自宅から近く、いつでも顔を見に行ける安心感
日中であれば予約なしでふらっと立ち寄れるような、自由な面会環境が整っている点は、この施設を選んで本当に良かったと感じるポイントです。「○曜日に行きます」といった堅苦しい手続きを必要とせず、父の様子が気になったときにいつでも顔を見に行ける雰囲気があるため、入居後も頻繁に足を運んでいます。施設に入れたからといって家族との関係が途切れるのではなく、こうした会いやすさがあるからこそ、父とのつながりを保ち、寂しさを軽減することに繋がっていると感じています。
いくつか候補があった中で、結果的に一番近い場所にあるこの施設に空きがあったのは幸運でした。何かあったときに家族がすぐに駆けつけられる距離にあるというのは、日々の生活を送る上で何よりの安心材料になっています。
24時間介護と日中看護の心強いサポート体制
家族として一番安心できるのは、やはり専門のスタッフさんが24時間体制で見守ってくださる点です。夜中に何かあっても、すぐに対応していただける。この安心感は、在宅介護では決して得られなかったものです。母と二人で暮らしていた頃は、夜中に何かあったらどうしようと、母も私も常に不安を抱えていました。そのプレッシャーから解放されただけでも、私たちの精神的な負担は大きく軽減されました。
さらに、日中は看護師さんが常駐してくださっているのも心強いです。父は過去に前立腺がんを患ったこともあり、年齢的にもいつ体調が変化するかわかりません。健康面で何か気になることがあれば、すぐに専門的な視点で見ていただける環境は、本当にありがたいです。介護と医療の両面からしっかりとサポートしていただける体制が整っているからこそ、私たちは安心して父を預けることができています。
本人の気分転換になる、外出の機会があること
父がこの施設での生活に慣れてきた大きな理由の一つが、レクリエーション、特に外出の機会を設けてくださることだと思います。施設に入ると、どうしても行動範囲が狭まり、単調な毎日になりがちなのではないかと心配していました。しかし、こちらの施設ではスタッフの方が付き添って、近くの公園などへ連れ出してくれるんです。
父もこの外出をとても楽しみにしているようで、私たちに会ったときにもその話をしてくれます。外の景色を見たり、季節の移ろいを感じたりすることは、心身ともに良い刺激になっているようです。在宅介護の頃は、母が高齢ということもあり、安全面を考えると頻繁に父を外に連れ出すことは困難でした。施設に入ったことで、かえって外の空気に触れる機会が増えたのは、嬉しい驚きでした。本人が「いいみたいだ」と喜んでいる姿を見ると、ここに入れて本当に良かったなと実感します。
「美味しい」と本人が満足する食事
毎日の生活の中で、食事は大きな楽しみの一つだと思います。その点で、父が施設の食事を「美味しい」と言ってくれているのは、とても嬉しいことです。栄養バランスが考えられているのはもちろんですが、やはり本人が美味しく食べられるかどうかが一番大切です。面会に行ったときに食事の話題になると、いつも満足そうな顔をしているので、私たちも安心できます。
また、食事の差し入れが自由にできるのも、ありがたい点です。父の好物を持って行って、一緒に食べる時間は、私たち家族にとっても、父にとっても大切なコミュニケーションの時間になっています。施設によっては持ち込みに厳しい制限があるところもあると聞きますが、こちらは比較的柔軟に対応してくださるので助かります。日々の美味しい食事と、時々の好物。こうした食の楽しみが、父の生活の質を高めてくれていると感じています。