逝去後まで続く、心強いサポート
義母が亡くなったのは、夜の6時過ぎでした。突然のことで動揺する私たちに、施設長さんは「知っている葬儀屋さんがなければ、こちらで手配しますよ」とすぐに声をかけてくださいました。そのおかげで、真夜中にも関わらず葬儀社の方がすぐに駆けつけてくださり、スムーズに事が進みました。
さらに驚いたのは、施設長さんがずっと付き添ってくださったことです。夜遅くまで私たちのそばにいて、温かい言葉をかけ続けてくださいました。ただ入居者を見送るだけでなく、残された家族の心まで支えようとしてくれるその姿勢に、本当に救われました。
家族の覚悟を受け止めてくれる安心感
ホスピス系の施設への入居を決めた時点で、私たち家族は義母の最期が近いことを覚悟していました。その気持ちを、施設の方々は深く理解してくださっていたように思います。入居時に施設長さんからかけていただいた「こちらでできることはやりますから」という言葉は、私たちの不安な心に響きました。
看護師長さんも、私たちの些細な相談にいつも耳を傾けてくださいました。複雑な想いを受け止め、お話しを聞いてくださる存在は、本当に心強かったです。
同業者も納得する、質の高いケア
私自身が介護福祉士という仕事柄、どうしてもプロの目で施設を見てしまう部分がありました。また、どんな施設であっても、フリーランスのヘルパーさんなどを活用して運営されている現状も知っていました。しかし、実際に提供されていたケアは、私の想像をはるかに超える素晴らしいものでした。
スタッフの皆さんは、一人ひとりが義母に真剣に向き合い、とても丁寧に接してくださいました。その姿からは、ただ業務をこなすのではなく、心から寄り添おうという気持ちが伝わってきました。「同業の目から見ても悪い感じはしなかった」というのが、私の率直な感想です。専門職の家族が見ても安心できる、質の高いケアがここにはありました。