人見知りの父の心を開いてくれたスタッフの方々の温かい働きかけ
父はもともと人付き合いが苦手で、施設に入ってからも行事には一切参加せず、部屋にこもりがちでした。母が亡くなってからは、さらに元気をなくしてしまい、見ていてとても心配でした。
しかし、施設のスタッフの方々が本当に根気強く父を誘い続けてくださったんです。「〇〇さん、行きましょう」と声をかけ、時には少し強めに背中を押してくださったおかげで、最近では屋形船での食事会といった外出イベントにも参加するようになりました。1年という時間はかかりましたが、父が少しずつ心を開き、施設での生活に慣れてくれたのは、ひとえにスタッフの方々の温かい働きかけがあったからだと感じています。
家族の負担を軽くしてくれた、手厚い医療・介護サポート
父は尿カテーテルの管理が必要で、自宅での介護には限界を感じていました。その点、こちらの施設では看護師さんが常駐しているわけではありませんが、医療面でのサポートがしっかりしていて安心できました。月に2回、往診の先生が来てくださいますし、私たちが付き添えない時には、費用は別途かかりますが、皮膚科や眼科などへの通院もお願いすることができます。
また、お風呂が週に3回もあるのも、とてもありがたい点です。自宅ではなかなか難しい手厚いケアをしていただけることで、家族の心身の負担が大きく軽減されました。
父の生きる張り合いになった、多彩なレクリエーション
母を亡くし、生きる気力を失いかけていた父にとって、施設での多彩なレクリエーションは大きな支えになっているようです。最近参加した屋形船のイベントのほかにも、近所のレストランへ食事に出かけたり、公園へ散歩に行ったりと、外に出る機会が頻繁に設けられています。
施設の中でも、音楽会や体操、音楽療法など、様々なプログラムが用意されているようです。費用がかかるものもありますが、父が少しでも「楽しい」と感じる時間を持てるのなら、それは何物にも代えがたい価値があると思っています。こうしたイベントが、今の父の生きる張り合いの一つになっていると感じています。