入居前はどのような状況でしたか?
祖父は、私の母と二人で暮らしていました。
普段の歩行や基本的な生活は一通り自分自身でできる状態だったんです。ただ、母は仕事がとても忙しく、日中は祖父が1人で家にいる時間が長い状態が続いていました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
そんな中、祖父が家の中で滑って頭を打ってしまうという出来事がありました。日中だったため仕事中の母はすぐに動けず、祖父が自分で救急車を呼ぶこともできませんでした。幸い大ごとには至りませんでしたが、「もし次に何かあったら…」「1人の時では対応しきれない」という不安が家族の中に生まれ、これがきっかけとなって施設への入居を本格的に検討し始めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
祖父は昔から「家族に迷惑はかけたくない」「自分のことは自分でやりたい」という思いが強い人でした。一方で、やっぱり「できることなら住み慣れた家にいたい」という本音もあり、最初のうちは葛藤もありました。
私たち家族としても、祖父の自宅にいたい気持ちを叶えてあげたい思いは山々でしたが、私自身も仕事をしていますし、当時は実家を離れて暮らしていたため、万が一の緊急時にすぐに駆けつけられる介護体制を家族だけで整えるのは、現実的にどうしても難しいという限界を感じていました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
実は私自身、介護施設に対して「病院っぽくて殺風景な、少し暗い場所なんじゃないか」というあまり良くないイメージを勝手に抱いていました。祖父も病院のような雰囲気の場所は嫌がることが分かっていたので、「本人に嫌がられたらどうしよう」「施設に入ることで、おじいちゃんが寂しい思いをするのではないか」という不安がありました。
ですが、「SOMPOケア ラヴィーレ八王子片倉」さんは駅前のすぐ近くにあるのですが、外観から内装まで、私たちが想像していた「いわゆる介護施設」という雰囲気では全くなく、まるでホテルのように綺麗で清潔感に溢れていたんです。この環境なら、祖父も「介護施設に入れられた」と感じずに過ごせるのではないかと思えましたし、実際に一緒に見学した祖父自身もすごく気に入った様子でした。近隣に病院型の施設などもありましたが、本人の意思もあり「お世話になるならここしかないね」と、家族満場一致で安心して決めることができました。