入居前はどのような状況でしたか?
義理の父は、脳梗塞を発症する直前までは一人暮らしをしていました。実は10年ほど前にも1回目の脳梗塞を患っており、入所の少し前くらいに2回目を起こしてしまったんです。それがきっかけで体に麻痺が残り、車椅子を使用する状態になりました。
2回目の脳梗塞を起こしたあとは一旦病院で治療を受け、状態がある程度落ち着いて退院することになった段階で、主人が長男ということもあって、一度は私たちの家に引き取って在宅介護をしていました。
しかし、私たちも仕事をしており、常時付きっきりで見てあげることが難しくなったため、別の老人ホームに入所することにしました。ただ、その施設に入っているときに、今度は脈が徐脈になってしまい、再び病院に入院することになってしまったんです。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
その後、病院から退院するとなった際、身体の状態の面から前の施設に戻るのが難しくなってしまいました。そこで、ケアマネジャーさんや入院先の病院と相談したところ、「近くに新しくできたばかりの施設がある。今ならお部屋の空きもあるから入れるのではないか」と「はなあかり」さんを紹介されたんです。その後、主人と見学へ行って施設の方にお話を聞き、入院中の父に話を伝えたところ、本人も前向きに考えてくれたので、こちらにお願いすることに決めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
施設の方たちとうまくやっていけるかなというのも多少はありながら、一番は介護面での不安です。どこに行っても同じだとは思うのですが、「きちんと対応していただけるのかな、大丈夫かな」という思いはどうしてもありました。こちらとしては「お願いします」とお預けする立場なので、実際どうなのか分からず、家族としてはそこが一番不安が強かったですね。