入居前はどのような状況でしたか?
父は母と二人で暮らしており、日中は週に5〜6日ほどデイサービスに通っていました。
当時は歩行補助器を使えば多少は歩くことができ、認知症の症状もありませんでした。車椅子を使うことが中心の生活ではありましたが、比較的落ち着いて過ごしていたと思います。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
ある日、父が自宅で倒れてしまい、救急車で病院に搬送されました。
入院先の医師から「これからはデイサービスに通うよりも、施設に入って専門的なケアを受けた方が良いでしょう」と助言をいただいたのが、施設探しを始める直接のきっかけです。そこから、入居するまでの2〜3ヶ月間で、他の施設も含めて5件ほど見学しました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
父が施設に入るのはこれが初めてでしたので、やはり施設というものに対して漠然とした不安はありました。どんな場所なのか、ちゃんと見てもらえるのか、正直なところ心配な気持ちは大きかったです。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
施設を探すにあたって、私たちはなるべく小規模なところを希望していました。その方が、一人ひとりに行き届いたケアをしてもらえるのではないか、という思いがあったからです。この施設を見学した際も、そういった点がどうなのかは気になっていました。