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高齢者住宅ほのぼの
に76〜80歳・女性・要支援2で入居していた方の退去理由インタビュー

サービス付き高齢者向け住宅
投稿日:2026/10/13
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女性
76〜80歳 / 女性 / 要支援2 / 実の父母

入居者プロフィール

症状なしせん妄異食幻覚・錯視自傷・他傷行為食事・入浴・服薬の拒否昼夜逆転物忘れ暴力行為妄想徘徊暴言その他
症状なし見守り自立車椅子手引/伝い歩き杖寝たきり歩行器
がん・末期癌
病院に入院していた老健に入居していたその他施設に入居していた自宅にいた(同居)自宅にいた(独居)
病状が悪化し入院が必要になったこと

高齢者住宅ほのぼのを
退去した理由

退去を決めた理由は、母の病状が悪化し、施設での生活を継続することが難しくなって病院への入院したためです。 母は入居前から悪性リンパ腫を患っており、入居してしばらくした頃から持病の影響もあって体調が優れない日が増えていきました。朝食の時間になっても部屋から出てこられず、スタッフの方が見に行くと今日はお休みしたいと答えるような場面も多く見られるようになっていました。 そうした状態が続く中で、施設の方から病院で一度しっかり診てもらった方が良いと勧められ、受診したところそのまま入院することになりました。その際、施設側から退去の手続きになると伝えられました。施設に戻ることはできませんでしたが、母の病状の進行を踏まえた上での退去の判断だったと受け止めています。

入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

入居する前の母は、自宅で一人暮らしを送っていました。日常生活は杖を使っており、移動の際には足元に注意が必要な状態でした。 また、生活の中で少しずつ物忘れが見られるようになるなど、若干ではありましたが認知症の初期症状が出始めていました。当時の私は母の住まいから車で1時間ほど離れた場所に暮らしており、何か突発的なトラブルや体調の異変があったとしても、すぐに駆けつけることが難しい距離にいました。遠方に住んでいる身としては、母が一人で暮らす中で転倒してしまわないか、認知面の低下によって日常生活に支障が出ていないかなど、常に気がかりで心配が尽きない日々を過ごしていました。

施設探しを始めたきっかけは何ですか?

施設探しを本格的に考え始めた直接のきっかけは、母の認知症の症状が少しずつ進行してきたことでした。日々の生活の中で物忘れなどが徐々に目立つようになり、これ以上一人で暮らさせておくのは生活の安全面から考えても厳しいのではないかと感じるようになりました。 私自身の自宅から母の住まいまでは車で1時間ほどの距離があり、万が一何か起きた場合でもすぐに駆けつけることができません。このまま離れた場所で一人暮らしを続けさせることへの不安が限界に達し、私の自宅から近い場所であれば何かあってもすぐに様子を見に行けると考え、母に施設への入居を勧めることにしました。

入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?

施設への入居を決断すること自体に対しては、私自身の心の中に大きな葛藤や迷いはありませんでした。母のこれからの安全や健康を考えれば、近くの施設に入ってもらうことが最善の選択だと考えていたからです。 一方で、母本人は住み慣れた自宅への愛着が強く、施設に入るということに対してなかなかうんと言ってくれませんでした。自分の暮らす環境が変わることへの抵抗があったようで、母に納得してもらい、入居を受け入れてもらうまでには時間をかけて説得を重ねる必要がありました。

見学時、施設に対する不安はありましたか?

高齢者住宅ほのぼのを選んだ大きな理由として、母が元々何年も通院していた病院の系列だったという背景がありました。全く見知らぬ法人が運営している施設ではなく、医療面で長年お世話になっていた系列の高齢者向け住宅だったため、安心感を持って見学に臨むことができました。そのため、他の施設を何件も見て回って比較検討するようなこともせず、見学に訪れたのはこちらの施設だけでした。

高齢者住宅ほのぼのに
入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

母は元々どちらかといえば内向的な性格だったこともあり、入居した直後から他の入居者の方々の輪に入って活発におしゃべりをするような様子は見られませんでした。それでも、施設の落ち着いた環境の中で時間を過ごすうちに、母なりのペースで徐々に生活に馴染んでいってくれました。 また、同じ建物の中にデイサービスが併設されており、外に出ることなく建物内の移動だけで歩いて通うことができた点も母の生活の助けになっていました。利用を始めた最初の頃は、お風呂に入れてもらえることもあって母自身も良いと言って通っていました。 ただ、時間が経つにつれて認知症の症状が進み、元々抱えていた病気の影響もあって何をするにも億劫になってしまう時期がありました。日によっては今日は行きたくないと言ってデイサービスを休むこともありましたが、朝食の時間に母が食堂に来ないと、スタッフの方が部屋まで直接様子を見に行って声をかけてくださいました。 その際も、今日は休まれましたという状況を施設から家族へその都度きちんと伝えてくださったため、離れていても母の日々の体調の変化を把握することができ、家族としても安心感を持って見守ることができました。

