施設への改善点についてですが、大きく分けて2つあります。
まず、
動物とのふれあいの機会があればもっと良かったなと思います。母は動物が大好きだったので、施設で犬や猫を飼うことができれば、母だけでなく多くの入居者の方々の癒しになったのではないかと感じました。もちろん、アレルギーや衛生面など、実現が難しいことは重々承知していますが、アニマルセラピーのような形ででも、動物と接する機会があれば、入居者の生活の質がさらに向上するのではないかと思います。
それから、どうしてももう一つ残念だったのが、
母との連絡手段のことなんです。一応、母に携帯電話は持たせておいたんですけど、やっぱり95歳でスマートフォンっていうのはちょっと無理がありましたね。母自身、使い方が全然わからなかったみたいで。
施設の部屋には固定電話が引けないと言われてしまったので、そうなるともう携帯しか頼れるものがない状況でした。母はもともと電話でおしゃべりするのが結構好きな人だったんですけど、結局施設にいる間はあんまり連絡を取り合えたことがなかったんですよね。
もちろん私も、職員の方に「電話をかけたい人いますか?」って母に声をかけてやってほしいと一言お願いしておけばよかったなと反省している部分はあります。ただ、職員さんの方から少しサポートしてくれたり、「こうやって電話かけるんだよ」って教えてくれたり、せめて電話を繋ぐくらいのことを多少なりとも手伝っていただけていたら、もっと助かったのになというのが正直な気持ちです。
母の友達や親戚もみんな同じくらいの年寄りばかりで、直接施設まで会いに行くっていうのはなかなか難しい人たちが多かったですしね。唯一の連絡手段だったわけですから、そういった
本人の繋がりを維持するためのサポートがもう少しあると、家族としては本当にありがたかったなと思います。
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