見た目も楽しめる、一人ひとりに寄り添った食事
食事が本当に素晴らしかったのが、この施設を選んで良かったと思う大きな理由の一つです。月に何度か特別メニューの日があり、ある時は幕の内弁当、ある時はステーキが出ました。母は普通の食事は難しかったのですが、ステーキの日には、見た目は皆さんと全く同じなのに、舌でつぶせるほど柔らかいソフト食を用意してくださったんです。最後まで「食べる楽しみ」を失わずにいられたのは、こうした工夫のおかげだと思います。食事が摂れなくなってからも、食べられそうな補助食を色々と探してきてくださるなど、本当に親身になって対応していただき、感謝しています。
インカムで連携する、手厚く迅速なスタッフ体制
スタッフの方々の手厚さも印象的でした。とにかく人数が多く、常に誰かが見守ってくれているという安心感がありました。特に感心したのは、インカムを使った見事な連携です。例えば、部屋で体位交換をお願いすると、担当の方の声かけで、すぐに他のスタッフさんが何人も集まってきて手伝ってくださるんです。その動きはとても静かでスムーズで、ご家族に気を遣わせないようにという配慮が感じられました。皆さん無駄のない動きで、よく訓練されているのだなと、安心して母を任せることができました。
家族も安心できる、丁寧な情報共有と相談体制
私が施設を訪れると、どのスタッフさんに声をかけても「今日はお母様、こんなことをされていましたよ」と、その日の様子を教えてくれました。スタッフさん全員で母の情報を共有してくださっていることが伝わってきて、とてもありがたかったです。また、食事の味付けの好みを聞いてくださるなど、些細なことでも相談に乗ってくれる姿勢も嬉しかったです。家族がいない時間の様子がわかるというのは、何よりの安心材料でした。
心豊かに過ごせる、多彩なアクティビティ
母はあまり動けませんでしたが、施設では様々なアクティビティが用意されていました。女性向けの化粧講座やネイルサロン、外部から先生を招いての運動教室など、聞いているだけでも楽しそうでした。コロナ禍で集まるのが難しい時期には、Zoomを使ってオンラインで運動教室を続けていたそうです。元気な方は自由に外出もできるそうで、入居者一人ひとりが自分らしく、楽しく過ごせるようにという施設の思いが伝わってきました。私も「年を取ったらこんなところに入りたいな」と思ってしまったほどです。
家族の不安に寄り添う、信頼できる運営姿勢
施設のセキュリティは非常にしっかりしていました。普段はインターホンで訪問者を確認してからでないとドアは開きませんし、夜間も電話で連絡をすればきちんと対応してくださいます。また、入居時に「心配であれば、お部屋にカメラを設置していただいても構いませんよ」と言っていただけたことにも驚きました。いつでも見てください、と言えるのは、ご自身のケアに自信があるからこそだと思います。そうしたオープンな姿勢が、施設への信頼につながりました。