母は長い間、本当に家族同然にお世話になりました。最後の方は病院へ行くことも難しくなりましたが、提携先の先生に往診に来ていただいて、自分の部屋で最期まで過ごすことができました。
亡くなる少し前、施設の方から「今会わないと後悔するから来てください」という内容のお電話をいただいたんです。私が駆けつけたとき、母はすごく元気でニコニコしていて。「大丈夫そうだな」と思って一旦家に帰ったその夜のことでした。老衰という形で、眠るように逝ったんだと思います。
亡くなった後の顔も、私には笑っているように見えました。母は母なりに、施設での生活に折り合いをつけて、最後は笑って父の元に行けた。それは
母にとって一番いい形だったんじゃないか、幸せだったんじゃないかと、自分ではそう思うことにしています。
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