私たちがまだ若かったこともあり、「自分たちで面倒を見ずに施設に入れるなんて」と悪く思われるのではないかという不安がありました。ですが、孫たちがたたかれたり朝から泣かされたりして、家庭の環境が悪化していたので、正直なところ、もう一緒に暮らすのは難しいと感じていました。
見学の際にそうした家庭の事情をすべてお話ししたところ、スタッフの方は「あんたたちが見なさい」といった態度は一切見せず、
私たちの話をきちんと受け止めてくれました。この姿勢に、まずとても救われました。入居後も、母は他の入居者さんの携帯電話を取ってしまったり、お菓子をもらってしまったりと、いくつかトラブルを起こしています。しかし、そのたびに施設の方は、頭ごなしに叱ったり退去を迫ったりするのではなく、まず私たち家族に連絡をくださいます。「こういうことがあったので、このように注意しようと思いますが、よろしいでしょうか」と、
必ず報告と相談をしてくれるのです。この丁寧な連携があるおかげで、何かあっても安心して任せることができます。入居してから、母は以前より食欲が上がったようで、少しふっくらしました。
本人も「おいしい」と言っているそうで、施設の方からは「もう少し量を増やしてほしいと言っています」と聞きました。今では大盛りにしてもらっているそうですが、それでも「まだ増やしてほしい」と言うことがあるそうです。
本人が食事を楽しんでくれているのは、家族としてもうれしいことの一つです。
...続きをみる