高齢者住宅ほのぼのを
選んだ理由

話しやすく親身に相談に乗ってくれるスタッフの対応

こちらの施設で特に助けられたと感じたのは、スタッフの方々の対応の良さでした。 日頃からとても話しやすい雰囲気を作ってくださっており、母の様子について相談した際にも親身になって耳を傾けてくれました。母が体調不良で朝食の時間に来られない時にも、スタッフの方が自ら部屋まで様子を見に行って声かけをしてくださり、その日の状況を家族へ丁寧に共有してくれました。家族としても些細な変化を気兼ねなく相談でき、母の日常をしっかりと気にかけて見守ってくれている姿勢に信頼を寄せていました。

天候や移動の負担なく利用できるデイサービスの併設環境

施設と同じ建物内にデイサービスが併設されていた点も、利用する上でとても良かったと感じる部分です。 外部の通所施設に通う場合と違い、送迎車に乗ったり外を移動したりする必要がなく、施設の中からそのまま歩いて通うことができました。杖を使って歩行していた母にとっても移動の身体的負担がなく、天候に左右されずに移動できる構造は大きなメリットでした。 最初は入浴のケアを受けられることを母自身も喜んでおり、施設内だけで生活と日中のケアが完結する動線は非常に利便性が高いと感じました。

通い慣れた系列病院が近隣にあることによる緊急時の安心感

施設からすぐ近い場所に、母が何年も通院していた系列の病院があった点も心強い支えでした。 通常の通院や診察の際には家族が付き添って連れていく必要がありましたが、すぐそばに系列の病院があるという立地条件は、急な体調の変化が起きた際にも迅速に対応してもらえるという大きな安心感につながっていました。持病を抱えながらの生活だったため、いざという時に頼れる医療機関が近くに控えている環境は、見守る家族にとっても精神的な負担を軽減してくれる要素でした。

過度な制限がなくスムーズに面会できる環境

母に会いに行く際の面会手続きが、過度に厳しくなくスムーズに行えた点も家族としてありがたかったです。 訪問した際には受付で名前を記入し、マスクを着用していれば比較的スムーズに館内へ入って母の様子を見に行くことができました。手続きが煩雑だったり面会のハードルが高かったりすることもなく、定期的に顔を見に行って母の好きなものを差し入れすることができたため、無理なく母との面会を重ねることができました。

高齢者住宅ほのぼのの
改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったことはありましたか?

入居前には全く想定していなかったこととして、母の体調が悪化して病院へ移る際、そのまま退去という手続きになった点が挙げられます。 体調を崩して病院に行くことになった際、私たち家族としては一時的な入院を経て、体調が安定したらまたこちらの施設に戻ってくるものと考えていました。しかし、病院へ移るタイミングで施設側から退去になると伝えられたため、その時は少し驚きました。結果としては、病状の重さから施設に戻れるような状態ではなくなったため、部屋を維持するための入居費用を支払い続けずに済んだという意味では良かったのですが、一時的な入院のつもりからそのまま退去の手続きになったことは、入居当初には想像していなかった展開でした。

施設への改善点はありますか?

家族の立場としては、スタッフの方々の対応も良く、施設に対して改善を望むような点や不満は全くありませんでした。 ただ、母本人は施設で提供される食事について口に合わなかったようで、不満を漏らしていることがありました。 私自身は実際の食事を直接見たわけではないので味付けなどの良し悪しは分かりませんが、高齢者向けの施設である以上、ある程度は仕方のないことだとも思っていました。母にとっては日々の食事が数少ない楽しみのひとつでもあったため、少しでも喜んでもらえればと思い、面会の際には母が好む食べ物を差し入れするようにしていました。

取材者のコメント

お母様がご入居されていた当時を振り返り、率直にお話しいただきました。入居前のお一人暮らしに対するご心配から、施設内での日々の見守り体制、そして持病の悪化に伴う入院と退去に至るまでの経緯をお答えくださいました。 スタッフの方々の親身な声かけや系列病院との近さといった安心感に満足されていた一方で、退去時の手続きに関する想定外の驚きや、ご本人のお口に合わなかった食事に対する率直な所感など、良かった点と知っておくべき点の実体験を伺うことができました。これからご家族のために施設探しをされる方にとっても、大いに参考となる貴重な体験談であると感じております。
取材日:2026/10/03
執筆者:岸川京子

見学した施設

施設探しをしていた時期:2018/12 〜 2019/01

※ケアスル 介護は、「ケアスル 介護 体験談掲載・削除ガイドライン」を設置しています。

施設の基本情報

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高齢者住宅ほのぼの

医療法人十勝勤労者医療協会サービス付き高齢者向け住宅
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満室
自立要支援1•2要介護1〜5認知症可
北海道帯広市白樺十六条西1-3-1
柏林台駅から 徒歩19分
トイレ付き居室
定員40名 /居室40室 /
※2026/03/20更新
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