが、80代半ばを過ぎ、日々の食事の準備や身の回りのこと全般が大変になってきたようでした。地元は冬の寒さも厳しいですし、私の住む関東で同居することにしたんです。
同居を始めた当初は、父もまだ元気でしたし、私の妻も自分の時間を自由に過ごせていました。しかし、コロナ禍に入り、父と妻が一日中家にいる状況が続くと、些細なことでそりが合わなくなったり、ぶつかったりすることが出てきてしまいました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設探しを始めた直接のきっかけは、コロナ禍での同居生活の変化です。もともと父自身、「もう少し体が言うことを聞かなくなったら施設に入る」という覚悟はしていたようです。それに加え、父には「ずっと同居し続けるつもりはなかった」という気持ちもあったようで、元気なうちに身の回りの世話をある程度してもらえる施設に移りたいという意向が固まりました。
私たち家族にとっても、そして父にとっても、それが一つの潮時だと感じた形です。コロナがなければもう少し同居を続けていたかもしれませんが、この状況がきっかけで、施設への入居を具体的に考え始める時期が少し早まったという経緯です。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
父を施設に入れることについて、大きな葛藤や罪悪感のようなものは特にありませんでした。というのも、父自身が「元気なうちに施設へ移りたい」という意思を明確に持っていたからです。ずっと同居を続けるつもりがなかったという本人の気持ちもありましたし、コロナ禍での生活の変化も重なって、家族みんなにとって「一つの潮時かな」という自然な流れで決断することができました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
私は見学に行っていません。他の施設は一緒に見学に行ったこともあるのですが、ドーミー亀有Leviさんは父が見つけて、見学も父だけで行いました。自分で様々な施設を見学して、どのような価格帯の施設が良いのか徐々に基準を定めていったようです。