退去の大きな理由は、母の状態と施設の環境が合わなかったことです。周りにいらっしゃる方が90代などご高齢の方が多く、体力的にも認知症のレベル的にも母より進んでいる方が多かったので、お友達を作るような環境ではありませんでした。
それから、施設内でのアクティビティもオンラインのものを入居者と一緒にやる形式でしたが、母にとっては面白いものではなかったようで、全然参加せずに部屋にこもりきりになってしまったんです。一人では外に行けず、家族が連れ出すしか散歩にも行けない。そうなると、もう自宅にいるのと変わらない状態になっちゃうんですよね。
私たちは、少しでも刺激のある生活をしてもらって認知症の進行を食い止めたいという意図もあって施設に入れているので、母が退屈して毎日「帰りたい、帰りたい」と電話してくるのは、家族としてもすごいストレスで…。
このまま部屋に閉じこもっていては良くない、もっと活動的なことができる施設に移った方がいいんじゃないかと、ケアマネさんに相談しました。
さらには立地環境も、甲州街道沿いの大通りで車がバンバン走っているような場所でした。スーパーもコンビニも図書館もなく、家族が連れ出してどこかに行くにも行きづらい。お部屋に滞在しているだけの方なら関係ないかもしれませんが、まだ歩ける母にとっては、環境面でも正直あまり合わなかったというのが転居になった経緯です。
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