極めつけは母が軽い脳梗塞で倒れた時の対応です。倒れているのに救急車も呼ばず、私に電話してきて
「救急車を呼びましょうか」なんて言ってきたんですよ。当たり前じゃないですか。何事かあってはいけないとか、報告書を書くのが面倒だとか、そんなことばかり考えて現場を知らない偉い人が数字だけ見ているような姿勢なのではないでしょうか。結局、病院に連れて行くのが数時間遅れたせいで、母には麻痺が残ってしまいました。
女房の母親を預けていた頃はもっと迅速に動いてくれたし、老衰で息を引き取った時も納得できましたが、今はもう救急対応からして間違っています。SOMPOの上級管理職の人間だって、自分たちが入りたいと思うような施設じゃないはずですよ。設備や場所自体は良いだけに、今の「介護より金儲け」という姿勢が何よりも残念ですし、かつては自分もここに入ろうと考えていた私ですら、今の惨状を見て最後には「私は絶対に入りたくない」と思うまでになってしまいました。
10年という長い期間お世話になりましたが、途中で経営母体がワタミからSOMPOケアに変わったことで、すべてが悪い方向に変わってしまったんです。以前のワタミの時代はスタッフも非常に丁寧で親切でしたし、食事もワタミだけあって本当に美味しかったんですよ。経営内容についても入居者にしっかり説明があったので実態がよく見えていたんですが、SOMPOになってからは結局のところ金融機関の金儲け主義というか、
とにかく利益第一という会社の方針が剥き出しになってしまったと感じています。
具体的には、どんどん人を減らしていくわ、食事の質は落ちるわ、細かい追加料金の徴収が酷くなるわで、目に余るものがありました。それに反対する専門性の高い職員や、現場をよく分かっていた優秀な所長さんまでもがクビ同然の転勤で追い出されてしまい、それ以降は施設内にあったクラブ活動やレクリエーションといった交流の場もだんだん無くなってしまったんです。現場には人使いの荒さが蔓延して従業員の定着率も悪くなり、スタッフ間は懐疑的で、入居者同士が話し合うことさえ避けさせようとするような、
ギスギスして懐疑的な雰囲気になってしまいました。
食事代の面でも、今は材料費と設備費に分けて徴収していて、母が病院に入院して施設にいない間も「材料費はカットされますが、設備費は固定です」と取られ続けるんです。以前なら入院中は月5〜6万円安くなったはずなのに、今は2万円も安くならない。これが実態ですよ。送られてくるパンフレットも現場の運営方法なんてそっちのけで、社内報みたいな社長談話ばかりで、家族からすると正直どうでもいいんです。
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