仕事帰りにも寄れる、柔軟な面会時間
この施設に決めて助かっていることの一つが、面会時間の柔軟さです。多くの施設が夕方までと決まっている中、こちらは事前に連絡をしておけば仕事が終わってからでも会いに行くことができます。
それだけでなく、「寝具を用意すればお母様の部屋に泊まってもいいですよ」「食事をご自身で持ち込めば、一緒に食べても構いません」とまで言っていただけています。実際に泊まったことはまだありませんが、何かあった時にはいつでも駆けつけてそばにいられるというだけで、大きな安心感につながっています。
仕事を持つ家族にとって、この柔軟な対応は本当にありがたいです。
個性を尊重した、一人ひとりに寄り添うケア
スタッフの方々の、一人ひとりに合わせた細やかな対応には感謝しています。
以前、母が自分の部屋が分からなくなり、間違えてしまうことが続いた時期がありました。その時、母が猫好きだという話を聞いた施設長さんが、ご自身の飼い猫の写真を母の部屋のドアに貼ってくださったんです。「この猫ちゃんを目印に入ってくださいね」と。そのおかげで、母は自分の部屋を間違えることがなくなりました。
レクリエーションへの参加も、本人の気持ちを尊重してくれています。最初は「興味がない」と言っていた華道に最近は参加するようになったり、逆に参加したくない体操は無理強いされなかったりと、その日の気分や体調に合わせて過ごせる環境が、母には合っているのだと感じます。
離れていても安心できる、丁寧な情報共有
離れて暮らしていても、母の様子がよく分かるので安心です。担当のケアマネージャーさんは、生活の計画を立ててくださるだけでなく、母の様子を見ながら「外出の付き添いサービスを手配することもできますよ」といった提案もしてくれます。
提携している訪問診療のお医者さんとの連携もスムーズで、健康状態についてこまめに報告があるから安心です。薬の管理も徹底されていて、私と一緒に外出する際には「お昼のお薬はこれなので、忘れないように」と必ず持たせてくださるなど、本当に細やかに見ていただいている実感があります。
施設から電話が来ると一瞬ドキッとしますが、それだけ気にかけてこまめに連絡をくださっている証拠だと思っています。
元気の源になる食事と、日々の楽しみ
自宅での二人暮らしの頃は、食事の準備も大変だったと思いますが、施設では栄養バランスの考えられた温かい食事が提供されるので、母はそれをとても喜んでおり、残さず食べていると聞きます。
そのおかげか、入居前よりも元気になったように感じます。
また、月に2回パンの訪問販売が来るそうで、母はそれを何よりの楽しみにしているようです。「ご飯もちゃんと食べているのに、パンも必ず買うんですよ」とスタッフの方が楽しそうに教えてくれました。施設での生活の中に、自分で選んで買うというささやかな楽しみがあることが、日々の張り合いになっているのだと思います。