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IoT美しい日本のだんらん
に89歳・女性・要介護2で入居していた方の退去理由インタビュー

取材日:2025/11/12
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

89歳・ 女性
要介護2
症状なし
歩行器
リウマチ・関節症、糖尿病・インスリン
自宅にいた(同居)
末期がんで、施設では対応できない医療ケアが必要になったこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2023/05 〜 2023/08
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入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

母はもともとリウマチはありましたが、それまでは私の家で一緒に暮らしていました。認知症はなく、歩行器を使えば自分で動ける状態でした。 そんな母が突然、糖尿病を発症して入院することになったのが、施設探しを考えるようになった直接のきっかけです。

施設探しを始めたきっかけは何ですか?

入院の結果、母は1日に3回のインスリン注射が欠かせない体になりました。3回注射するということは、3食きちんと食事を摂らなければならないということです。正直なところ、私は料理が得意ではなく、毎日3食、栄養バランスを考えた食事を用意し続けることに大きな不安を感じていました。 病院のソーシャルワーカーさんにも相談したところ、「ご自宅での介護は難しいでしょう。看護師さんがいて、3食の食事もきちんと管理してくれる施設に入ったほうが、お母様にとってもご家族にとっても安心ですよ」とアドバイスを受けました。インスリン注射は打ち忘れるわけにはいきませんし、万が一のことを考えると、専門家にお任せするのが最善だろうと考えるようになりました。

入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?

もちろん、すぐに決断できたわけではありません。母自身は「家に帰りたい」と望んでいましたから、その気持ちを思うと胸が痛みました。しかし、私自身も持病を抱えており、もし私が入院でもしたら、母は一人で生活することができません。母は高齢のため、インスリン注射の手順を新しく覚えることも困難でした。 将来的なリスクを考えたとき、母の安全を第一に優先すべきだと判断しました。まさに「泣いて馬謖を斬る」という心境でしたが、これが母にとって一番良い選択なのだと自分に言い聞かせ、施設探しを本格的に始めることにしたのです。

見学時、施設に対する不安はありましたか?

一番のハードルは「インスリン1日3回打ち」に対応できる施設が非常に少なかったことです。多くの施設は看護師が日勤のみ(9時〜17時)で、朝食時の注射に間に合いません。選択肢がグッと絞られる中で、24時間看護師常駐が必須条件でした。また、築30〜40年の老朽化した施設も見学しましたが、壁紙の剥がれやひび割れが目立ち、せっかくなら母を綺麗な環境に入れてあげたいという思いがありました。

入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

入居後の生活は、正直なところ、想像していたものとは少し違いました。母はインスリン注射が必要だったため、特に手厚い見守りが必要な方が集まるフロアに入ることになりました。そこには認知症の方も多くいらっしゃり、他の入居者さんが間違えて母の部屋に入ってきてしまうということがあったそうです。 その対策として、施設側はフロアの全室に自動で鍵がかかるシステムを導入しました。安全のためとはいえ、部屋は内側からしか開けられず、フロア間の移動も制限され、まるで刑務所のようだ、と感じてしまいました。パジャマのまま1日過ごすことも許されず私服への着替えを徹底されるなど、規則正しい反面、窮屈さを感じていたようです。食事も食堂ではなく各々の居室で摂るスタイルで、他の入居者の方と交流する機会はほとんどありませんでした。 また、レクリエーションや運動器具などもなく、日中は部屋でテレビを見て過ごすだけ。体を動かす機会がないため、筋力が衰えてしまうのではないかという心配は常にありました。
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退去した理由

退去の直接のきっかけは、母に肺がんが見つかったことです。残念ながら手術ができる状態ではなく、治療目的ではなく、痛みを和らげるための緩和ケアに移行することになりました。 病院の緩和病棟では、医療用麻薬を使った痛みのコントロールや、酸素吸入、栄養の点滴などが必要になります。施設の担当者の方に相談したところ、やはり施設ではそうした専門的な医療行為は行えないとのことでした。施設にいるのは看護師さんだけで、常駐の医師がいるわけではありませんし、医療用麻薬の管理などは到底不可能です。施設側からも「うちでは対応できません」というお話でした。 病院に入院しながら施設の部屋を維持し、両方の費用を払い続けることは経済的にも厳しく、母の今後のケアを考え、施設を退去して病院での療養に専念することを決めました。

