本人の特性を深く理解した、精神的なケア
こちらの施設に決めて良かったと思う一番の理由は、姉の精神的な特性を深く理解してくださっている点です。姉は不安感が強く、「追いかけられている」といった感覚に悩まされることがありました。そのことを施設の所長さんにお伝えしたところ、病気への理解が深く、「あ、こういう状態なんですね」と的確に状況を把握してくださいました。
所長さんは看護師の資格をお持ちだそうで、専門的な知識があるからこその安心感があります。ただ預かるだけでなく、姉の心の状態をきちんと理解した上で、日々の声かけなど精神的なケアを丁寧に行ってくださっていると感じます。そのおかげか、最近は姉が不安を口にすることも減ってきたと聞いています。
全員の顔が見える、アットホームな規模感
以前、別の施設にお世話になったことがあるのですが、そこは大手だったこともあり、少しシステマティックで病院の延長線上のような雰囲気を感じました。それに比べてこちらは、それほど規模が大きくないため、とても家庭的な雰囲気です。所長さんが入居者さん全員の顔と名前、そして一人ひとりの状況をしっかりと把握されているのが、話していると伝わってきます。
人数が多すぎないからこそ、一人ひとりに目が行き届き、きめ細やかな対応ができるのだと思います。パンデミックの時期など、施設の方々も大変だったと思いますが、そうした中でも安心して任せられたのは、このアットホームな規模感と、スタッフの皆さんの手厚い対応があったからこそです。
本人のペースを尊重した、ほどよい距離感のサポート
この施設は、入居者の自主性を尊重してくれるところも良い点だと感じています。例えば、部屋に置く家具なども「持ってきたいものがあれば持ってきてもいいですよ」というスタンスで、実際に姉が使っていた箪笥を運び入れる際も、スタッフの方が家まで手伝いに来てくださいました。生活面でも、個室で静かに過ごす時間もあれば、皆さんと交流する時間もあり、人との関わり方を強制しない「近すぎず離れず」の距離感が保たれています。
また、足元がおぼつかない姉のために、施設内で安全に移動できるよう押し車を用意してくださるなど、自立を促しながらも必要なサポートはしっかり提供してくれる。こうした本人のペースを大切にしてくれる環境が、姉の安心につながっているのだと思います。










.jpg/)













