入居前はどのような状況でしたか?
私の祖父母は、施設に入る前は私の両親と一緒に暮らしていました。身体は自立していて、すごく手がかかるという状態ではありませんでしたが、二人とも高齢だったので、家族としては「もう先は見えているよね」という感じで、これから先のことを考えていました。
祖母は杖を使っていて、自分で一生懸命歩いてはいましたが、外出する時は誰かが手をつないで一緒に歩くような状態でした。年相応の物忘れのようなものは少し出ていましたが、徘徊したり、物盗られ妄想があったりといったことはなく、祖父がそばで面倒を見ているような形で、二人でいれば落ち着いていました。
祖父のほうは、以前に癌を患ったこともありましたが、頭はとてもしっかりしていましたね。二人とも要介護認定や要支援認定は受けておらず、本当に「元気な年寄り」という感じでした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設探しを考え始めたのは、祖父母がかかっていた病院への通院がきっかけです。自宅から遠い病院まで通うのが、だんだん不便になってきた、という話が家族の中で出るようになりました。
そんな折に、離れたエリアに住んでいる叔母から「こっちの方に出てきてほしいな」という提案があり、それなら、と具体的に施設を探してみることになりました。将来的に介護が必要になることも見据えて、最終的には看護師さんがいてくれるような施設を探そうという方針で進めました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学に行った際に、不安に感じたことは特にありませんでした。むしろ第一印象は「豪華だな」というものでしたね。施設ができたばかりで新しく、下には祖父母が好きそうな和菓子屋さんやスーパーも入っていました。
部屋からは花火大会も見えるような場所で、「ここはすごく良いね」と家族みんなで話したのを覚えています。交通の便も良く、利便性が高いという点も魅力でした。