IoT美しい日本のだんらんを選んだ理由

1日3回のインスリン注射に対応できる24時間看護体制

この施設を選んだ最大の理由は、看護師さんが24時間常駐しており、1日3回のインスリン注射に対応していただけたことです。 施設を探し始めると、看護師さんが日中しかいない施設がほとんどで、朝晩の注射に対応できるところは本当に限られていました。その点、ここでは朝昼晩と確実に対応していただけたので、医療面での安心感は非常に大きかったです。この条件がなければ、そもそも入居という選択肢はありませんでした。

築年数が浅く、清潔感のある建物

見学の際に比較したもう一つの施設は、築年数がかなり経っており、建物の老朽化が気になりました。その点、こちらの施設はまだ新しく、建物全体がとても綺麗で清潔感があったのが印象的でした。母が毎日を過ごす場所ですから、やはり少しでも快適な環境を、という思いがありました。ホテルライクとまでは言いませんが、綺麗な内装は良かった点の一つです。

面会に行きやすい、交通の便の良さ

施設選びでは、私たちが面会に行きやすいかどうかも重要なポイントでした。こまめに顔を出したいと思っていましたので、自宅からのアクセスが良いことは必須条件でした。この施設は交通の便が良い場所にあり、思い立った時にすぐに行ける距離だったのも、決めての一つになりました。

もしもの時も安心。家族の精神的な負担軽減

私自身も持病を抱えているため、「もし自分が入院したら、母はどうなるんだろう」という不安が常にありました。自宅で介護を続ける限り、その不安は消えなかったと思います。施設に入ってもらったことで、24時間誰かが見守ってくれているという安心感が得られました。母にとっては窮屈な面もあったかもしれませんが、家族としては精神的な負担が大きく軽くなりました。結果的に、この選択をして良かったと思っています。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったことはありましたか?

入居前は、もう少し他の入居者の方との交流があるものだと思っていました。しかし実際には、フロアが完全に分断されており、友人を作るような機会は全くありませんでした。安全管理が最優先されるのは理解できますが、ここまで厳しく行動が制限されるとは想定していませんでした。 また、面会に行く際も、感染症対策で施設指定の服に着替えさせられ、エレベーターもスタッフの方にロックを解除してもらわなければ乗れないなど、何から何まで管理されているという印象が強かったです。

施設への改善点はありますか?

施設に対して何か改善を望むとすれば、やはり医療体制の強化でしょうか。もちろん、すべての医療行為に対応するのは難しいと理解していますが、今回のように入居者の状態が変化した際に、もう少し柔軟な対応や選択肢があればと感じました。 また、生活の質という面では、もう少し工夫があっても良かったかもしれません。安全管理は非常に重要ですが、入居者がただ部屋にいるだけでなく、体を動かしたり、誰かと話したりする楽しみを見つけられるような機会が少しでもあれば、日々の生活も違ったものになったのではないかと思います。フロアが分かれていても、何らかの形で交流が生まれるような働きかけがあれば、孤独感も和らいだかもしれません。
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お母様への深い愛情と、ご自身の状況を冷静に見つめながら最善の選択をしようとされたご様子が、お話の端々から伝わってきました。施設での生活の厳しい現実と、それでもなお「家族の安心のためには必要な選択だった」と語る言葉には、介護と向き合うことの重みと複雑さが滲み出ていたように思います。「楽園のような施設はない」という言葉は、これから施設を探す方々にとって、理想と現実のバランスを考える上で多くの気づきをくれるアドバイスだと思いました。貴重なお話をありがとうございました。
取材日:2025/11/12
執筆者:岸川京子

入居した施設について

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株式会社 サンハート介護付き有料老人ホーム
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こちらは 東京都江戸川区 の地域密着型の施設です。
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「IoT美しい日本のだんらん」は江戸川区江戸川に位置する介護付き有料老人ホームです。当ホームで暮らしているのは、要支援・要介護の認定を受けたご高齢の方々。必要な介護サービスを利用しながら、思い思いに生活を営んでいます。ご入居のみなさまがお住まいになる居室は、プライバシーに配慮した全室完全個室。各居室には、トイレ、洗面台、収納、エアコンを備え付けてあるほか、浴室を完備しているお部屋もございます。また、お部屋での介護・看護に対応しているので、在宅での医療処置を必要とする方もご入居いただけます。人工透析や在宅酸素など、処置の内容についてはお気軽にお問い合わせください。

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