入居前はどのような状況でしたか?
叔父は元々、奥さんと2人で暮らしていました。体自体は元気だったのですが、もう全部が全部奥さんにやってもらっているような、いわゆる「亭主関白」な人だったんです。自分で何かをするということはちょっと難しい、そういう時代の人間でした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設を探すことになったきっかけは、叔母が病気で入院してしまったことです。
叔父をそのまま自宅に1人にしておくわけにはいかない、1人では暮らせへんな、ということになり、施設への入居を検討することになりました。私自身が介護施設で働いていることもあり、他の施設と比較して検討するということは特にせず、「ここだったら」ということで福助への入居を決めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
私自身としては、もう「入れるしかない、行くしかないでしょ」という感じで、申し訳ないけれど強制に近いような形でのスタートでした。
ただ、叔父本人にはものすごい葛藤や抵抗があったと思います。自分はいつまでも元気だと思っている人なので、「介護されたくない」「行きたくない」と言って、最初はめっちゃ嫌がっていました。