転倒リスクなど、個別の身体状況に合わせたケア
実は以前、義理の父が別の施設でベッドから転落し、骨折が原因で亡くなったという辛い経験がありました。そのため、右手足が麻痺している父の転倒リスクには、特に神経質になっていました。この施設では、その不安を伝えたところ、床にマットレスを敷いてくださったり、センサーマットを設置してくださったりと、手厚い対策を講じてくれました。
他の施設、特に特別養護老人ホームでは「そこまでの対応は難しい」と断られたこともあったので、一人ひとりの状況に合わせて柔軟に対応してくださる点は、大きな決め手となりました。
ストーマや感染症にも対応できる医療連携
父はストーマ(人工肛門)をつけており、その専門的なケアをお願いできるかどうかも重要なポイントでした。見学時に相談したところ、問題なく対応できると伺い、安心しました。また、実際に入居後、父がコロナウイルスに感染してしまった際には、施設の方が迅速に病院と連携し、すぐに入院できるよう手配してくださいました。急な体調変化や医療的な処置が必要になった時でも、しっかりと対応していただけるという信頼感は、家族にとって何よりの支えです。
スタッフの目が行き届く、家庭的な雰囲気
この施設は定員が40名ほどと、大規模すぎない点が魅力です。お話を伺うと、常に満員にするのではなく、30数名程度の入居者数に調整し、一人ひとりに目が届きやすい環境を保っているとのことでした。大人数の施設だと、どうしても流れ作業のようになってしまわないか心配でしたが、ここではスタッフの方がこまめに声をかけてくださり、アットホームな雰囲気の中で過ごせているように感じます。
入居者の声に応えてくれる柔軟な対応
父が「合唱を聞きたい」と施設のスタッフさんに漏らしたことがありました。それを聞いた施設の方が、私が合唱団に所属していることを覚えていてくださり、「ぜひ施設で歌っていただけませんか」と声をかけてくださったのです。おかげさまで、11月のレクリエーションと12月のクリスマス会で、父や他の入居者さんの前で歌を披露することができました。入居者一人の些細なつぶやきに耳を傾け、実現しようと動いてくださるその姿勢に、とても温かい気持ちになりました。



























